InterBEE 2002 個人レポート

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<InterBEE2002>

国際放送機器展示展(InterBEE2002)について個人ユーズで使えそうなものをクローズアップしてレポートする。


<ローランド>

ローランドのブースではVJ向け・小規模イベント向けのデジタルビデオミキサー「V-4」を展示していた。4チャンネル入力を備えたいわゆるスイッチャーである。A−Bのレバーの向きは縦・横にユーザの用途に応じて変更することが可能。なお、値段は未定ではあるが10万円前後になるかもしれないとのこと。低価格で画面切り替えなどを実現したい場合には魅力的であろう。その他にも、タッチパネルで映像のポン出しが可能な製品やノンリニア編集専用機などが展示されていた。


<アップルコンピュータ>

アップルコンピュータでは、ノンリニア編集システムをメインとして展示が行われていた。FinalCutPro3によるHD編集システムなどが展示してあり、HD編集環境がMacを通して構築できる。将来的にはサーバによるデータ共有ができるようになる可能性があるとのこと。


<SONY>

SONYでは、HDCAMやe-VTRなどを幅広いソリューションを展開していた。HDCAMのコンパクトプレーヤー「J-H1」は、HDCAMの再生が今までより低価格で行える再生専用機である。興味深いのは映像出力が、HDコンポーネント出力、NTSCコンポジット出力、D3出力、XGA出力と豊富なことである。映像確認の用途ぐらいであれば現在、非常に身近になっているXGA対応PCディスプレイに接続して簡易確認したり、またD3端子搭載の家庭用テレビに接続して簡易確認したりすることができるであろう。(XGAの表示は動きがあまりスムーズではなかった。(インタレース・ノンインタレース関連?))

ビデオディスクユニット「DSR-DU1」は、i-Linkでカメラと接続して内臓のHDDへデータを記録する。その場での映像チェックに重宝したり、ノンリニア編集システムへキャプチャ作業をする作業をなくすことが可能などのメリットがある。(要対応システム)今までの単体で動作するシステムよりSONY製業務用カムコーダ等と連動性が高いところがポイントであろう。


<Panasonic>

Panasonicでは、DVCPRO各フォーマットなどのそれぞれの機器などをメインにその他の機器など幅広いソリューションを展開していた。

ライブスイッチャー「AW-SW350」は小型で多くの機能を搭載しているスイッチャー。詳しい資料がないのでわからないが、5チャンネルの入力があるようである。(<未確認)キー機能(テロップ機能)として、USB経由で転送したデータをキーデータとして使用できるのは大変便利であろう。PCにおいて画像をつくっておけば、いちいち映像出力の変換処理などをする必要はないということだ。キーとしてだけでなく通常の全画面素材としても使用可能である。また、従来のような映像信号によるキー信号入力も選択によって可能なようである。スイッチャーの基本性能としては、TBC(タイムベースコレクタ)をそれぞれの入力に搭載しているので画面を切り替える時に映像がほんの一瞬と止まるといったことはなく、スムーズに切り替えることが可能である。

24p対応DVカメラ「AG-DVX100」の編集ソフトウェアの対応だが、FinalCutProについては次期バージョンにおいて対応するとのこと。他社の編集ソフトウェアについては、まだ各メーカに対応のお願いを出した段階であり、各メーカが判断するので今の段階としてはどうなるか不明とのこと。


<ビクター>

ビクターでは、ストリーミングやHD機器などのそれぞれの機器などをメインに幅広いソリューションを展開していた。

気になるDVテープを使用する、家庭用HDカメラであるが、InterBEEにおいては今まで分かっている以上の情報は得られなかった。通常の展示会場じゃなくプライベート会場のほうでは試験段階のカメラが動作しているとのことであった。(<未確認)編集システムについては、HD編集専用のソフトウェアを付属させる予定とのこと。他社の編集ソフトウェアに対応させるなどのことについてはわからないらしい。


<カノープス>

カノープスでは、MEDIAEDGEやCWSシリーズ、DVStormRT-2などをメインに展示が行われていた。

CWSシリーズでは、ノート型の「CWS-30」が登場。これによりモバイル環境でRextor(専用ソフトウェア編を使用した編集が可能となる。なお、リアルタイムでのディスプレイ上のプレビューは可能であるが、リアルタイムDV出力はできない。最終的にテープに落とすためにDV出力などをしたい場合は、上位のCWSシリーズへデータを移動する必要がある。

*追記・・・InterBEE2002での発表後、ユーザからのリアルタイムDV出力の期待が多かったようだ。よってその後、仕様が変更されリアルタイムDV出力が可能になった。ショールームにて可能になっていることを確認した。

*注意・・・画面が出ていないので動作していないように見えるが、写真の見えないところのプラズマディスプレイに画面を表示しているためである。

データを移動するための「モバイルパックCWS-MP300」が用意されており、これでCWSシリーズの間をシームレスに移動可能である。データの入ったモバイルパックをCWS-30に装着すれば瞬時に認識し、データが読み込まれる。

なお、「DSR-DU1」にも対応しているようでDSR-DU1装着による撮影後、即座に現場でCWS-30によって編集などといったことが可能なようだ。


<おまけ・・・>


以上。

ご参考になれば幸いです。