この情報は2003/08/08に作成されたものです。

以下、情報が古い可能性があります。この情報は履歴情報として残しているものです。以上の点をご注意ください。



CanopusEdius に今後、求めるもの

2003/08/08版 (R.3)


この情報はTDC(個人)が個人の見解でレポートしたものです。よって内容に誤り、不平等性があるかもしれません。製品の発売元とこの情報及び情報作成者は一切関係ありません。製品の仕様・性能は変更される可能性があります。この情報は情報作成時点のものです。また、この情報を利用して、いかなる損害、問題が発生しても管理者等は一切の責任を負いません。これらの事を、ご了承の上でご覧ください。なお、ご意見・ご感想などがありましたら管理者のE-Mailまでお気軽にご連絡ください。

連絡先 TDC Office JAPAN tdcjapan@yahoo.co.jp



メーカー製品情報

http://www.canopus.co.jp/catalog/edius/edius_index.htm


この情報の作成日:2003/08/08-ソフトウェアはVer.1.00x時点のものを使用


2003/06/09版(R.1)、および、2003/06/14版(R.2)の情報を公開しいくらか日数が経過しました。

今回、それら公開後に新しく入った情報や、その他の情報などをもとに内容の更新・追加し、2003/08/08版(R.3)として公開しました。

・全体の修正など

・状況進展による文章追加・文章修正

・GUI(グラフィカルユーザーインターフェイス)などについての項目ページ追加


<経緯>

さて、5月下旬にカノープスから新編集ソフトウェア「Edius」が発売されました。思い起こせば数年前からCanopus xxxEdit(RexEditやStormEdit)の大幅な機能強化は無いのだろうか?といった憶測や希望が幾度かでていました。ちょうど去年の2002年春頃、CanopusUSAサポートフォーラムにてCanopusEdit(仮名)というものがでるらしい・・・といった情報が流れました。その情報は国内のサポートフォーラムにも話題に少しなり微妙ではありましたが存在は否定されませんでした。そして、去年の末頃には、某ショールームにて某スタッフさんから近日専用ソフトウェアがでる「かも」しれないとのことを私自身、聞きました。その後、ドイツの展示会にて正式に発表。NAB2003発表後、日本でも正式発表。このような経緯をもって今回、有料と言う形でしたが新たなスタートが切られたわけです。

<戦略>

カノープスとしてはメインの編集ソフトウェアが今後このEdiusに一本化するのでしょう。開発リソースをこのソフトウェアに注ぎ込んでいる事が良く分かります。専任の開発者もメーカサイトで求人募集してますし(笑)。カノープスのソリューションとしては、CWSシリーズのRextorがありますがこれはどちらかというとCanopus xxxEditのシステムを流用した形であり、一からエンジンから新規開発したと思われるEdiusとは系統が全く違うと思われます。今後はCanopus xxxEditは限定的なバグフィックスになり、一部の特化したトータルソリューションとしてCWSシリーズのRextor、そして新しい操作性と機能をもったものとしてEdiusを提供する形でしょう。Ediusとは話が別ですが、AdobePremiereなどにおける専用プラグインといったものは専用ソフトウェア開発とは別として考えられるべきであり、こういった専用プラグインの開発は今後も続けられる必要性があることでしょう。

<使用レポート>

Ediusの使用レポートについてはACC96さん(www.acc96.com)の即席Ediusレポートなどをご参照ください。詳細なレポートが書かれています。

<改善点の必要性>

さてさて、Ediusは登場したわけですが、多くの良い点を持っていると共に、Ver.1.0xという最初のバージョン特有のものか、はてやマーケティング的な調査不足なのかはわかりませんが、機能の改善点必要性が多くあります。カノープスの製品はユーザからの意見がフィードバックされることがメリットの1つとしてあります。このEdiusでもそれまでだされていたユーザの要望がいくつかフィードバックされていて非常に好ましい状況です。ただフィードバックに終わりはありません。DVRexやDVStormやMTVキャプチャ製品などといったもののドライバやアプリケーションでもユーザの意見が取り入れられた経緯があります。そこで、ここではEdiusの問題点をさまざまな観点から調査し、改善すべき点を列挙いたしました。さまざまな場所で出回っている情報を総合的にまとめてみた結果です。

