地方分権時代にふさわしい議会に!
臨時議会
4月30日平成27年度第1回目の臨時議会が開催されました。
* 大磯町国民健康保険税条例の一部を改正
◎国民健康保険の軽減措置
・5割軽減 = 基礎控除額(33万円)+24.5万円×(被保険者数)
→基礎控除額(33万円)+26.0万円×(被保険者数)
・2割軽減 = 基礎控除額(33万円)+45万円×(被保険者数)
→基礎控除額(33万円)+47万円×(被保険者数)
◎介護保険条例の改正
介護保険料の第1段階保険料率を33,000円から29,700円に引き下げる。
消費税の引き上げによって、低所得者の保険料の軽減を行う。
平成27年度分から適用。
賛成者全員で可決
補正予算
安心こども交付金事業費補助金130,378千円と財政調整基金30,700万円合計161,078万円が大磯駅前のエリザベス・サンダースホーム内に、木造1階建、定員75名の認定こども園が整備される。平成28年4月1日開園。
賛成者全員で可決
6月議会
5月26日から6月5日まで11日間開催されました。
*
「ポートハウスてるがさき」の設置、管理等に関する条例
大磯港及び周辺の海浜地域は、本町の地域資源となっている。この地域にある照ケ崎プールの機能を拡充し、通年解放することで、港湾・海浜地域における利用者の利便性を図り、大磯港から町内周遊の起点として活用することにより、「ブルーパーク」における拠点施設として活用するため、「照ケ崎プール」を「ポートハウスてるがさき」として設置し、管理等に関する条例を制定するもの。
「ポートハウスてるがさき」は、照ケ崎プールが7月1日〜8月31日まで開設、午前8時半〜午後5時まで。使用料は町内個人が300円、町内団体は10人以上200円。温水シャワーは町外個人が400円、町外団体は10人以上が300円。
今後、指定管理者が管理運営を行う場合は、上記金額が上限となる。照ケ崎プール開設期間以外は温水シャワーの利用料金を200円とする。
管理休憩棟は1月4日〜12月28日まで、午前8時半〜午後5時まで。
賛成者全員で可決
*
大磯町付属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例
「大磯町いじめ問題対策・調査委員会」を設置する。
委員数は8人以内でいじめの重大事態を明確にする調査を行う。委員会委員の報酬は日額6,500円。委員の任期は2年。
賛成者全員で可決
* 工事請負契約の変更について
「大磯駅前自転車等駐車場建設工事」について、駐輪場管理システム(ゲートタイプ)の追加設置のため、契約金額の増額変更を行う。駐輪場管理システムとは、機械式ゲートを出入り口に設置し、駐車料金の精算や24時間利用などが可能となるシステム。
契約金額 461,160,000円から484,540,920円に変更。
この管理システムを導入することにより、利用者の利便性の向上(交通系ICカード対応)、防犯体制強化(24時間の管理体制)、管理経費の削減を図るもの。
この工事請負契約の増額変更は、社会資本整備総合交付金(国庫補助金、2分の1)を活用。
賛成者多数で可決
* 財産の取得について
取得する財産 小型動力ポンプ付積載車 2台
取得金額 16,413,840円
契約の相手方 静岡県沼津市東間門2丁目1番地の5
株式会社 畠山ポンプ製作所
代表取締役 畠山 昭夫
大磯町消防団第3分団(台町地区)、第6分団(国府新宿地区)に配備するもの。
賛成者全員で可決
* 工事請負契約の締結について
工事件名 大磯町美化センターごみ処理施設等解体工事
工事施工場所 大磯町虫窪53番地
請負契約金額 335,880,000円(税込)
契約の相手方 神奈川県横浜市中区桜木町1丁目1番67号 クロスゲート7階
株式会社 熊谷組 横浜営業所
所長 池田 耕也
大磯町環境美化センターごみ処理施設、ばいじん処理施設、資源化倉庫の解体
平成28年3月11日まで
賛成者全員で可決
* 大磯町営自転車等駐車場条例の一部を改正する条例
大磯町営駅前東自転車駐車場及び大磯町営駅前西自転車駐車場の廃止並びに大磯町営駅前自転車駐車場の新設に伴い改正するもの。
自転車 常時駐車(月額) 1,500円 を 1,550円に。
随時駐車(1回)
100円 を 110円に。
原動機付自転車 常時駐車(月額) 2,500円 を 2,580円に。
随時駐車(1回) 200円 を 220円に。
自動二輪車 常時駐車(月額) 3,500円 を 3,610円に。
随時駐車(1回) 300円 を 320円に。
(総排気量が0,125ℓ以下)のものに限る。
賛成者多数で可決
竹内恵美子の一般質問
「子ども笑顔かがやきプラン」について
町では平成27年3月に「大磯町子ども笑顔かがやきプラン」を策定した。
竹内
「大磯町子ども笑顔かがやきプラン」の中で、平成30年度に町立幼稚園の統廃合とあるが、今後の方向性は。
町長
「大磯町子ども笑顔かがやきプラン」は、多様な保育サービス充実や子育て支援サービスの拡充を図るために策定した。ニーズ調査に基づき、町立幼稚園1園を民間保育所または認定こども園へ移行していく計画としている。7月頃に国府幼稚園の園区の保護者や地域の方たちを対象に説明会を開催していきたい。
教育長 「大磯町子ども笑顔かがやきプラン」は、過去に教育委員会で協議された内容を踏まえて策定されている。教育委員会も、町と協力して町立幼稚園を統廃合し、1園を保育所又は認定こども園へ移行する計画を進めていく。
竹内
7月頃には説明会を開催する旨の話だが、国府幼稚園の年少児の園児募集停止について、保護者の方の不安や疑問がありますが、進捗状況は。
参事(地域総合戦略担当)
民間の保育所か認定こども園へ移行する方向で事務を進めている。在園児や入園を希望しているお子さん、また、保護者の方に負担がかからないよう教育委員会と協力して進めていく。県や関係機関等にも確認しながら、町の考えをまとめている。
竹内
必ず7月頃までに、結論をだせるのか。
参事
毎年10月頃に入園説明会を開催し、11月に翌年度の入園児の願書受付を行うので、7月頃までには町の考えをまとめていきたい。
竹内
日本で一番住みたい「大磯の創生」とうたっているが、国府地区の教育の空白地域ができてしまうのではないか。国府幼稚園を認定こども園へ移行し、年少児の募集停止をすることなく進められないのか。
参事
移行先については、在園児やその兄弟等への負担や、国府地区の他の園の受け入れ状況を考慮し、民間の認定こども園への移行も前向きに検討します。
町への要望
竹内
@在園児や入園を希望されるお子さん、また、その保護者の方が不安や疑問を解消できるように、早めに町の考えを伝えること。
A認定こども園への移行に関しても、在園児や保護者の負担にならないこと。
B「教育の町大磯」といわれるように、幼児教育の空白地帯をつくらないこと。