大磯町議会議員 竹内恵美子の議会レポート


wind まちづくりNEWS LETTER/議会報告



34    vol.7  2004.12.27 発行  (平成16年12月)
 
まだまだ足りない情報公開!
 
 なにかと気ぜわしい季節となり、町のあちらこちらから年の暮れらしさが伝わってくる今日この頃、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。早いもので議員になってから2度目の師走を迎えました。議会ではいろいろなことが次々と起こりました。
 
決算ができない!
 
 9月に行う予定だった決算が、監査委員が提出することになっている15年度の決算意見書が提出されていないのでできず、12月議会にはできる予定だったのが提出されず、またまた決算ができませんでした。
 6月に生涯学習館に永年勤務していた職員(事件発覚後依願退職)が町から告訴され、詐欺罪で起訴されました。
 また、この定例会が始まる前の11月25日、夜10時35分〜0時40分までの間、大磯警察と県警捜査二課が、贈収賄事件の捜査のために、町役場の財政課、会計課、生涯学習課、生涯学習館に家宅捜索に入りました。これは職員(元)が職務にあたり業者から金品を受け取ったとの贈収賄容疑に関する捜査のためです。
 しかし、この時、町側は議会には何の説明もなく、新聞報道以上の情報はないということでした。そしてもうひとつ、議会が選出した監査委員の罷免が町長から出されました。これは守秘義務違反で罷免するということですが、罷免にまで至らなくても、もっと話ができなかったのでしょうか。議会が選んだのですから当然議会で討議するのが先だと思いますが、町長より議案として上程されました。全国を見ても3件目だそうです。またまた大磯町議会、有名になってしまいました。
 これからは各常任委員会より3名ずつの委員を選出し、計9名で委員会を構成「監査委員罷免特別委員会」を設置して審査する事となりました。この委員会は公聴会を開くことが義務付けられており、時期は1月くらいをめどにということで、12月3日から始まりました。
 
 
12月議会開催
 
1.大磯町長等の給与に関する条例の一部を改正する条例
2.大磯町教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例
 
 1〜2は一括審議              賛成者多数で可決
 これは生涯学習館に関する職員6人(停職1ヶ月一人含む)をすでに10月に処分した事により、町長にも道義的責任があるとして、給料月額10分の1を平成17年1月から6ヶ月間、助役は道義的責任と当時の教育次長としての管理監督責任を問い12ヶ月間、収入役は道義的責任として3ヶ月、教育長は道義的責任として3ヶ月減給。ここで問題なのは、助役の12ヶ月減給という処分は一体あるものでしょうか。12ヶ月といえばいうまでもなく一年。これでは助役の職責の軽重、存在はどう考えればいいのでしょうか。
 ちなみに職員の処分はもうすでに終了しているのですが。
 
3.大磯町地域福祉基金条例の一部を改正する条例  
賛成者多数で可決
 地域福祉基金として2億7千万円あり今までは利子だけ運用していたが、利子が少なく使えなくなってきたので、いつでも切りくずして、福祉の目的で使えるようにしたい。ただすぐには何に使うのかは決まっていない。
 
 
4.大磯町世代交流センターさざんか荘条例 
福祉文教常任委員会に付託
 平成17年4月1日からは、現在ある老人福祉センター、岩田孝八記念室内競技場、子育て支援センターの3施設を合わせて世代交流センターさざんか荘という。また、老人福祉センター内に新たに子育て支援センターをつくる。そのために、大磯町立老人福祉センターさざんか荘条例を廃止し、新たに大磯町世代交流センターさざんか荘条例を制定する。
 
 
5.大磯町下水道使用料条例の一部を改正する条例  
賛成者多数で可決
 下水道特別会計の財政基盤の強化と経営の健全化を図るため、公共下水道料金を平均14%引き上げる。相模川流域7町の平均充当率17%になるように算定した結果14%になった。
 
6.平成16年度大磯町一般会計補正予算(第3号)
7.平成16年度大磯町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
8.平成16年度大磯町介護保険事業特別会計補正予算(第2号)
9.平成16年度大磯町下水道事業特別会計補正予算(第2号)
 
