大磯町議会議員 竹内恵美子の議会レポート

wind まちづくりNEWS LETTER/議会報告



    vol.73   2021年10月 発行  (令和3年10月)
  

  コロナウイルス感染症がおさまりつつあるようで、ようやく10月1日には緊急事態宣言が解除されました。
 気を緩めずに、これまでのマスク(早く解放されたいな!)着用、手指の消毒は続けていきましょう。
  そして、また、寄せるであろう第6波に負けずに頑張っていきましょう。

  さて、7月27日に臨時議会が開催され、正副議長の交代、と委員会の所属替えを行いました。
 議会の申し合わせにより、正副議長は2年で交代することとしています。

  最初に、高橋英俊議長の辞職を許可した後、投票により議長選挙を行いました。
 投票の結果、竹内恵美子が8票、柴崎茂議員が6票で竹内恵美子が議長に決まりました。

  次に、鈴木京子副議長の辞職を許可した後、投票により副議長選挙を行いました。
 投票の結果、清田文雄議員、吉川諭議員の得票数が同数であったため、
 くじ引きにより、清田文雄議員が副議長に決まりました。

  また、その後、各委員会の任期も条例で2年としているため、
 委員の選出後、各委員会で正副委員長を互選で決めました。
  このほか、議会選出の監査委員に二宮加寿子議員が決まりました。
 

就任にあたって
 この度、議長に選任された重責を痛感しています。
 本町では、人口減少、少子高齢化という課題に直面する中、
将来を見据えて、交流人口の増加、定住人口の安定化を目標に掲げ取り組んでいます。
 議会として、議会基本条例に基づき、行財政運営を監視し、
中立で公平・公正に、また、住民の皆さまの声が届く議会であるよう全員で取り組んでいく所存です。
 皆様のより一層のご理解とご協力を心からお願い申し上げます。

 


9月議会    

 議長として初めての議会が、8月30日から9月30日まで32日間開催されました。
9月議会は、予算に基づいてお金の使われ方が正しく使われているかどうかの決算議会です。

報告 (継続費)
 事業名     大磯港みなとオアシス推進事業
 管理委託料  支出額  1,009万4600円
 契約業者   (株)小笠原設計 横浜事務所  
 工事請負費  5,000万円(令和元年度分)
           2億9,949万円(令和2年度分)
 契約業者    匠建設(株)
 (平成30年度から令和2年度までの3年間)の継続事業が終了した。
 
議案
 *デジタル庁設置法及びデジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例
  令和3年5月19日に公布された「デジタル庁設置法」及びデジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律」により、「行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」の一部が改正されたことに伴い、所要の整備を行う必要があるため、関係条例の規定の改正を行うもの。
  ★個人情報保護条例の変更点はない。手数料条例の変更点は、町の事務手続きが変わる。
          賛成者多数で可決
 
 *大磯町町税条例の一部を改正する条例
  令和3年度税制改正大綱において、軽自動車税(種別割)のグリーン化特例の見直しが行われ、令和3年3月31日付けで地方税法等の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、大磯町町条例の一部を改正するもの。
  ★例年どのくらいの台数が課税の対象になっているのか。約230台。
          賛成者多数で可決
 
 *大磯町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例
  家庭的保育事業等の整備及び拡充をさらに進めることを目的に、連携施設の確保義務、食事の提供、保育士の配置に関する基準を緩和するため、諸記録の作成、保存等を原則として電磁的な対応を認めることとするために改正を行うもの。
  ★町が実施した指導監査は、家庭的保育事業は町が認可を行うため、各施設が認可基準に合っているか監査する。緩和されることにより、保育士不足の解消に繋がればよい。
          賛成者多数で可決
 
 *大磯町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例
  保育施設の利用調整の実施について文言の整理、保育所等の業務負担軽減等を図る観点から、諸記録の作成、保存等について、原則的に電磁的な対応を認めることとするため改正をする。
  ★電磁化は有効と考えるが、公立園については率先して進めていきたい。
          賛成者多数で可決
 
 *大磯町固定資産評価委員会委員に、大磯町石神台にお住いの 杉本 豊さんにお願いすることとなりました。
 

補正予算
 *大磯駅周辺安全安心にぎわい創出事業  483万円
  駅前計画地域内にある土地取得のため、土地の不動産鑑定と建物の物件補償調査のための費用。
  ★7月の協議会には、電線の地中化について説明があったが、広報9月号には修正計画のポイントを載せた。
  修正案が3名の方から出された。趣旨説明では、町として町民説明会、意見募集、それについての修正を重ねてきた。しかし、広報9月号に、掲載された修正計画では、町民に納得していただけない内容。
  特に、電線地中化は一番お金のかかることで何も触れていないことは問題である。この場所が必要ならば、所有者の協力を得てから、全体を考えるべきである。
  その後、修正案について、修正案に反対し原案に賛成の討論が行われた。また、修正案に賛成の討論をし、令和3年度大磯町一般会計補正予算は、原案賛成多数となる。
          賛成者多数で可決
 
 
令和2年度決算審査
  令和2年度決算は、決算特別委員会を設置し審査を行いました。
  委員会では一般会計は不認定、国民健康保険事業特別会計、後期高齢者医療特別会計、介護保険事業特別会計、下水道事業会計は認定でした。
  本会議最終日の採決では、可否同数となり、議長採決により賛成者多数で認定、3特別会計は賛成者多数により認定、下水道事業会計は賛成者全員で認定となりました。

 防災  334万円(防災対策等事務事業費)  
        87万円(防災組織等育成事業)
 *本庁舎前駐車場  110万円(本庁舎等維持管理事業)
 *健康診断  2,973万円(妊娠出産前支援事業)
 *教育  389万円(事務局運営事務事業)コンピューター教育推進事業
               1億6,069万円(小学校費)
        8,426万円(中学校費)
 *まちづくり  458万円(美化推進事業)
 *消防  556万円(消防庁舎維持管理事業)
 *商工業  3,251万円(小規模事業者等事業所賃借料補助金)6,590万円(小規模事業者等持続化給付金)
 *子育て  5億2,006万円(子ども・子育て支援新制度運営事業)




いま問われているのは大磯の未来
 
 
一歩、一歩、また一歩、一生懸命に。
 


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