2016年 新春
新年あけましておめでとうございます。新しい年を迎え、皆様いかがお過ごしでしょうか。今年が皆様にとって実り多い年となりますよう心からお祈りいたします。
昨年は、安保法案成立、パリでのテロ、辺野古の基地問題、いじめ問題等の多い1年でした。今年に入っても北朝鮮の水爆実験等、世界平和を願わずにはいられません。
また、今年も住民自治の大磯町を目指し、町民目線に立って真の町民派として、皆様と一緒に元気に活動ができればと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
12月議会
*大磯町個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例
平成27年10月5日に施行された番号法(マイナンバー法)では、「社会保障」「税」「災害対策」に限定した範囲以内で事務を条例で定めることにより、事務手続きに個人番号の利用が可能になる。
平成28年の所得から番号の付番がされる。条例を制定せず、今までのやり方で医療費助成等を行うと、法律違反になる。問題が起こらないよう取り組むことを望む。条例制定で公平かつ公正な社会実現を望む。
賛成者多数で可決
*大磯町町税条例の一部を改正する条例
平成27年度地方税制改正により、納税に係る執行猶予制度の見直し、軽自動車税のグリーン化特例による税率の見直し、わがまち特例の導入によりサービス付き高齢者向け住宅に課する固定資産税見直しをする。平成27年4月1日。
賛成者多数で可決
*大磯町保育所条例等の一部を改正
「国家戦略特別区域法及び構造改革特別区域法の一部を改正する法律」の施行により、地域限定保育士が創設された。これらに伴い、関連する3つの条例の一部を改正するもの。
保育士不足のため、厚労省が国家試験が年1回だったのを更に1回増やす。3年間は神奈川県内ならどこでも使える。3年経過したら全国どこでも保育士として働ける。町では、現在保育士は不足していない。
賛成者多数で可決
*指定管理者の指定について
・福祉の増進と福祉活動の育成発達を図るため、指定管理者を公募した。応募は社会福祉協議会だけで、得点は100点満点中76.2点で、社会福祉協議会に決定した。(3期目)
・町民のスポーツ振興及び心身の健全な発達に寄与するため、指定管理者を公募した。応募は2団体からあり、大磯運動公園は(株)ランナーズ・ウエルネスに決定した。得点は100点満点中75.4点で決定。(2期目)
・1664年の開庵以来、日本三大俳諧道場として今日まで受け継がれている鴫立庵を、歴史的な文化財として保存活用し、文化の向上と観光の発展を図るため、指定管理者を公募した。応募は3団体からあり、鴫立庵は日本環境マネジメント(株)に決定した。得点は100点満点中80.3点で決定。(1期目)
3件とも賛成者多数で可決
*被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例
公務員が加入する共済年金を厚生年金に統一する法律(通称一元化法)は平成24年8月に成立し、その一部の規定が平成27年10月1日に施行されたことに伴い、関連する3つの条例の一部を改正するもの。
公務災害等で該当者はいなかった。平成27年10月1日から適用する。
賛成者多数で可決
補正予算
・朝の子どもの居場所つくり事業
(両小学校に朝7時15分から8時15分まで、事前登録した児童を各学童施設内で、子どもたちの安心・安全の居場所を設けるもの。県のモデル事業。平成28年1月から3月まで実施。無料。保険料300円は実費)328,000円。
・生活交通確保事業
(西小磯赤坂台地区へ乗り合いタクシー)483,000円
・黒岩地区公民館改修工事 814,000円(補助率3分の2)
・石神台地区緑道の車止め及び舗装修繕料 1,000,000円 等
賛成者多数で可決
竹内恵美子の一般質問
平成28年度の総合計画に基づいた財政計画は
第4次総合計画後期基本計画の重点プロジェクト事業を最優先に
竹内 平成28年度の総合計画に基づいた財政計画は。
町長 第4次総合計画後期基本計画のプロジェクト事業を最優先に考えていく。
竹内 基金には16種類あるが、庁舎建設基金は、過去6年間増えていないが、今後の方向性や展望は。
政策総務部長 築40年以上経過。公共施設の再編等を検討中。基金も財政状況を見た中で積み立てる。
公共施設の再編は基本方針の骨子を進めていく。
竹内 ふるさと納税でのホームページの生かし方は。
政策総務部長 専門業者に委託するかしないかも含め今後検討する。
竹内 教育費の推移は。
教育部長 一般会計では、5年前と比較すると5.1%増。教育費は24.2%で5年前と比較すると5.4%の増。
竹内 教育支援員の来年度の見通しは。
教育部長 臨床心理士の配置。支援員の研修の回数や内容の充実も行った。教員免許のある指導協力員の配置も検討している。
竹内 子育て支援で第2子以降の無料化への財政的負担の見込みは。
参事 幼稚園、保育園等の保育料等は、約1千8000万円の減収見込み。町内外の私立幼稚園、認定こども園約600万円の負担増の見込み。来年度は約2千400万円の程度の負担増の見込み。
竹内 朝の子どもの居場所づくり事業は、来年度もやっていきたいということですが、人数や予算の見込みは。
参事 両小学校合せて約30人。1校約100万円の事業費。国や県からの補助があり、1校約50万円を見込んでいる。
竹内 おあしす24事業の今後の取り組みは。
町民福祉部長 生活習慣病のテーマの充実をし、事業の拡大、実施を進めていく。
竹内 県との未病対策は今後どのように連携していくのか。
町民福祉部長 健康寿命の延伸というのを目標に掲げているので、県、町ともお互いの事業の発展に取り組んでいく。
竹内 道路の維持管理は国や県からの補助金を活用し、整備を進めていくことは必要だが、将来の展望はどうか。
都市建設部長 平成24年度には橋の長さが15メートル以上の橋が14橋ある。橋梁長寿命化修繕計画と平成26年度に5年に1回の道路施設の点検が義務付けられた。今年度から道路ストック点検事業を行っている。
竹内 道路ストック点検が終わった後にもう一度見直すということか。
都市建設部長 大磯町道路構造等の基準を条例で定めている。その中にアスファルトの厚さ等を決めている。
アスファルトの厚さが5センチメートル、路盤が道路の下を支える部分が15センチメートルが基本。町内はこの状況で維持管理している。
竹内 大磯町職員適正化計画は。
政策総務部長 事務事業の見直し、職員数と採用者数の調整。再任用職員の配置等効果的に活用。