書 名:ゴールをめざせ!
攻撃サッカー
点をとるための戦術と練習メニュー
著 者:FC東京
発行所:池田書店
定 価:1300円+税(2001.6時点)
| 短評 | 目次 | 内容紹介 |
短評
- 強化指導指針1996年版、サッカー指導教本で示されたゴールデンエイジから中高生までの年代の育成・指導を、特にクリエイティブなプレーヤーを育てることに関して、具体的に攻撃戦術、練習メニューを纏めてくれています。
- FC東京の試合の局面から「点の取るための戦術」のエッセンスをまとめ、エッセンスに対応する練習メニューを紹介・解説しており、とてもわかりやすい。
- M−T−Mのプロセスを重視し、ウォームアップから一貫した狙いを持って練習メニューを組む必要がありますが、ウォームアップ(Wアップ)・導入・発展・ゲーム・ドリルと5段階に分けてくれ、スペース・人数・ボール数・時間・回数の目安も示してくれており、練習メニューを組む上で助かります。
- 横浜マリノスからも市販本が出ていますが、クリエイティブなプレーヤーの育成についてより発展させて解説してくれていると感じます。
目次
| はじめに | |||
| 本書の特長と使い方 | |||
| STAGE1 楽しいサッカーのために 〜ジュニアからユース年代の指導方法〜 | |||
| ─ | 1 楽しいサッカーを目指そう | ||
| 2 クリエイティブなプレーヤーとは | |||
| 3 判断のベースは「視野の確保」 | |||
| 4 判断をうながす「場の設定」が大事 | |||
| 5 「ストライカー」を育てる | |||
| 6 本質を理解した指導を | |||
| 7 「目的」からスタートする | |||
| 8 ゲームからスタートする | |||
| 9 適切な時期に適切な刺激を | |||
| 10 「怒る」指導から「考えさせる」指導へ | |||
| 11 子どもの人権を守る | |||
| 12 平等か不平等か | |||
| 13 「個」を伸ばす指導 | |||
| 14 子どもの生活を大事にする | |||
| 15 人間としての成長 | |||
| 16 セルフコントロール | |||
| 17 フェアプレーの指導 | |||
| STAGE2 点を取るための戦術 | |||
| ●攻撃プレーのエッセンス | |||
| ●コミュニケーション | |||
| ●ダイレクトプレー | |||
| ●オフ・ザ・ボールの動き | |||
| ●ファーストタッチの質 | |||
| ●オーバーラップ | |||
| ●壁パス | |||
| ●ラン・ウィズ・ザ・ボール | |||
| ●有効なサイドチェンジ | |||
| ●ポストプレー | |||
| ●クロスの精度 | |||
| ●シュートの正確性 | |||
| ●セットプレー | |||
| STAGE3 攻撃戦術の練習メニュー | |||
| ─ | トレーニングのオーガニゼーション | ||
| コミュニケーション | |||
| ─ | 2人1組でコミュニケーションをとる | Wアップ | |
| チェックの動きを入れてコミュニケーションをとる | 導入 | ||
| ハンドパス | 導入 | ||
| パス&コントロール | 導入 | ||
| 3対1のボールまわし | 導入 | ||
| スモールゲーム | ゲーム | ||
| スペースを使う | 発展 | ||
| チェックの動きからスペースをつくり、使う | 発展 | ||
| ダイレクトプレー | |||
| ─ | スクエア・パス(ダイレクトプレーの準備) | 導入 | |
| スクエア・パス(くさびのパス) | 導入 | ||
| 3対3+2サーバー(GK) | 発展 | ||
| 6対6+2GK | ゲーム | ||
| オフ・ザ・ボールの動き | |||
| ─ | 手つなぎ鬼ごっこ―セーフティ | Wアップ | |
| ドリブル&パス―セーフティ | Wアップ | ||
| ステップワーク | 導入 | ||
| 2対2 | 発展 | ||
| ゴール前の動き | 導入 | ||
| 3対3+1 | ゲーム | ||
| ファーストタッチの質 | |||
| ─ | ハンドパスゲーム | Wアップ | |
| パス&コントロール | Wアップ | ||
| 1対1 | 導入 | ||
| 1対1からの突破 | 発展 | ||
| オーバーラップ・クロスオーバー・スイッチ | |||
| ─ | 2対1 | 導入 | |
| 6対6+2GK | ゲーム | ||
| 壁パス | |||
| ─ | 四辺形 | 導入 | |
| アプローチ | 発展 | ||
| X字 | ドリル | ||
| ドリブル&ターン&壁パス | ドリル | ||
| 小さい壁パス、大きい壁パス | ドリル | ||
| 180度ターン | ドリル | ||
| ドリブル&フェイント | ドリル | ||
| フェイント&ターン スクリーン&ターン | |||
| ─ | ターン&パス | ドリル | |
| ターン&ターン(コーンタッチゲーム) | 導入 | ||
| ボール落とし@ | 導入 | ||
| ボール落としA | 導入 | ||
| 3対3のゲーム形式 | ゲーム | ||
| 有効なサイドチェンジ | |||
| ─ | 4ゴールゲーム | ゲーム | |
| 6ゴールゲーム | ゲーム | ||
| ポストプレー | |||
| ─ | ポートボールゲーム | 導入 | |
| 6対6+2GK | ゲーム | ||
| ゴール前の1対1から2対1 | 発展 | ||
| ゴール前の2対2から3対2 | 発展 | ||
| クロスの精度 | |||
| ─ | ドリル@ 止まったところからクロスをあげる | ドリル | |
| ドリルA ドリブルからクロスをあげる | ドリル | ||
| ドリルB DFをつけて行う | ドリル | ||
| 6対6+サーバー | ゲーム | ||
| GKトレーニングとして@ | ドリル | ||
| GKトレーニングとしてA | 発展 | ||
| シュートの精度 | |||
| ─ | 4ゴールゲーム | Wアップ | |
| ドリル@ | ドリル | ||
| ドリルA | ドリル | ||
| ドリルB | ドリル | ||
| 3対3 | 発展 | ||
| ドリルC | 発展 | ||
| ドリルD | 発展 | ||
| 4対4 | ゲーム | ||
| 1対1 | ゲーム | ||
| セットプレー | |||
| ─ | フリーキックゲーム | ゲーム | |
内容紹介
- STAGE1では、ジュニアからユース年代の指導方法を、強化指導指針1996年版、サッカー指導教本よりも読者にわかり易く解説してくれています。
特に『本質を理解した指導を』では「指導者が育たないと、プレーヤーも育たないことを理解してください。」と明言しています。
さらに、『「怒る」指導から「考えさせる」指導へ』では、「与えすぎず、怒らず、忍耐力をもって、プレーヤー自身に考えさせ、判断する力をつけていくことのできる指導者が、よい指導者なのです。」とも提言しています。
- STAGE2では、FC東京の試合でのプレーを評価し、ポイントを分析・明記し、点を取るための戦術を示しています。
- STAGE3では、トレーニングのオーガニゼーション、つまり「練習メニューの組み方」を解説し、具体的なメニューを示しています。コーチングポイント、コーチの立つ位置、応用方法など今までになくわかりやすい解説が付記されています。
*いよいよ少年サッカー指導の初心者に大助かりな参考書が出てきました。
JFAの指針、Jリーグの情報を、現場に反映できるような気がします。
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