試合時間:9時集合、9:40〜15:00(晴のち曇)
試合会場:金田小
参加人数:3年生11名+2年生4名+コーチ4名+代表・監督+父母兄弟多数
(1)ウォームアップ
@ジョギング
Aステップワーク
Bボールを使ってストレッチ
Cボールタッチ
Dドリブル&パス
Eシュート練習
*試合前に課題を話す。
@コーナーキックはゴール近くに集まり過ぎないこと。
A中盤底の基と祐太は、一方が上がったら他方が残るようバランスを考えること。
Bスローインはライン際の縦方向のスペースを狙うこと。
Cゴールキックでは中央(ペナルティアーク付近)に1人が残ること。
Dドリブルでゴールに向かうのはよいが、シュートやパスを狙うドリブルにすること。
Eパスを狙えるように声を掛け合うこと。
<休憩>
(2)第1試合vs金目=○1:0(0:0)(11人制、15分ハーフ)
FW:怜太A(匠実A[開人A])、一樹
MF:陸、乃輔、智也(楽斗)
MF:祐太、基
DF:大樹、大祐、勇人(遼)
GK:尚豊A
サブ:遼、楽斗、匠実A、開人A
得点:一樹
朝の最初の試合はエンジンがかからない。
立ち上がりから押し気味に主導権を握るが得点機にならない。
攻撃を焦ってトップに人数が多く集まってしまい、中盤でのフォローやこぼれ球からの攻撃ができない。
また、トップの一樹たちはオフサイドの反則を繰り返す。
ドリブルで突破をはかる乃輔がファウルでもないのに簡単に倒れこんでしまうことが多い。
中盤底の祐太は走力があり活動量も多いが、焦って2列目を追い越して1列目に入ってしまう。
前半は、0:0で折り返す。
後半も押し気味になるが、なかなか決定機をものにできない。
3大会ぶりの優勝を狙うには勝ち点3を確保したいが・・・
11分頃、左サイドでボールを受けた左MF陸が中央に寄って来た右MF楽斗にパス。
楽斗は右足アウトサイドでダイレクトでボールを浮かして相手DFの裏にボールを落とす。
一樹が飛び出して相手GKと1対1。
一樹のシュートは、前に出るのを戸惑ったGKの横をすり抜けるようにしてゴールイン。
ようやく先制点を奪うことができた。
その後、自陣中盤左でボールを奪った祐太がライン際をドリブルで次々と相手選手をかわす。
何人もかわして相手GKと1対1。GKもかわしてゴールにボールを転がし追加点。
と思ったら、祐太のシュートにオフサイドポジションにいた一樹がボールに触れてしまう。
得点したと喜んでいた子ども達だが、しっかりオフサイドの反則を取られてしまった。
追加点を奪えなかったが、大きなピンチもなくタイムアップ。
何とか勝ち点3を確保できた。
*試合後、以下をアドバイス。
一樹に、図を書いてオフサイドの位置と反則を説明し、位置を考えるように。
乃輔に、次に展開できないので簡単に倒れないように。うまい選手は倒れない。
祐太に、前線に上がってもよいが、すぐに戻るように。
<軽食&休憩>
(3)第2試合vs勝原=○3:1(0:0)(11人制、15分ハーフ)
FW:一樹
MF:陸、乃輔、大祐、楽斗
MF:祐太、基
DF:尚豊A(大樹)、遼、勇人(怜太A)
GK:智也
サブ:怜太A、大樹、匠実A、開人A
得点:一樹、大祐、楽斗
相手の勝原の子ども達はドリブルと体の使い方が半年前に比べてとてもうまくなっている。
試合前に、足先でボールを取りに行かず、体でブロックし、抜かれても粘るようにアドバイス。
特に、DFは自陣ゴールエリア内でも必ずドリブルするので、追いかけて狙うこと。
前半は、相手のドリブルが効いているが、何とか粘り強く食い下がる。
一進一退の硬直した展開が続く。
何度かチャンスはあったが得点できず、前半は0:0。
ハーフタイムに相手のドリブルにあわてずによく粘っている。
繰り返して相手DFのドリブルを狙うようにアドバイス。
とにかく1点取ろう!
後半立ち上がり、左サイドをドリブルで突破した乃輔がゴールライン際までボールを運ぶ。
ゴールライン際から左足で鋭く低くゴール前にクロスを送る。
ゴール前に走りこんでいた一樹がフリーで腿か脛にボールをあててシュートを決めて先制!
