3年 南足柄市交流試合大会(2007.9.23)

曇 練習時間:7時集合、9:00〜、13:20〜(曇)
練習場所:南足柄体育センタ
参加人数:3年生11名+2年生2名+女子応援1名+コーチ4名

前日の3戦2勝1分で勝ち点7の暫定首位からスタート。
2戦し辛勝ながら2勝。Aグループで首位になり、12/24の決勝トーナメントに進出。


(1)ウォームアップ
@ジョギング
Aボールタッチ
Bショートパス&ドリブル

(2)シュート練習

<休憩>

(3)第1試合vsファイアジャガース=2:1(11人制、20分ハーフ)
得点:基、大祐

先発メンバ
FW:一樹
MF:勇人[陸]、乃輔、尚豊A
MF:大祐、祐太、楽斗
DF:遼、基、怜汰A
GK:智也
サブ:熙、綾、

このAグループで1・2位になれば決勝トーナメントに進出できる。
しかし、相手のファイアジャガースは前日に2戦2勝の強敵。
簡単に勝てる相手ではない。

1分、基が右サイドでドリブルで突破。
ペナルティエリアに入って相手DFを振り切ってシュート。ファーポストのゴール左下に決まった。

先制点を取れたが、乃輔や楽斗のドリブルを止められ反撃されることが多い。

4分、相手中盤から相手選手にボールが渡りタッチライン際を突破され、ペナルティエリアに迫られる。
逆サイドにフリーな相手がいたが、遼たちが戻って対応している。
シュートを打たせないで欲しいと思ったが、打たれてしまう。ゴール左下に決まって同点。

お互いのゴール前での攻防で見ごたえのある展開が続く。

コーナーキックを何度か得たがニアポストばかりで防がれてしまった。
「リセット」と声をかけてゴールに近付き過ぎないようになっているのに・・・)

前半は1:1。

接戦なのでメンバを代えずに後半へ。
大祐がハーフタイムに観戦に来ていた兄の祐樹から、
「ドリブルを強引に体を張ってするようにアドバイスされた。」
と言っていた。

中盤右サイドの攻防から中央の一樹にボールが渡る。
一樹は相手DFが寄ってくる間際に左側の大祐にショートパス。
大祐は兄のアドバイス通りに強引に相手ゴールに突進し相手DFを振り切ってトーキックでシュート。
ゴール右下に決まって再びリードを奪う。

その後は基と祐太の活動量とボールコントロール、尚豊Aと遼の寄せ、陸のセイフティな守備を中心に守る。
乃輔・陸の足元のドリブル、楽斗のトリッキーなドリブル、大祐の体を使った強引なドリブルを中心に攻める。

残り5分くらいから左MFにした大祐が最終ラインに戻り始める。
(引き下がり過ぎると「攻めてくれ」と言うようなものなんだけど・・・)
本当は前線で守備をしっかりして欲しいが、基と祐太が少し前でプレーしてくれた。
しっかり守って2:1のままタイムアップ。

グループ1位突破が見えてきた。


<休憩&昼食>

(4)第2試合vs富水SC=1:0(11人制、20分ハーフ)
得点:基

前半先発メンバ
FW:一樹
MF:大祐、基、祐太、綾
MF:遼
DF:智也、陸、乃輔、勇人
GK:熙
サブ:楽斗、怜汰A、尚豊A

この試合に勝つか引き分ければAグループで1位になる。
しかし、前日の試合では10人しかいないがよく動きしぶとい試合運びをしていた。
ただ、後半の残り5分くらいで疲れが出て惜敗していた。

前半のポジションは攻撃的MFになることが多い乃輔と陸をCBにした。
ドリブルの方法や前方へのフィード、守備の局面の位置取りや相手のマークなどを経験してほしかった。
また最近は守備的MFをやってもらっている基と祐太を攻撃的MFにした。

立ち上がりは一進一退の攻防。
ただボールの競り合いでの接触でファウルを取られることが多い。
たしかに激しい当たりや、体の入れ替わりなどで接触するがファウルになるほどではないと思うが、
レフェリーの判断なので仕方がない。子供たちの集中が切れないように(気持ちの)切り替えをうながす。

