令和2年度予算可決
暖かな春らしい陽気になってまいりました。
今年のオリンピック・パラリンピックが、もうそこまで来ていますが、
「新型コロナウイルス感染症」の拡大で、今後どうなるのでしょうか。心配ですね!
外出時にはまずマスクを着用。入出時にはアルコール消毒を、または石鹸で指先からよく洗いましょう。
3月議会は、2月13日から3月18日まで35日間行われました。
3月議会は、今年1年のお金の使い方を審査する重要な議会です。
議案
*大磯町小児医療費助成制度について
小児の医療費の一部を助成し、健康増進に資することを目的とする。
中学校卒業まで無料拡大し、所得制限はなし。令和2年10月から。
これで県内伊勢原市を除いて全て中学生まで無料になりましたが、伊勢原市も発表しましたので、国か県で全部中学生まで無料にするべきだと思います。
賛成者多数で可決
*大磯町付属機関の設置に関する条例の一部を」改正する条例
専門的判断を求め、各界の意見を広く聴取するため、付属機関として新たに2つの委員会を追加するもの。そのため、大磯町特別職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例についてあわせて改正するもの。
・大磯町新庁舎整備基本構想等検討委員会
委員は、9人以内。委員構成は、学識経験者2人。公募町民、1人。
大磯町内の関係団体又は企業の代表、4人。行政関係機関、1人。
その他町長が必要と認めるもの、1人。(景観関係者)
委員の任期、基本構想(案)策定の日まで。
・大磯町空家等対策協議会
空家等対策の推進に関する特別措置法に基づき、空き家等の対策を総合的かつ計画的に実施するため、協議会を設置するもの。
委員は、11人以内。委員構成は、学識経験者、大磯町区長連絡協議会代表、福祉・文化等に関する地域代表、その他町長が必要と認めるもの。
委員の任期、2年間。
どこの地域も空家が増えていて困っています。これからの協議会に期待したいと思います。
・その他廃止する付属機関
大磯町行政評価委員会、大磯駅前用地利活用検討委員会、旧吉田茂邸利活用検討委員会。
委員の報酬を日額6,500円に改正。
賛成者多数で可決
*大磯町営住宅管理条例の一部を改正する条例
国が示す、公営住宅管理標準条例(案)が改正され、町営住宅の入居要件としている連帯保証人を廃止し、敷金の取り扱い及び不正入居者に対する請求額の算定に適用する利率が変更された。敷金をその債務の弁済に充てることができる。
敷金を未履行の債務の弁済に充てる場合に不足額が生じたとき、不足費用を入居者に求める。利率は5%から3%に改正。 施行日は令和2年4月1日。
*固定資産評価審査委員に平塚市代官町にお住いの中村 さち恵さんにお願いすることになりました。
*人権擁護委員に大磯町石神台にお住いの飯島 眞砂子さんにお願いすることになりました。
賛成者多数で可決
補正予算
●西久保地区トイレ(入札残)198万4千円減。
●一般寄付金 2,000万円(町の事業で使って)。
●自立支援給付費〔児童手当残〕 1,760万円。
●子ども・子育て支援新制度施設型給付費増 533万7千円。
●風疹追加的対策抗体検査委託料増 58万1千円。
●風疹追加的対策予防接種委託料増 33万7千円。
●リサイクルセンター運営事務事業増 210万円。
●明治記念大磯邸園整備事業費減 7,300万円。
●学校教育指導振興事業増 475万7千円。
●幼稚園運営事業減 450万円。
賛成者多数で可決
令和2年度予算
2月27日に全会計の説明を受け、その後4日間にわたり審査を行いました。
一般会計の歳入歳出予算額は95億7900万円で、前年度当初予算額と比較すると、12億7,200万円の減、比率で11.7%の減となっています。
国民健康保険事業特別会計の歳入歳出予算額は、36億4,400万円で、前年度予算額と比較すると2億2,500万円の減、比率で5.8%の減となっています。
後期高齢者医療特別会計の歳入歳出予算額は10億6,500万円、前年度当初予算額と比較すると7,600万円の増、比率で7.7%の増となっています。
介護保険事業特別会計の歳入歳出予算額は32億6,700万円で、前年度当初予算額比較すると、2億1,000万円の増、比率で6.9%の増となっています。
また、下水道事業会計は、「経営の見える化」を図り、経営基盤の強化と財政マネージメントの向上につなげるため、公営企業会計方式を適用するとの説明がありました。収益的収支の収入と支出は9億2,292万7千円で、資本的収支の収入は13億4,084万9千円、支出は16億2,280万9千円となっています。
令和2年度の新規予算としては、防災資機材運搬車購入事業 677万2千円、子育て支援拠点施設運営事務事業 1,356万3千円、待機児童対策事業 2,625万円、小児医療費助成事業(所得制限の撤廃、中学生まで拡充)、森林病害虫等対策自主事業 100万円、国小学校施設整備事業(プール、体育館)1,016万円、大磯小学校施設整備事業(防球ネット)944万円、郷土資料館施設整備事業(研修室壁等)420万円、等が計上されました。
賛成者多数で可決
竹内恵美子の一般質問
竹内 次期まちづくり基本計画の策定は。
町長 今年度と来年度をかけて策定中。策定に向けては、町民参画を含むアンケート調査、ワークショップ、パブリックコメント、説明会、町づくり審議会、都市計画審議会などから意見聴取をしていく。
竹内 まちづくり審議会での内容は。
部長 昨年4月と6月に開催した審議会では、人口減少、少子高齢化社会、社会経済状況を的確に捉える必要がある、厳しい財政状況を踏まえて実現可能な計画を、等の意見あり。
竹内 ワークショップはどのようなすすめかたをするのか。
部長 100名以上の参加があり、グループ分けして、「大磯の課題」について話し合った。この結果は、町ホームページで発表展示する。
竹内 石神台でもワークショップが終わったそうですが、どのような意見が目立ちましたか。
部長 自然環境の良さ、歴史文化に恵まれている、景観の良さ、治安の良さ等。課題は、高齢化率の上昇、南北の道路ネットワークの不足、歩道が狭い等。
竹内 既にアンケート調査とワークショップが終了し、現在は素案を策定中とのことですが、今年度中はどのくらいの段階まで進むのか。
部長 3月まで基本計画策定業務委託を実施している。今年度は、基本計画の素案の策成まで。来年度は、改めて委託業務を行い、ワークショップ発表展示や素案の説明会を開催。パブリックコメントを行い、町民の皆さんから意見を伺ってから、原案を作成していく。
竹内 次期まちづくり基本計画では、「空き家問題」の解決が重要になってくると思うが、どのような施策をおこなっているのか。
部長 空き家リスト作成。空き家バンク創設。専門職と連携し、相談体制の整備を行う。来年度、「空き家対策協議会」を立ち上げ、協議会に報告し、協議会において、安全上、防犯上、衛生上、景観上など総合的に協議し、特定空き家として認定するか判断していく。
竹内 特定空き家への対応は。
部長 町で現地地調査し、空き家対策協議会に報告し、認定するかどうか。認定されたら助言・指導から勧告から命令。通知、最終判断し、協議会委員に協議していただく。
竹内 「町として、特に重要な視点はあるか。
部長 大震災や風水害や土砂災害の見直しが必要になってくる。