大山道ウオ—キング① 2026.1.14

田村通り大山道

折戸地蔵/役場跡碑/

神明大神/大山街道句碑

赤羽根六地蔵堂/道祖神

河童徳利ひろば/景観寺

松戸橋石碑

梶原氏一族郎党の墓

一之宮八幡大神

南泉寺


 

 「旧東海道五十三次」は昨年5月終了し、秋には「旧東海道五十八次①伏見-淀-枚方」を行った。「旧東海道五十八次②」も計画中であるが、本年の始まりは「大山道ウオーキング①」を報告する。

 「大山道」は神奈川県伊勢原市にある「大山阿夫利神社」へと向かう参詣ルートであるが、いろんな大山道と呼ばれる街道が20以上もある。今回は旧東海道をスタート地点とする大山道の中から「田村通り大山道」を紹介する。まず第1回目はJR東海道線「経堂」駅からJR相模線「寒川」駅までの8.2kmのウオーキングである。


 ① 「田村通り大山道」


 

 「経堂」駅で下車し、バスで2駅(2分)、「羽取一丁目」で下車し5分ほど歩いて「四ツ谷不動尊」。ここが「田村通り大山道」の入口である。旧東海道は左上写真の左側、祠の中には不動明王(右写真)、右手にある鳥居は大山神社の一の鳥居(左下写真)。不動明王の石碑には梵字が書かれ、左横には「これより大山みち」と書かれている。延宝4年(1676年)に建てられたものらしい。鳥居をくぐって大山道ウオーキングの始まりである。


 ② 折戸地蔵/富士


  鳥居を過ぎて先に進むと「折戸地蔵」が現れる(左写真)。この左手の細い道は「明治57号線」(この辺りでは「明治〇〇号線」という名前の細道が多い)で500mほど進むと県道44号線と合流する。途中、道の先に「富士山」が見える(右写真)。


 ③ 役場跡碑/鳥居

  44号線を30分ほど進んでゆくと「松林村役場跡」の石碑がある(左写真)。そんなに古い石碑ではない。その先へと進むと古い巨木と鳥居が現れる(右写真)。


 ④ 神明大神

 神社かな〜、と鳥居から先をみると「鐘楼」と巨木があるが、その先に階段がある(左写真)。階段の先の上に見えるのは「新湘南バイパス」。階段を登り、下の道の上、そしてバイパスの下を通って先に神社が見えた(右上写真)。階段からバイパスの先を眺めると遠くに「大山」が見えていた(右下写真)。神社の名前は「神明大神」、かなり大きな神社である。


 ⑤ 大山街道句碑/赤羽根六地蔵堂

 その先に進むと、鳥居があったり、墓石があったりして神社かお寺か解らない処に出た(左上写真)。その左手に見えるのが「大山街道句碑」である(右上写真)。石に刻まれた句は「春風やいそがぬ人の袖を吹く 杉崎鳥花」「密会のかなしみに泣く蛍かな 添田唖蝉坊」というもの。「鳥花」は先ほどの「神明社」の宮司さん、「唖蝉坊」は明治から大正の壮士演歌の第一人者だったらしい。句碑が出来たのは昭和38年らしい。その句碑の後ろにあるのが、かなり古いお地蔵さんや石碑(左下写真)。そして大山街道に面した処に「赤羽根六地蔵堂」がある(右下写真)。


 ⑥ 道祖神

 「六地蔵堂」から450mほど進むと「高田」の交差点、その手前に「赤羽根一図の道祖神」がある(左写真)。駐車所の後ろにあり、注意しないと見逃してしまう。この交差点を左折し事前にGoogleで探しておいたラーメン屋さんで昼食。大変に美味しかった(ネギラーメン¥900)。交差点に戻り、大山街道を進むと「円蔵村高田村境の道祖神」がある(右写真)。この道祖神もちょっと奥の駐車場の脇にあり見逃しやすい。


 ⑦ 河童徳利ひろば/景観寺

 そして大山街道は「松風台入口」の交差点で「新湘南バイパス」の下を通って20分ほど進み「小出川」。その川の手前に「河童徳利ひろば」がある(左写真)。遠くに富士山が見えている。「河童徳利」とは・・・、むかし五郎兵衛さんが河童を助け、そのお礼に徳利をもらった。この徳利は底を叩くといくらでもお酒が出るもので、五郎兵衛さんは酒を飲み続け、怠け者となってしまった。ある日大切にしていた馬がやせ細っていたことに気がつき、徳利を叩いて酒が出ないようして働き者に戻った・・・そんな民話が伝承しているらしい。

 そこから20分ほど大山街道を北上して「景観寺」(右写真)。今回のウオーキングの終点「寒川駅」まであと少し。寒川近辺の石碑などを巡ってみる。」


 ⑧ 松戸橋石碑/梶原氏一族郎党(七士)の墓

 「景観寺」から500mほど西へと進み、「梶原氏」の遺跡を巡る。途中「松戸橋」という石碑があり、かつては川が流れていたらしい(左写真)。その隣に解説石碑があり「寒川町南部教育発祥の地」と書かれており、この地付近は江戸時代大山街道の宿場として大いににぎわい、明治に「一之宮学校」が出来たらしい。

 その先、奥まった駐車場の裏に「梶原氏一族郎党(七士)の墓」がある(右写真)。このお墓の前に石で出来た座るところがあり、じっくりと五輪の塔や石仏を眺めていると、カラ-カラという小さな音が聞こえてくる。七士の霊が語りかけてくるのか・・・。後ろに立てかけてある「卒塔婆(そとうば)」が微かな風でゆれて、音を立てていたのだった。


 ⑨ 一之宮八幡大神

 400mほど東へと戻り「一之宮八幡大神」へ(左写真)。この裏手には「石碑群」がある(右写真)。その左手の出口からもう一つの神社へ。


 ⑩ 南泉寺

 直ぐ近くの「南泉寺」である(左写真)。中には古いお地蔵さまが並んでいる。首の処の白いエプロンが風で揺らめいて、お顔を隠すところが面白かった(右写真)。


 ⑪ 大山

 そこから墓地の奥を眺めると、遠くに大山も見えていた(左写真)。そして終点「寒川駅」へ。駅まで170mの交差点で西を眺めると大山が鮮明に見えていた(右写真)。


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