やはり攻撃の好きな乃輔と陸はDFラインを全く考えずに前に出て戻らない。
サイドBKにした智也と勇人がラインをキープしてくれているがカウンターが怖い。
乃輔と陸にたびたび声をかけてポジションに戻るようにうながす。
(いつもDFをやってくれているチームメイトの気持ちを少しは分かってほしいのですが・・・)

乃輔と陸も攻撃に参加するので相手陣内にやや押し込むようになる。
相手の縦への攻撃に対しては智也と勇人がディレイしてくれ他のメンバが追いついて対応する。

何度かコーナーキックのチャンスを得るが、ニアポストにボールを飛ばす(ニアポストにしか飛ばない?)
ゴールから少し離れた位置とかショートコーナーや味方に戻してからのクロスなど工夫が欲しい。

相手ゴールに迫るようになるがなかなか決定機をものにできない。
9分、右サイドからのクロスのこぼれ球をペナルティアーク外で競り合う。
左MFにした大祐がボールを奪い強引にドリブルでペナルティエリアに突っ込む。
相手DFに足を引っ掛けられて倒れる。
ペナルティキックと思ったが、ペナルティエリアラインのすぐ外でのフリーキック。
ゴール正面やや左。
素早く基がボールをプレースし、相手DF陣が整う前に素早くキック。
右足で打たれたキックはやや左にカーブしながら鋭くゴール右下角に決まり、先制点。

その後も何度もチャンスはあったが、ゴール前での詰めが甘かったり、シュートが枠をはずれる。

前半は1:0で折り返す。

思いのほか接戦になったのでポジションを変更。
基と祐太を少し下げて陸を前に出す。
乃輔には守備だけではなく、後方から攻める起点になることができるか経験して欲しい。
後半先発メンバ
FW:怜汰A
MF:陸、一樹、大祐、楽斗
MF:基、祐太
DF:智也、乃輔、尚豊A
GK:熙
サブ:綾、遼、勇人

後半も押し気味に相手陣内での展開が多かった。
何度もチャンスはあったが、ゴール前での詰めが甘かったり、シュートが枠をはずれる。
密集の狭いところでの展開にすぐなってしまう。
もう少し余裕のあるときにスペースへの展開や味方へのパスをできるともっと楽にできるのだが・・・
残り5分過ぎてから自陣ゴール前に迫られることが増え、何度かピンチになるが体を張ってしのいだ。

結局、1:0で辛勝。
無事に5戦4勝1分の勝ち点13で首位になることができた。
12/24の決勝トーナメントに進出することになった。

試合前に子供同士の仲違いが続きました。
 この学年は、自己主張の強い子供たちと我慢強い子供たちのグループに分かれます。
 ケンカの原因は直接見ていないので判断ができません。
 従って、どちらが悪い、どちらに謝らせると断言できません。
 お互いの言い分があるので、コーチとしては子供たちの話を聞いてあげることしかできませんでした。
 (会社の部下の泣き言や不平不満や愚痴を聞いてあげるのに何となく似ているとかんじます・・・)
 いじけてしまって「試合に出ない」といずれの子供も言いはじめます。
 最終的に試合開始に間に合わなければ仕方ありません。
 しかし、試合に出てしまえば対戦相手と戦うためにチームメイトとして助け合う局面になります。
 実際に試合になってからは、試合前の仲違いがなかったかのようになってくれました。
 仲が良いことが望ましいですが、お互いにぶつかり合って成長すると期待します。
 ただし、「大ケガの防止」と「いじめの防止」には心掛けたいと思います。

12月に向けてのテーマ
@味方を信じる(一人で突破できなければ味方を信じてパス)
A周りを見る(ボールだけでなく、ゴールと味方と相手と見るものはたくさんある)
B「次」を考える(次の展開を考えて位置を取りプレーする)
C攻撃では味方の3m以内に近付かない(ボールばかり見てボールに近寄り過ぎない)
D1対1に負けない(攻撃でも守備でも「気持ち」で負けないこと)

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