ゴール前で詰めるのがうまい一樹らしいシュートだった。
3分、右コーナーキックを基がゴール前にボールを飛ばす。
乃輔が戻り気味にヘディングするがゴール側と反対に飛ぶ。
こぼれ球をゴール正面で大祐が豪快にボレーシュートを決めて追加点。
相手のドリブルが精度とスピードを欠くようになり、中盤での攻防が増える。
5分過ぎ頃、相手がDFラインをドリブル突破。
GK智也と1対1位になるが、智也が鋭く飛び出して防いでくれた。
県選手権予選では飛び上がって失点したが、低く構えてコースを消しながら飛び出すことができた。
11分、中盤右サイドを楽斗がドリブル突破。
ゴールエリアに迫り、相手選手と競りながらシュート。
楽斗のシュートはニアポストをかすめてゴール左に決まって、3点目。
今日の楽斗は、ライン際で相手選手の裏にボールを出して走り勝つ得意パターンができていた。
13分、中盤左のスローインからスルーパスを通され、相手選手がGK智也と1対1。
これもGK智也がうまく飛び出して一度は大きく左にボールを出させたが、シュートを決められ初失点。
GK智也にとっては仕方のない失点だ。
後半で3:1となり、快勝し2勝目。
粘り強く相手のドリブルを押さえてくれた。
<軽食&休憩>
(4)第3試合vs山下=○5:0(2:0)(11人制、15分ハーフ)
FW:開人A(一樹)
MF:匠実A(怜太A[陸])、祐太、基、楽斗(勇人)
MF:乃輔、大祐
DF:陸[怜太A(大樹)]、遼、智也
GK:尚豊A
サブ:一樹、大樹、勇人、怜太A
得点:大祐、陸、基×3
3試合目は、2試合目に出場できなかった2年生を先発。
いつも中盤の底で頑張る基と祐太をトップ下に上げる。
大祐と乃輔を中盤底にし、左MFだった陸を左DFに下げる。
陸には攻撃に上がってもよいが戻るように話したのだが・・・
立ち上がりから相手陣内でプレー。
1分、相手陣左サイドで陸がゴールライン際にスローイン。
乃輔がボールをコントロールし、ゴールライン際からゴロでボールを戻す。
大祐がフリーで強烈にシュートを決めて先制。
その後も攻め続けるが、2年生の加わった攻撃で相手の守備で防がれる。
また攻撃が少し雑になって、狭いエリアで人数が多く集まるので得点を奪えない。
DFにした陸が相手ゴール近くに上がり放しになる。
陸や智也には押し上げとサイドからのクロスなどを期待したのだが・・・
10分過ぎから、相手ゴールキックをカットし続ける。
中盤の底の大祐・乃輔や左DF陸が相手ペナルティエリア近くに残ったままになることが増えた。
声をかけて位置を直させるのだが・・・
12分、相手ゴールキックを左DF陸がペナルティエリア近くでカット。
シュートがこぼれるが、ゴール前につながったボールを陸が押し込んでようやく追加点。
しかし、ポジションを考えないので陸を怜太Aに交代。
前半を2:0で折り返す。
後半は、2年生の開人Aと匠実Aを3年生に交代。
後半も相手陣内でプレーが続く。
立ち上がり、右サイドをドリブル突破しGKと1対1になるが、シュートがニアポストで防がれる。
基にシュートはファーポスト側のほうが入りやすいとアドバイス。
4分、相手ゴールキックをカットした基がGKと1対1で、今度はファーポスト左にシュートを決める。
5分、中盤でのこぼれ球を奪った基がドリブル突破。相手DFを振り切りGKと1対1。
今度もファーポスト側に流し込んで追加点し、4:0。
左MFにした怜太Aが相手ゴールキックをカットしようとし相手選手と競り合い倒される。
痛かったのか、悔しかったのか、泣いて倒れたままなので陸と交代。
終了間際の14分、基が中盤でボールを奪ってドリブル突破。相手DFを振り切りGKと1対1。
またまたファーポスト側に流し込んで自身3点目のハットトリックを達成。
チームも5:0で完勝。
*2試合目になる2年生も1試合目よりボールに触れ、頑張っていました。
しかし、まだスピードと体格に劣るので得点するまでにならなかった。
<休憩>
(5)第4試合vs金田=○4:0(2:0)(11人制、15分ハーフ)
FW:一樹
