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│第5回TOSS全国850会場一斉セミナーINあしがら 2007年5月12日 │
│         南足柄市立岡本小学校│
│どきどき!鬼遊び │
│TOSS湘南 平塚市立南原小学校 鈴木隆夫 │
│〒254-0004 神奈川県平塚市小鍋島2639-7     takao-s@mg.scn-net.ne.jp│
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鬼遊びはたくさんの種類がある。その中からいろいろと試し、子どもたちが喜ぶものを見つけてほしい。

T.増やし鬼バージョン
@鬼(赤帽子)と逃げる人(白帽子)に分かれる。
鬼につかまった人も鬼となって(帽子を赤にする)つかまえ役となる。
全員つかまったら終わりとなる。

A〜宇宙人鬼ごっこ〜
 「頭星人」「おなか星人」「おしり星人」の3つの宇宙人に分かれる。
合図で他の星人にタッチしに行く。
タッチされたらタッチした人の仲間となる。
最後にどの星人が多いかを競う。    (資料参照)

B〜グループジャンケン鬼〜
  グループでジャンケンをし、勝ったら負けたグループを追いかけタッチし、仲 間にしていく。
ジャンケンは体ジャンケンとし、グループで何を出すか考えさせる。
どちらかのグループが全滅するまで続ける。  (資料参照)

C〜手つなぎ鬼〜
  鬼を決める。
鬼につかまった人は鬼と手をつなぐ。
鬼は4人になったら2人ずつ分かれる。

B〜男女手つなぎ鬼〜
  男子1人、女子1人が鬼になる。
男子は女子、女子は男子をつかまえる。
つかまえたら男女のペアになり、他の子をつかまえる。
男男女の3人になったら女子をつかまえに行き、つかまえたら男女のペアに分 かれる。
男女女の3人になったら男子をつかまえいに行き、つかまえたら男女のペアに 分かれる。 (資料参照)

E〜線鬼〜
鬼も逃げる人も、体育館(あるいは外に線を引いて)にある線の上しか動けな いことにする。
鬼しか通れない場所(コーンなどで表示)を設けたりする。
つかまった人も鬼となり増えていく。
つかまったら鬼を交代するやり方もある。

U.ドラキュラバージョン
@安全地帯にいる人間(帽子白)が反対側の安全地帯まで逃げるゲームである。
途中にはドラキュラがいる。
ドラキュラ(鬼)にタッチされた人は、帽子を赤にしてドラキュラとなる。
どんどんドラキュラが増えていく中を、誰が逃げ切れるかを競う。

│ │
安 ○│───────────── │ 安
全 ○│       ● │ 全
地 ○│       ● │ 地
帯 ○│───────────── │ 帯
白│ 赤 │

Aドラキュラになった人は手をつなぐ。
ドラキュラが4人になったら2人ずつ分かれる。

B腰にハチマキをつける。
タッチの代わりにハチマキをとられたらドラキュラとなる。
タグラグビーの導入ともなる。

V.氷鬼バージョン
 @鬼と逃げる人に分かれる。
鬼にタッチされた人は、その場で両足両足を広げて氷る。
仲間に股の下をくぐってもらった復活できる。
鬼が少ないとなかなか増えないので1クラス(約35名)で5〜6人とする。

Aその他にも復活のさせ方をいろいろと工夫できる。
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│・ハイタッチバージョン(両手でハイタッチしたら復活)│
│・馬跳びバージョン(馬跳びをしてもらったら復活) │
│・ジャンケンバージョン(ジャンケンで勝ったら復活) │
│・一週回りバージョン(氷の周りを1回回ったら復活) │
│・肩たたきバージョン(肩を5回たたいたら復活) │
│・電子レンジバージョン(資料参照) │
│・レスキューバージョン(資料参照) │
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W.しっぽとりバージョン
@1対1バージョン
  全員がしっぽをつける。
  誰のでもよいからしっぽを取りに行く。
しっぽをとられた人はその場に座る。

Aチーム対チームバージョン
  全員がしっぽをつけ2チームに分かれる。
合図で相手チームの子のしっぽを取りに行く。
自分が取られてもゲームに参加してよいことにする。
どちらのチームがたくさんしっぽを取ったかを競う。

Bグループ対グループバージョン(資料参照)

<参考資料>
●『鬼遊びバリエーション6』(TOSS体育上達講座IN東京5) 並木孝樹
●『鬼ごっこ 分裂手つなぎ鬼』 『鬼ごっこ ドラキュラ』 福山義典
               HP→http://www.geocities.jp/berangkatxp/index.htm●『体育ゲーム大事典』(東陽出版)
●『ゲーム遊び百科』 栗田憲昭 小林利安 木暮洋(学研)