投稿情報「テーマ:GK指導法」

2000.5.29更新

滋賀県大津の南郷SSS 鳥家さんの投稿情報です。
GK指導法の参考書が少ない状況ですが、貴重な資料を頂きました。
投稿情報の要点を抜粋して掲載させて頂きます。
原本は写真が多く分かりやすいのですが著作権・肖像権を考慮して写真の掲載は遠慮しました。

表紙(要旨) GK指導(教本より) GK指導法(ビデオより)

トップへ表紙(要旨)
「テーマ:GK指導法」
公認指導者研修会
日時:H12・2・27 AM 9:00〜
講義内容
1:GK指導
    サッカー指導教本より
2:GK指導法
    実践ビデオの解説

トップへGK指導(教本より)
1.現代サッカーの流れ
・コンパクトフィールド(最終ラインの押し上げ)
    〜LESS TIME・LESS SPACE〜
・ゴールキーパーを含めたビルドアップ
・一瞬の隙をつくサッカー(ダイレクト)

2.ゴールキーパーとは  11人の中の1人
『チームを構成する選手の一人である』
・『ゴールキーパー』は、ゴールキーパーというポジションの選手である前に、
 11人で構成されるサッカーチームの”一員”です。

3.日本のゴールキーパー指導の現状・役割
1.環境…・グランド・恐怖心を与えない為の用具等の配慮
2.放置…・ 特にトレーニングでGKが孤立していないか?
3.ゴールキーパーの指導の欠落…・フィールドプレーヤー指導への偏り
4.ゴールキーパーがフィールドプレーヤーの練習に参加していない
5.トレーニングの発展性…・選手のレベル・目的を考え指導して行く
GKのスタイル

4.トレーニングをどのように行っていくのか!
M−T−M(Match−Training−Match)の活用
1.シュートストップ (Shoot Stop) ゴールを奪わせない
2.ブレークアウェイ (Break Away) シュートを打たせない
3.クロス (Cross) シュートを打たせない
4.ゲーム (Game) ピンチを作らない

5.ゴールキーパー導入期について
1.基本姿勢 基本技術の習得に重点を置く
2.キャッチング
3.移動方法(ステッピング)
4.ポジショニング(位置と姿勢)
 そして徐々に  ↓
5.ローリングダウン 段階的指導
恐怖心を与えない!
6.ダイビング

6.ゴールキーパーにも、サッカーの楽しさを教えましょう
ではサッカーの楽しさは何でしょうか?
1.動く楽しさ (活動欲求を満たしてあげる)
        〜ゴールを守れる楽しさ=ゴールキーパー
2.出来る楽しさ (出来ない事が出来るようになる技術の習得)
3.わかる楽しさ (動き方がわかる戦術的能力)
4.かかわる楽しさ (仲間との関わり、コミュニケーション)

7.ゴールキーパーの経験のないコーチに対して
1.まず、サッカー選手のスキルを身につけさせる
2.フィールドプレーヤーに共通するゴールキーパーのプレーの原則を習慣化
3.選手全員にゴールキーパーを経験させましょう
         〜コーチも一緒にやってみよう!

8.ゴールキーパーを指導する時の留意点
あくまでも、良いゴールキーパー(サッカー選手)を育てる為の土台作り

サッカー選手としての基礎を身に付けさせることが
将来のゴールキーパーに成る為の土台作りとなるのです!

トップへGK指導法(ビデオより)
パス廻し1.ウォーミングアップ
�@視野を意識したパス廻し
�Aキャッチを意識したパス廻し
 →
 指導:常に視野を広く確保する

パスキャッチ2.オーバーハンドキャッチ(高い球)
�@基本姿勢に入ってからパス
 →
 指導:必ず基本姿勢に入ってからパスをさせる

3.アンダーハンドキャッチ(低い球)
�@手を伸ばしボールを向かえに行く(小指の先と小指の先を付ける感じ)
 →
 指導:必ず腕をのばす
�Aキャッチング時腕を引いて肘を曲げない
 →
 指導:肘を曲げさせない。ダイビングキャッチ時肘を痛める!

4.足を曲げてのカバーリング
�@グラウンダーのボールを膝を曲げて身体の前方でボールをとらえ、両手でボールを向かえに行く
�A足を曲げずにゴールに対して壁を作らないとトンネルしてしまう
 →
 指導:壁を必ず作らせる
�B膝は地面に付けない。前方に膝を曲げない。
 →
 指導:守備範囲(壁)が狭くなる。膝を痛める

5.ステップ
5.1 サイドステップ
�@両足で地面を擦るようにステップ
 指導:飛び上がってしまうと次の対応が遅れる
5.2 クロスステップ
�@上半身は正面に向ける
 指導:移動後は必ず基本姿勢で身体の正面でキャッチングさせる

6.ローリングダウン
ステップ1
 �@長座からのローリングダウン
ステップ2
 �A膝を付いてのローリングダウン
ステップ3
 �B基本姿勢からのローリングダウン
→
指導:
 ・ローリングしにくい時は倒れる方向の足を一歩斜め前へ出す
 ・置き上がる時手のひらを開けておき上がる
 ・手のひらを開けずに立つと手首等骨折する
 ・背中を付けさせない
 ・足・腰・脇の順番にローリングさす

7.ポジショニング
指導:適切なポジションからスタートさせる。
   繰り返し行う事で正確なポジションを覚えさす。




GK指導に関する資料は数少なく、コーチにも経験者は少ないのが実状です。
そのような状況でも公認指導者講習会が開かれ、資料を提供していただきました。

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