MF:陸、乃輔、大祐、楽斗
MF:祐太、基
DF:大樹、遼、勇人
GK:智也
サブ:怜太A、尚豊A、匠実A、開人A
得点:一樹×2、乃輔、大祐
2大会連続して対戦相手の金田に0:1で敗れ、優勝されている。
試合前に「引き分けでも優勝できるが、この試合は勝ちに行こう!」と激励。
2分、相手陣に入って右サイドの楽斗のスローインから。
朝の打合せでスローインの原則どおりに縦のスペースに投げたボールに基が走り込む。
基はボールをコントロールして乃輔にショートパス。
スピードに乗った乃輔はドリブルでゴールライン際に切り込み、ゴール前に低くクロスを送る。
ゴール前にうまく詰めていた一樹がフリーで右足で決めて幸先よく先制。
その後は一進一退の攻防。
8分頃、中盤右サイドから攻め込まれ、ゴール前で何度か跳ね返す。
こぼれ球を相手にシュート気味に打たれる。
シュートコース上にいたCB遼の体の正面やや左にあたって跳ね返る。
しかし、主審のホイッスルがなり、ペナルティマークを指す。
たしかに腕に当たっているかもしれないが、体の正面に肘を曲げた腕にあたっているのハンドの反則は厳しい。
GK智也がゴール中央でペナルティキックに向かい合う。
相手のキックがゴールバーを直撃し上に跳ね上がるが、何とか競り勝ってクリア。
難を逃れることができた。1:0と1:1では大違い。
前半は、1:0でリードを保つ。
応援に来てくれた4名の2年生に申し訳ないが、今年度最後の大会なので3年生だけで戦いたい。
メンバを代えずに後半に。
1分、中盤右サイドでボールを奪い中央の一樹にパスをつなぐ。
一樹は落ち着いて左のスペースに走り込む乃輔に柔らかくショートパス。
乃輔がダイレクトでシュートし、ゴール左下に鋭く決まって追加点。
この追加点は大きい。2点取られても同点で優勝できる。
その後は一進一退の激しい攻防。
双方のゴール前を行き来する。
基・祐太を中心に前に出て相手ボールに粘り強く守り、ディフェンスライン中央で遼が早めのクリア。
攻撃では、右の楽斗、左の陸、中央で一樹・乃輔・大祐が良い形を作る。
基と祐太がこぼれ球を拾う。
10分頃、相手GKのパントキックを中盤で競り合った時に双方が激しく倒れる。
こぼれ球をさらに双方の2名が競り合い倒れる。
最初に倒れた相手選手が肩を強く打ったようで交代。(試合が終わって救急車で搬送された)
残り時間も少なくなり相手選手の活動量が落ち始める。
13分頃、中盤やや右でボールを奪った大祐が相手DFラインの裏にスルーパス。
第1試合でオフサイドの位置にいることが多かった一樹がアドバイスを守り、良い位置から飛び出す。
相手GKと1対1になり、少し早めにコースを狙ってボールを転がすようにシュート。
ゴール右下角に転がり込んで3点目。これで決定的。
14分、中盤でボールを受けた大祐が相手DF2人の間をドリブルで中央突破してゴールに。
相手DFを振り切ってシュートを低くゴール右下に決めて4点目。
しばらくしてタイムアップ。
思わぬ大勝で4戦4勝で完全優勝を遂げることができた。
2年生4名には申し訳なかったが、途中交代することが多かった勇人や大樹も3年生最後の大会で
1試合フル出場させてあげることができた。
*秋からサイド展開からクロス&シュートの練習を繰り返してきた。
乃輔のクロスの精度とともに、ゴール前で落ち着いてゴールに入れる成果が一樹に出た大会だった。
また、シュートにつなげるパスが以前より増え、パスの精度も良い試合だった。
ただし、出し手と受け手の意志(思い)をつなげるパスはまだまだで、今後の課題。
<休憩>
(6)表彰式
優勝カップと楯をいただきました。
チーム別優秀選手に4得点と活躍した一樹を選びメダルをもらいました。
またコーチからCBで3試合頑張った遼にメダルをあげました。
GKでファインプレーの智也、MFで豊富な活動量で走り回った祐太など他の子ども達も頑張りました。
また、表彰式後に記念撮影をしてもらいました。
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