大磯町議会議員 竹内恵美子の議会レポート

wind まちづくりNEWS LETTER/議会報告



    vol.63   2019年4月 発行  (平成31年4月)
 
  

 委員会修正案否決で 2019年度予算可決! 

  新元号が「令和」と決定しました。令和の時代には災害や災害被害が起こりませんように祈るばかりです。皆様にとって、良い時代になったらいいですね。
 3月議会が2月14日から3月18日までの33日間開催されました。(予算議会)
 3月28日には1日間の臨時議会が開催されました。


議案

  
*大磯町認可地縁団体印鑑条例   
  認可地縁団体が維持管理している不動産の名義を変更する際の認可地縁団体の代表者等に係る印鑑の登録及び証明について定める条例を制定するもの。
 ★認可地縁団体の代表者は、町内会の代表者で区長が対象となる。印鑑の登録には、 区長名の印鑑ではなく地区長の印鑑であれば認可地縁団体の変更申請をするだけで、 印鑑登録はそのままでよい。
 ★24地区のうちから5自治会から、土地や建物の整理をしたいとの相談があった。 
                     賛成者全員で可決

*専決処分の承認を求めることについて
 
損害賠償の額を定めることについて、被害者に対し早急な賠償を行う必要があったため、専決処分をしたので議会の承認を求めるもの。
  ★平成30年11月21日、月京ヤオマサ近くの町道で除草作業中に草刈機で小石をはね、駐車していた車両の窓ガラスを破損させた。
  ★賠償額は32万4,883円。
                    賛成者多数で可決
 
*大磯町営住宅管理条例の一部を改正する条例
  町営住宅管理条例に定める東町住宅の「東町3丁目7番16号ほか」を現存する、住宅の位置「東町3丁目10番20号」に改めるため、条例の改正を行うもの。  
                    賛成者多数で可決

*大磯町国民健康保険税条例の一部を改正する条例
  国民健康保険財政は、高齢化に伴い、一人当たりの保険給付費が増大している一方で、加入者数の減少が主な要因となり、保険税収入は減少している。神奈川県が国民健康保険の保険者に加わったことにより財政基盤は強化されたが、繰入金や基金を投入したとしても、現行の保険税収入では保険事業の運営は難しく、「国民健康保険運営協議会」からの答申を受け、保険税率の引き上げを行うもの。改正率は2.79%の増。
                    賛成者多数で可決

 

補正予算

*国の対策に伴い、昭和37年4月2日〜54年4月1日生まれの男性に、風疹の予防接種と抗体検査が無料で受けられる: 805万円の増
*平成30年4月から稼働しているリサイクルセンター運営委託料: 144万円の増  
*一般寄付金としていただいた1件分を公共施設整備に2,000万円、子ども基金に3件で 230万円を積み立て  
*プレミアム付商品券: 227万円の増
*国民健康保険の保険給付費が見込みより1億9,186万円の増
                     賛成者多数で可決 

平成31年度予算
予算特別委員会に付託され、4日間開催され、大磯駅周辺安全・安心賑わい創出事業に修正案が出された) 
◎大磯駅周辺安全・安心にぎわい創出事業: 546万円 
◎地域会館整備事業(茶屋町公民館): 約3,775万円 
◎防災行政無線整備議業(補完システムの導入): 約3,470万円
◎西久保地区休憩施設整備事業: 2,008万円
◎(仮称)東部子育て支援センター: 2,654万円
◎町立小中学校空調設備借上事業: 2,350万円
◎教育研究所整備事業: 1,496万円 
◎リサイクルセンター運営事務事業: 1億5,013万円
◎橋りょう長寿命化修繕事業: 4,901万円
◎国府本郷西小磯1号線整備事業: 7,492万円
◎観光案内板整備事業: 1,560万円  等

