スポーツまいんど その117

◎昔のすぽると68 「ヨーヨー」(戯具)大流行

 

参考文献「近代体育スポーツ年表」に1933年(昭和8年)「4.—「ヨーヨー」(戯具)大流行(国会警備中の警官がこれをやり免職される)という記事があった。

 「戯具」とは何か? 遊戯に用いる道具、つまり「おもちゃ」。「ヨーヨー」という「おもちゃ」があったことは、年配の人は覚えていると思うが、若い人はどうだろうか? 「すぽれじゃ」の「レジャー」に近い遊びと思われるが、今回はその歴史を調べてみた。

「ヨーヨー(yo-yo/yoyo)の起源は古く、紀元前1000年頃の中国で生まれたという説が有力らしい。他には紀元前500年前の円盤にヨーヨーを持った人物が描かれているものがギリシャ博物館にあり(下に写真)、生まれはかなり古いと思われる。次第に世界へと広まって行き18世紀頃にヨーロッパで流行したらしい。

 日本にも江戸時代の中頃、中国から伝来した長崎で流行し、その後、江戸でも流行したらしい。その頃は「手車」「釣り独楽」と呼ばれたという。1933年(昭和8年)に教員がアメリカ土産として持ち帰り、大阪でのヨーヨー競技会が開催されるほど大流行。警官が懲戒免職させられた事件もこのブームの時に起こっている。翌年の夏にはブームは沈静化したらしい。

 戦後の日本では、1970年代にコカコーラの販売促進の品として第三次ブームが起こる。そして1980年代のスケバン刑事による第四次ブーム、1997年からのバンダイのハイパーヨーヨーによる第五次ブームがあった、と「ウィキペディア」に書いてあったが私の記憶にはない(1970年代、私は大学生)。しかし木製の古いヨーヨーを私は持っている(下に写真)。何十年ぶりに取り出してヨーヨーの上下を試みたが、ちゃんと出来た。何時、何処で覚えたのか記憶がない。多分1960年代のことだと思う。

 ヨーヨー、今はいろんな動きをさせられる「技(わざ)」がたくさん有り、世界中で楽しまれている玩具・スポーツである。木製、プラスティック、金属製のものがあり、世界選手権も行われている。2025年の大会(チェコのプラハで開催)では6部門があって5部門で日本人が制覇したらしい。「すぽれじゃ」の専門である私が、こんな世界選手権を全く知らなかったことは恥ずかしいことである。











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