「すぽれじゃ」の旅76 写真を語る㉘ 面白いもの7:ポスト
 

 「面白いもの」その7。旅先で見付けた「面白いもの」の紹介、今回は日本と世界の「ポスト」


 まずは日本の一般的ポスト。日本で郵便制度が始まった明治4年(1871年)に、日本で最初のポストが誕生したらしい。その脚付の台に四角い箱をのせた木製ポスト「書状集め箱」は、東京に12カ所、京都に5カ所、大阪に8カ所、そして3都市を結ぶ東海道の宿場62カ所に設置されたという。そして翌年、沢山のポストが必要となり、杉板を四角い柱のように組み合わせ、かどに鉄板を張って黒いペンキを塗った「黒塗柱箱」(黒ポスト)が作られたという(上左写真)。


 その後、明治34年(1901年)に火事に強い鉄製の赤色丸型ポストが考案され、「赤くて丸い」ポストの時代が始まった。現在もその「赤色丸型ポスト」は残っている(上中写真)。しかし多くのポストは「赤色四角ポスト」となっている(上右写真)。


 中にはちょっと変わった「赤色丸型ポスト」もある。今年の4月、「桜巡りウオーキング」で訪れた「吉野山」、そこに「吉野山 こぞのしをりの 道かへて まだ見ぬかたの 花をたづねむ」という詩と「桜」の花びらが描かれたポストがあった(上左写真)。5月の「旧東海道 日坂〜掛川ウオーキング」、掛川の「東海道七曲がり」の途中に面白い「赤色丸型ポスト」があった(上右写真)。これはある家の郵便受けであるが、洒落ている。


 「赤色四角ポスト」にもユニークなものがある。まず屋根を乗せたポスト(上左写真)。そこには「大和路おもいで発信ポスト 世界遺産に学び、ともに歩むまち – なら」と書いてある。場所は奈良の「薬師寺」〜「唐招提寺」の間の道。もうひとつはお城の天守閣を乗せたポスト(上右写真)。場所は滋賀県の「彦根城」、お堀を渡る「表門橋」の前の「二の丸休憩所」の入り口。


 今度は海外の「赤色丸型ポスト」。まずはイギリスのロンドン(上左写真)。下の方に王冠と「GR」と書かれているが「GR」とはジョージ5世、王様だったのが1910年〜1936年であり、相当に古いポストと言える。その次の王様、エドワード8世は在位10ヶ月、王冠と「EVIIIR」と書かれているがロンドンに2つというレアものらしい。

 ロンドンから離れた都市の街角で撮った写真にも「赤色丸型ポスト」が写っていた(上中写真)。赤色は目立つもんである。もうひとつはオーストラリアの「シドニー」(上右写真)。


 ポストは赤だけでない。赤とグレイのツートンカラーもある(上左写真)。場所はニュージーランド。ヨーロッパには黄色が多いという。写真をいろいろと探し、発見(上中写真)。フランスの「パリ」、雨で入った喫茶店の中から街角を写した写真に黄色いポストが写っていた。また壁に掛けられた黄色いポストもあった(上右写真)。場所はオーストリアの「ウィーン」。


 アメリカの郵便ポストは青色、中国は緑色という情報があり、探してみたが残念ながら見つけられなかった。よって、ネット上で探したアメリカの青色と中国の緑色のポスト写真は以下の通り。



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