竹内の賛成討論:2019年度の一般会計予算は、108億5,100万円で、前年度の92億8,900万円に比べて、新たに実施する明治記念大磯邸園整備に伴う約13億1,500万円の計上により、15億6,200万円の増となり、伸び率は16,8%の増。しかし、明治記念大磯邸園の予算を除くと、当初予算額は、95億3,600万円になり、過去5年間の予算規模と比べて、決して大きな予算規模にはなっていないと思います。また、「大磯邸園整備」の予算額約13億1,500万円の内、一般財源は40万6,000円で、そのほかは、国庫支出金や県支出金、地方債などであり、地方債においては、町が負担する元利償還金分全額を、県が補助金として交付するため、町の財政負担は、ほぼ無いに等しいとも言える。しかし、気になる点もあります。収入の根幹をなす町税が、ここ5年間で、初めて47億円台の予算規模になり、今後、「大磯邸園」が公有財産化されれば、今まで見込んでいた固定資産分が減少する。自主財源の確保という点においては、現状における対策を喫緊の課題ととらえ、徴収体制の強化や、不用財産の処分等積極的な取り組みを進めるべきです。
  なお、今回修正案が出され「大磯駅周辺安全・安心賑わい創出事業」については、この事業は2018年度から国や県の補助金を活用して、すでに予算執行しながら、進めてきている経過があります。計画案を策定する際には、町民からのアンケート調査、関連する団体の代表となる町民も入れ、検討会を開催するなどして、町民の安全や安心に向け、大磯駅前の整備をしていくものであると思っています。2019年度予算においては、計画案に基づき、関係機関と協議しながら交通の動線、事業費の検討、精査をし、パブコメに向けて、計画修正していくための委託業務の予算も含まれているため、一般車の停車スペースも検討されると思います。私もこのまま進んでいくのであれば、反対ですが、今までの町の説明においては、この事業通りに進めていくなどと聞いておりませんし、周知という点については、予算特別委員会の中でも、説明会の開催を考えていくという発言もありました。この事業を止めてしまうことで、今後の国や県からの補助金にも影響を及ぼし、JR、バス、タクシー等の交通事業者との信頼関係といった面での影響も懸念されます。事業費や事業規模の精査が行われることを考えれば、この予算は必要である。よって、修正案には反対しました。
                   賛成者多数で可決

臨時議会(3月28日開催)

*工事請負契約の締結について
 漁港施設の建て替えに併せ、賑わい創出施設と漁港施設を一体的とした「大磯港賑わい交流施設」として整備し、大磯町の周遊観光の拠点と位置付け、人や情報の交流、賑わいの創出、マチナカへ賑わいの拡大を図る。
   大磯港賑わい交流施設整備事業(建築、外構、機械設備、電気設備工事)
   工事施工場所 大磯町大磯1398番地6
   請負契約金   2億8,980万円(税込み)
   契約の相手方 神奈川県平塚市東八幡三丁目10番13号
             匠建設株式会社 (代)佐藤 豊明
   契約工期    契約締結から2020年3月13日まで
 入札は11社で、辞退2社、不着1社。落札率は82.95%。   
 補助金は賑わい交流施設整備に国から64%。3月31日までに契約しないと消費税(10月)が上がってしまうため、臨時議会を開催した。
                   賛成者多数で可決  


竹内恵美子の一般質問

明治記念大磯邸園の今後の整備は    

竹内  明治記念大磯邸園の今後の整備は。
町長  国は歴史的建物と群と周辺を「中核的な区域」とし、地方公共団体は特別緑地保全地区とし、周辺を緑地として保全・整備をする。国の区域は旧伊藤邸(滄浪閣)を含む全区域。旧大隈・陸奥邸は、歴史的建物と庭の区域。旧西園寺・旧池田邸は、歴史的建物から概ね25m位南側のところまで。地方公共団体が分担する町立都市公園の区域は、緑地保全等中心に整備・維持管理する。現在、国主催の検討委員会で具体的な活用の検討が行われている。庭園の概算費用は120億円の内、地方公共団体分は、用地補償費約28億円、園地整備費約2億円。国は2018〜2019年にかけて伊藤邸と大隈・陸奥邸の用地取得と設計等を行う予定。2020年夏頃に一部公開を目指し取り組む。 
竹内  町の費用負担は。 
参事  国からの補助金等の他、町負担分は県が制定する「補助金交付要綱」により、2019年度予算から償還期間に合わせ毎年補助金として20年間交付される。
竹内  国の土地購入の進め方は。 
参事  国は2019年度に大隈・陸奥邸の土地購入。価格決定は、国からの資料で。町の不動産評価委員会を通し、仮契約。その後、議会で議決を。 
竹内  旧池田邸も同様に土地購入していくのか。整備工事はいつからか。
参事  まだ検討されていない。来年度に入ってから。早くても2020年以降になる。
竹内  大磯邸園の区域に町道が2本あるが、どのようになるのか。
参事  町道東小磯40号線は、現在のまま残す。町道西小磯53号線は、こゆるぎ緑地までの道は、廃止し、検討していく。
竹内  国主催の検討会議は何時まで続くのか。
参事  国は、2018年度内に基本計画策定予定。2月13日事業認可の告示。3月9日都市計画の概要説明会。 
竹内
  文化財の指定への考えは。
参事  前向きに検討する。

高齢者対策について   

竹内  認知症ケアパス(認知症の支援やサービスがひと目でわかる)ができた。これからの周知や連携は。 
町長  公共施設や保健センター、福祉関係事業所に置く。
竹内  認知症カフェは、先日「まんてん」で開催されたが、国府地区ではどうか。
部長  世代交流センター、障害福祉センター等、今後検討していく。
竹内  「終活」について、町の考えは。
部長  大学と連携、各種団体等と支援の仕組み作りを検討していく。



いま問われているのは大磯の未来
 
 
一歩、一歩、また一歩、一生懸命に。
 


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