LED専用リレーを作る

汎用のウインカリレーとLEDウインカーの組み合わせは、場合によってはまったく使えない物になる可能性があります。何故
なのかはLEDウインカーの制作で詳しく書いていますので、ここでは説明はしません。上の回路図は今回制作した2線式の
ウインカーリレーのもので、接点保護回路は付いてないタイプですが、実用的には特に問題ない耐久力が有ると思います。
配線は2本と言う事で現在のリレーから差し替えるだけで交換が出来るのが狙いでした。

回路の説明は不用だと思いますが・・・ちょこっと説明すると、電源側から入ったプラス電流は10E1のダイオードを通過
して可変抵抗器に入りコンデンサーが充電されると、リレーコイルの接点が接触して電源側からLED側に電流が流れます。
するとコンデンサに溜まった電気は放電され接点が離れる・・・の繰り返しです。点滅回数はLEDの数によりVRで調整します。

インジケータランプがある場合では数個のLEDでも点滅は可能です。インジケーターが無い或いはそれもLEDの場合では、
直列配線では数量によっては目的の電流には達しません。対策は500Ω程度の抵抗をインジケータ部分に取り付けるか、
もしくは1KΩの抵抗をそれぞれのLEDランプ内部に付けてください。ランプの入り口と出口(アース)間にです。20mA流せ
ば間違いなく動作します(12V用) (LEDのみでは100mA流れる物でもLEDの特異な特性により初期動作が出来ません)

負荷に適した電流は20mA〜1Aまでです。1個以上で点滅しますが消灯時にアイドル電流が10mA程度
流れるので、数が極端に少ない場合は完全には消灯しません。しかし実際にはインジケータランプやブザーなどで電流が
分散されるので問題ないレベルになります。保護回路には電源側とLED側に抵抗とコンデンサを直列で入れますので、
どうしてもサイズ的に大きくなってしまいます。6V車から12V車に改造したカブのようなバイクの場合はスピードに合わせ
自動的に点滅速度が変わります。一種のオートモードですね。原因はスローの時とふかした時の電圧変動が大きいから。

画像はテストで作った物で保護回路なしですが、実車テストでは
ノントラブルで動いています。とにかく小さくまとめたい人向けかも
知れませんが寿命は短いと思います。

動作電圧12V、電流0.1A〜1A、
点滅回数20〜120回/分(負荷による調整用)
リレー オムロンG5V1 (接点容量24V1A)
コンデンサー 1000uF 16V以上 (耐熱温度105°C)
半固定抵抗 500Ω〜1KΩ
逆流防止ダイオード 15V1A以下で可能

組み立てキットと完成品の販売いたします。信頼性は1000万回
動作テスト
にも耐えた接点保護回路付きです。(5W負荷でのテスト)
サイズ29.6×18.7×17
販売しています。詳しくはこちら販売コーナー へ
LEDウインカーランプを作りたい方はこちらからどうぞ
*組み立てキットは現在販売中止しています。どうしても自分で作りたい
かたは動作保証はしませんが販売致します。
価格¥1200


注意・・・LEDランプを完成した市販品で購入する場合には消費電力を確認してください。通常のリレーで使えるように内部に抵抗を入れて
     いる場合に電流が超過する可能性が高いのです。本ウインカーリレーはバルブ用ではありませんので、このような場合には本来の
     動作が出来なくなります。
     
     目安としてはランプ1個あたり6Wが限界値です。また調整用の可変抵抗は中央で試験をしてからお好みの点滅速度に調整してくだ
     さい。そしてその際には必ず前後に2つのLEDランプを取り付けて調整するようにお願いいたします。

     当サイトの
ウインカーLED化にも書いていますが、車種によってはウインカーインジケータランプの逆流防止対策をしないと正常に
     動作しない場合があります。


左の画像はケースに入れた販売用完成品です。リード線は
付けていますので、元の線を切断してカプラごと移植してください。
ケースの表面の穴は点滅速度調整のドライバー用です。

ケースから取り出した内部のリレー基板、リレー接点容量
以下で使用するなら非常に丈夫です。

LED6個直列(TLYH20TP)で点滅試験中のようすです。
下の電球はインジケーターに見立てた3W球です。何枚
か撮影しましたが、LEDは消灯してるのに豆球は点灯
あるいはLEDは明るいのに豆球は暗いとかの状態もあり
ました。LEDの方はメリハリがあるんですね。

直接来た方はこちらから

動作耐久テストは約2ヶ月かけて2003/4/21に遂に1000万回を達成致しました。

左の参考図はハザード機能を追加する
場合の例です。逆流を防止するダイオ
ード2本とスイッチを1個追加するだけで
す。LEDランプではなく普通の電球を使
用する場合はダイオードの電流を計算し
てください。但し1A以上はリレーが持ち
ません。下の計算式は一般のリレー
使用の場合です。

計算式は前後の電球の合計W÷電圧
です。
例46W÷12V=3.83A
この例では4A以上のダイオードが必要
になります。

最近になり新しい使い方が浮かんできました。それはLEDテールランプのストップライトです。高速で点滅(200回/分以上)させれば
後続車の視認性も高くなるのと、今後バッテリーレス化をしようと思っているので電流削減も期待出来るので一石二鳥と思います。
近い内に工事(大袈裟か)します。レポートはその後・・・期待しないでね(笑)


左は高輝度LEDです。明るさは目で判断する限り超高輝度と比較
できません。照射角度は多少広めなのでウインカーには良さそう。
適正電圧は2.1V 最大2.4V、電流は20mA、最大30mA 
明るさは1100mcd、照射角15°これでLEDウインカーを作る方は
基板付きキットが有ります。販売コーナーからどうぞ。