大磯町議会議員 竹内恵美子の議会レポート


wind まちづくりNEWS LETTER/議会報告



4    vol.36  2012年7月 発行  (平成24年7月)
 
地方分権時代にふさわしい議会に!
 
 うっとうしい梅雨空が続きますが、あちこちからツバメの群れをみる季節となりましたが、みなさまにはいかがお過ごしでしょうか。
6月1日から6月13日まで大磯町議会6月定例会が開かれました。
6月30日に国府小学校グラウンドに念願のプールが完成しました。
 
 
第2回定例会が開かれました
 
報 告
 
継続費(何年度かに渡り執行する事業費を支出する)
国府小学校プール整備事業、165万円。
 
繰越明許費(支出が年度内完了しない場合翌年度に繰越して使用できる)
子ども手当等支給事業、300万円。
町営照ヶ崎プール管理運営事業、270万円。
幹線28号線補導整備事業(東海大学前)、750万円。
消防救急無線整備事業、1,823万円。
 
事故繰越(年度内に契約したが、事故のため支出できなかったものを翌年度に繰り越して使用)
防災対策事業、268万円。
狭あい道路整備事業、1,252万円。
国府本郷西小磯1号線整備事業(マリア道)、1,985万円
等々の報告がありました。
 
*外国人登録法廃止
外国人登録法の廃止に伴い、住民基本台帳の整備により、外国人だけの世帯でも住民票が交付される。
賛成者全員で可決
 
*大磯町付属機関の設置に関する条例の一部の改正
大磯町駅前洋館の活用事業者の選定に関する事項について事業者選定委員会を10人以内で日額6,500円の日当。区長会から2名。大学教授1名、コンサルタント1名、経営者1名、担当課職員ほか。
賛成者多数で可決
 
*大磯町手数料条例の一部を改正
町村情報システム共同化に伴い、土地、建物の関する証明書及び住民票の写しは、今まで、土地、建物は別々だったが、今後は1枚で5件まで300円。住民票は1件に付300円(人数制限は廃止)。
賛成者全員で可決
 
補正予算(第2号)
国府小学校プール整備事業費1,119万円、
保育園運営事業費(寄付)105万円、
歴史的建造物等整備事業費(駅前洋館)18,2万円
賛成者多数で可決
 
補正予算(第3号)
町長の国際姉妹都市訪問に係る旅費42,6万円。
今年度姉妹都市提携30周年を記念して、町長がアメリカ(ラシン市、デイトン市)を訪問(8月2日〜9日)する旅費。
 竹内は、当初予算作成時に予算の調整をしたが、財政難のため予算計上を見送ったということは、重要性がなかったと受け止めました。
そして、今回財政調整基金を崩してまでだす内容ではない。また、補正予算の提出(議員必携より)は、緊急性、重要な案件があるものと認識している。
平成8年より実績交流がなく、NCR社、ジョンソン社は大磯町から撤退してしまったため、現時点では、町にとって経済的な効果は期待できない状況であると思い否決しました。
賛成者少数で否決
 
 
 
竹内恵美子の一般質問
 
庁舎内組織体制は大丈夫か
 
竹内   危機管理対策室は職員の人数削減で大丈夫か。
町長   職務権限の見直しで機能強化。職員の職の位置づけにかかわらず、
      ベテラン職員を配置した。
竹内   危機管理対策会議は設置されているのか。
      非常災害時の消防、医師会、建設協会、消防団の位置づけは。
参事(危機管理対策担当) 庁内会議は設置されていない。これから検討していく。
竹内   従来の防災対策は当然で、職員の健康管理までやっていくと
      町長は言っていたが、職員を減らし負担を増やすことは、本当の意味
      での充実にはならないのではないか。
政策総務部長  担当部署が自分の危機管理、町の危機管理を認識して
      リスクに対応していく。
竹内   危機管理対策室に予算はついているのか。
参事(危機管理対策担当)職員の健康管理に対する予算はついていない。
竹内   総務課の事務分掌には健康管理が入っていますが、
      危機管理対策室の事務分掌には入っていないが。
政策総務部長  事務分担にある担当課が予算をもって、連携して、
      危機管理は担当課と一緒に考えていく。
竹内   議会事務局長はなぜ部長職ではないのか。
      町長の考え方で課長職になったのか。
政策総務部長  組織としては部の組織ではないかなと思っている。
竹内   事務量調査結果はどのように生かしたのか。
総務課長 機構改革に伴う人事異動に一応反映した形をとった。
竹内   行政改革推進本部会議で、都市建設部と環境経済部に分ける
      議論はあったのか。
政策総務部長  まちづくりを観点杜市、目指していく。
竹内   職員の研修費は。技術職の職員の即戦力としてどうか。
政策総務部長 127万円ほど。技術職専門の研修に積極的に参加させたい。
 
来年から高校入試制度が変わる
 
竹内   大きく変わるところ、変更点は。
教育長  前期選抜、後期選抜の2回が、共通選抜として1回になった。
      学力検査、面接、調査書の評定で選考する。
竹内   改善の方針は。
教育長  複雑で長期間なので1本化の選抜方式で期間を短かくした。
竹内   教育委員会としての支援は。
教育長  県教育委員会からの情報をお知らせ。生徒や保護者に進路説明会、
      PTA総会、授業参観時、学年ごとの説明会で周知する。
竹内   県からの説明会の内容は。
教育部長 公立学校が希望する特色検査。学期ごとの実技検査、
      自己表現検査。7月発行の募集案内で周知する。
竹内   一本化により併願が増えると思うが、私学への対応は。
教育部長 大磯町私立高等学校等就学支援補助金制度、県にも
      私学学費支給制度がある。事前に教育委員会へ相談をして下さい。
 
 
 
いま問われているのは大磯の未来
 
 
一歩、一歩、また一歩、一生懸命に。
 
 


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