大磯町議会議員 竹内恵美子の議会レポート


wind まちづくりNEWS LETTER/議会報告



32    vol.9  2005.06.20 発行  (平成17年6月)
 
厳しい財政難、知恵しぼる。
 
 
 今年も早いもので、もう6月です。大磯町でもあちらこちらから、ツバメの群れ飛ぶ様子が見られるようになりました。この時期は町議会議員として、ちょうど2年目の折り返しになってしまいました。
これからは、新しい時代に、時代にあった行財政の見直しが必要になり、大磯町に住む人のため、町民本位のまちづくりが不可欠になってきます。
この2年間、自分の思うようにはなかなかいかないということ、多数決の世界を思い知らされた気がします。
これからも、自分にできる活動に一生懸命取り組み、お寄せいただいたご支援に応えていきたいと思います。
6月というと衣替え、ジューンブライト、うっとうしい梅雨ですね。長雨に負けず頑張ります!
 
大磯町にもいつかは蛍を
 
 先日、思いがけず、中井町の厳島湿生公園に蛍を見に行って来ました。何年ぶりでしょう。大きな源氏蛍150匹位が舞っていました。久しぶりに子供時代を思い出しました。
 今年からは「COOL BIZ」だそうですね。クールビズとは地球温暖化防止のための環境省の政策で、6月から9月まで室温を28度に設定しましょう。
 ノーネクタイでカジュアルを推し進めましょうという国民運動だそうです。
 大磯町議会内でも9月まではノーネクタイでカジュアルでということになりました。
 議場内で私たち女性議員は(とくに前列が寒い)いつも寒くて膝がけを使用してます。これっておかしいですね。
 
 
梅雨空に負けず
 
議題
 
1.事故繰越し計算書について
 高麗地区の公共下水道整備事業の事業が3月末までに完了しなかったため、平成17年度に繰り越してしまいましたという報告。
 これは2度の工事期間延長、契約金210万円の上乗せ。
賛否の表明は出来ません。町側より報告のみ。
 
2.大磯町行政手続き等における情報通信の技術の利用に関する条例
 町の機関に係る申請等の手続き等を情報通信を利用して行うため、共通する事項を定める事により、町民の利便性を図ると共に、行政運営の簡素化効率化を図るため条例を制定する。
総務企画常任委員会に付託
 これは、町の行政手続き等をインターネットを通じて申請が出来るという事です。住民票、謄本等(印鑑証明は出来ません)但し、申請だけでご自分で役場まで取りに行き、料金を支払う。また運動公園は電子申請(タッチパネル)だけになります。そして工事の入札も18年3月よりインターネット入札になります。
 
3.工事請負契約の締結について
大磯中学校校舎耐震改修工事
請負契約の相手方    轄g梅組  横浜支店  189,000,000円
期日 平成18年3月15日まで予定
 この大磯中学校は最初平成13年度は1号館の取り壊し、2号館の耐震工事、体育館は建て替えを予定していたが、財政難のため、平成14年度には基本設計、実施設計とした。15年度には着手しないで、16年度には新たに耐震調査委託となり、17年度にやっと1,2号館の耐震改修工事となったもの。
 
 
 
子育て支援センターの活用について質す。
 
障害者福祉センター横溝千鶴子記念障害福祉センターのこれからの施策を問う。
 
[一般質問]
 
17年3月に大磯町次世代育成支援地域行動計画ができ、17年4月には子育て支援センターがオープンしました。それらのことについて質問しました。                              竹内 4月、5月の利用状況は。
                         町長 4月は子ども51人、大人71人、5月は子ども24人、大人30人の利用でした。電話相談は4月は26件、5月は21件でした。
                         竹内 PRが不足しているのならば、PRの方法を考えてみたらいかがでしょうか。
                         町民福祉部長 ポスターやリーフレットを作成し、幼稚園、保育園等公共施設に置き啓発しています。
                         竹内 これからの施策はどのように推進して行くのか。
                         町長 育ちの場として、専門スタッフによる相談事業の充実。子育て中の親子の交流の促進をしていきます。
                         竹内 子育て支援センターに来るための交通手段を増車も含めて効率的な運行は考えられないか。
                         町民福祉部長 町の中型バスは、老人会関係の送迎でほぼ毎日使っております。子育て支援センターの利用者のための循環バスも財政的に難しい。
 
 
17年3月に大磯町障害者福祉計画が作成されました。これらのことを質問しました。
                         竹内 障害者福祉センター横溝千鶴子記念障害福祉センターのこれからの施策は。
                         町長 総合相談窓口として、福祉サービスの提供、障害者福祉活動の場、障害者と地域とが交流する場として更に充実を図る。
 
竹内 障害者福祉計画を計画どおりに実施するためには、進行管理が重要ですが、その体制は。
                         町民福祉部長 社会福祉委員会で検討。医師、民生委員児童委員、社会福祉施設の職員、神奈川県の職員の8名で構成。6月下旬に1回目を予定している。
                         竹内 精神保健福祉士(PSW)を1名配置すると聞いておりますが、どこまで進んでいますか。
                         町民福祉部長 精神保健福祉士の配置は、7月より横溝千鶴子記念障害福祉センターに1名、週2回精神保健福祉相談員として配置します。
                         竹内 障害者支援と町営住宅ストック計画は。
                         町民福祉部長 今年度は町営住宅の用地測量を行い、今後は町営住宅ストック計画に基づき月京地区から建て替えを計画して行く。
 
 
 
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陳情第13号 個に応じた教育を実現するための学級規模の縮小・弾力化、30人以下学級実現を求める陳情
趣旨採択
 
議案第27号 大磯町行政手続きにおける情報通信の技術の利用に関する条例
(年間維持費賛平成17年度は5,161,000円かかる。印鑑証明書の申請はできない)
賛成多数で可決
 
 


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