  6〜9一括審議              賛成者多数で可決
 
 約3400万円の補正予算案が提出されました。この補正予算案は先日の台風の影響による修理補修費がほとんどです。
 
10.大磯町特別職職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例
賛成者多数で可決
 
11.大磯町消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例
全員反対で否決
 
12.大磯町職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例 
賛成者多数で可決
 これは町の特別職職員の報酬を行政改革の一環として、一律10%削減するもの。学識経験者38人、各委員159人、10%削減した額は4,267,000円。なぜ一律にカットなのか。各々の職務の種類、勤務の頻度などだれもが理解できるめりはりをつけてカットすべきではないでしょうか。
 消防団関係は17対0でまたまた否決。議会が全員一致で否決するようなこんな議案上程で果たしてよいのか問題が残ります。
 
13.大磯町道路占用料徴収条例の一部を改正する条例  
賛成者多数で可決
 これは占用物件区分及び占用量の単価、占用料の減免対象の範囲の改正です。対象企業は東電、NTT、東京ガス。大磯町では16年ぶりの改正。料金設定は県に準じて。占用料を取る事によって1,170万円の収入予定。
 
 
14.教育委員会委員の任命について
  大磯町国府本郷にお住まいの原田義彦氏に賛成者全員でお願いする事になりました。
 
15.陳情 
 ・精神障害者の保健医療・福祉施策に関する陳情
 ・国に対し、「市立高等学校への助成金の一般財源化に反対し、保護者の経済状況を反映し国庫補助制度の堅持を要望する」意見書の採択を求める陳情書
 ・中郡大磯町高麗2丁目543−4外旧大森邸跡地住宅開発に伴う景観及び樹木保全についての陳情
 
16.大磯町世代交流センターさざんか荘条例      
賛成者多数で可決
 1日に福祉文教常任委員会に付託されていました。老人会への説明、交通問題、相談員、時間は何時からか、大磯の東側につくる予定はないか等々いろいろな角度から審議されました。
 
17.意見書
 ・平成17年度地方交付税所要総額の確保に関する意見書  
賛成者多数で可決
 
 ・自衛隊のイラク派遣1年延長を決めた閣議決定に関する意見書 
否決
 
 ・北朝鮮に対し速やかに経済制裁を求める意見書    
賛成者多数で可決
 
 ・三菱ウエルファーマー(旧ミドリ十字)の血液製剤フィブリノゲンによるC型肝炎感染問題に関し、必要な肝炎検査を全額国費で即時実施する事を求める意見書
賛成者多数で可決 
 
 
町は優先順位を明確に判断すべき
 
竹内恵美子の質問
 
1.東海大学大磯病院について
 9月議会において一般質問しました東海大学大磯病院の件、大磯町民はもとより、地域住民にとって地域の中核病院としてなくてはならない施設であるとの認識のもとに、町から有償で貸しつけるという回答がありました。
 
竹内  隣接する幼稚園を今後どのように位置付けをしていくのか。
 
教育長  町立幼稚園の統廃合を含めた中で、仮の「幼稚園教育推進プロジェクト」で調査研究しております。月京幼稚園の移転も視野に入れながら全体的な構想を協議していく。
 
竹内  幼保一元化に向けてどのような対策を考えているか。
 
町長  保育園と幼稚園の施設、運営の共用化や職員の兼務などについて教育委員会と調整しながら進める。
 
教育長  幼保の交流保育を推進する必要性は感じてます。検討課題として捉えていく。平成17年度に「幼稚園教育推進プロジェクト」を発足させる予定。
 
竹内  月京幼稚園内にある学童保育についてはどのような対策を考えているか。
 
町長  当面月京幼稚園の余裕教室と国府小学校の特別教室と考えている。今後さらに検討していく。
 
教育長  総合施設は、慎重に検討していきたい。
 
2.町有施設の維持管理について
 
竹内  照ヶ先プールの現状と今後の対応策は。
 
町長  オープンから10年たち、管理棟、機械室、プール施設、プールサイド等塩害や風水害により痛んでいます。随時修繕等を実施。予算の伴う問題ですので段階的に修繕、改修等をしていく。
 
竹内  鴫立庵の現状と今後の対応策は。
 
町長  築後17年経っており随時修繕を実施していく。予算の伴う問題ですので今後段階的に修繕、改修をしていく。
 
竹内  担当部長として町の活性化、税収の拡大を視野に入れ、観光振興計画を考えているか。
 
環境経済部長  現状での考えしかない。  
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  この一年間のご支援に感謝申し上げます。
 


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