すぽれじゃ」の旅63 写真を語る⑮ 「落書き1」
 

 今回からは「落書」。「落書」は「らくがき」または「らくしょ」、或いは「おとしぶみ(落し文・落書)」と言われ、「門・壁など、書いてはいけない場所にいたずら書きをすること」「公然と言えないことを記して、わざと通路などに落としておく文章」(広辞苑)であるらしい。今回から旅先で見付けた「落書」を取り上げるシリーズを開始。まずは海外、ギリシャ-アテネから。アテネへと向かったのは今から16年も前(2005年)アテネオリンピック開催の翌年である。


 ホテルから「パルテノン神殿」(このページ一番上の写真)へと向かう道。アテネの街角には「遺跡」が沢山残っている(上左写真)。道を歩きながら「遺跡」を見ることができる。しかし奥の方を見ると落書きがあった。「We were he・・ 10.5.04」、ここはギリシャなのに英語であり、日付入り。アテネを訪れた観光客の落書きか?(上右写真)。


 その「遺跡」からしばらく歩いてゆくと道路がピンクで白いライン入り、何となく良い感じ(上左写真)。しかし右の家屋の壁が崩れたところにブルーの落書き。


 アテネでは、1年前のオリンピック会場の状況を見に行ったのだが、会場は兵隊さんに守られて入場禁止。テロ対策のための防御らしい。そのオリンピック会場の地下鉄駅、そこへの大きな道路下の通路。入口から中、出口までの沢山の落書き。すごいもんである(上写真)。


 アテネの街角を歩いていると、なにやら男の人たちが集まっている(上左写真)。何をやっていたのかは解らなかったが、その後ろの緑のシャッターに書かれた落書きが印象的であった(上右写真)。


 「パルテノン神殿」(一番最初の写真)から北東の方を眺めると高い丘が見える(上左写真)。これは「リカヴィトスの丘」という石灰岩の丘。海抜277m、アテネ市街地で最も高い丘。頂上まではケーブルカーで登れる。展望台からは「パルテノン神殿」のある「アクロポリスの丘」、そして「エーゲ海」が見える(上右写真)。しかし、手元を見ると落書きがイッパイ(上中写真)。


 あれから16年、もう一度アテネを見たくなって「Googleのストリートビュー」で訪問。あの「リガヴィトスの丘」へ行ってみると、なんと落書きが残っているではないか(下左写真)。さすがに落書きの内容は当時と違う。16年書き続けられたのだろう。

 他の落書きの処へも行って見ようと探したが、何処なのか不明であった。しかし、落書きは当時よりアテネで盛んになっているようである。その中で見付けた最高傑作がこの作品?(下右写真)。すごいモノですなあ。