<将来性>

バグフィックスがされる必要性とともにこの情報に列挙されている改善点ができる限り多く実現されることを祈っています。言い換えればこれらの改善点を全部改善できればそれなりに良いソフトウェアに生まれ変わることでしょう。冷静沈着に考えていただければ幸いです。

<大切なこと>

カノープスの新しい編集ソフトは後発に開発されたため、今までの既成概念がなく開発ができるという点のはずです。反面、未完成すぎる可能性も秘めています。Ediusの基礎概念は基本編集機能に見られるようにしっかりしているはずです。軽快なレスポンスも良いことでしょう。重要なことは、ユーザは道具・ツールとしてカノープスの製品を使うのであり、そのメーカだからとして選ぶのではありません。もしそれに対抗できる製品で魅力的な戦略な製品がでたらユーザは道具として乗り換えてしまうかもしれません。今後、開発において迅速な対応が行われていくことを願います。カノープスは対抗すべき十分な開発力などといったポテンシャルをもっているはずです。


2003/08/08版(R.3)追加情報


<EDIUS Ver.1.5アップデート情報>

カノープスが発表した情報によるとEdiusは9月の「無償」アップデートにおいて「Ver.1.5」へ進化する模様です。現在、公開されているアップデート内容について判明している機能はわずかです。ただこれは実装が確実にできるといったものだけを表明している可能性があります。(<--あくまで推測です。)公開されている情報以外の、その他細かい機能改善・追加がどのようなものであるか動向が気になりるところですあ そのほかの細かい機能改善・追加がどのようなものであるか動向が気になります。


(国内)メーカーVer.1.5についての情報

http://www.canopus.co.jp/catalog/edius/edius15_feature.htm


(米国)メーカーVer.1.5についての情報

http://www.canopus.us/US/products/EDIUS/pa_EDIUS_v15.asp


現在、公開されているアップデートの主な内容


非圧縮ファイルの読み込みサポート(RGB 32bit color,RGB 24bit color,YUV2,UYVY)

アルファチャンネル付きRGB 32bit colorファイルのサポート

ビンウィンドウの階層化対応

ビンウィンドウのリスト表示対応

ビンウィンドウのインフォメーションディスプレイの搭載

ビンウィンドウにおける検索機能の搭載

GUIレイアウト保存機能の搭載

クリップ削除、トランジションの削除・トリムなどの操作時にCanopus xxxEditと同じ振る舞いをするモードの搭載

オフラインクリップのリマップ(再配置)の対応

ウィンドウボタンの移動及び非表示等の設定

低解像度での画面への配慮改善

タイムライン上で全トラックにわたってクリップを分割する機能の搭載

タイムライン上で複数クリップ選択・削除機能の搭載

エフェクトの設定をプリセットとして保存する機能の搭載

マスターボリュームコントロール機能の搭載

DLLリソースファイル切り替えによる多言語サポート

PCI bus busyが発生する不具合の修正

タイムラインからオーディオのみの出力の対応


<ProCoderLE for EDIUSアップデート情報>

また、Ediusに付属するProCoderLE for EDIUSのアップデータが7月30日国内で公開されました。これによりProCoderLE for EDIUSのいくつかの不具合修正と機能追加が行われました。特に目を引くのはDVStormシリーズ使用時にハードウェアMPEG2エンコーダを利用できる・・・というところでしょうか。

メーカーEDIUSアップデータ・ダウンロードページ

http://www.canopus.co.jp/download/edius_upd.htm


<EDIUS Ver.1.5のアップデート内容について気になる点>

非圧縮ファイルの読み込みサポート(RGB 32bit color,RGB 24bit color,YUV2,UYVY)

-->内部処理から出力まで、すべて非圧縮で行われるのであろうか?

-->CG吐き出し等には便利。

-->どれだけのPCスペックが要求されるであろうか?

-->将来的にそのほかの圧縮Codecへの対応がされないだろうか?

アルファチャンネル付きRGB 32bit colorファイルのサポート

-->CGとの合成に便利

ビンウィンドウのリスト表示対応

-->リスト表示以外にも表示方法をより追加してほしい。サムネイル+リストなど

クリップ削除、トランジションの削除・トリムなどの操作時にCanopus xxxEditと同じ振る舞いをするモードの搭載

-->これはVer.1.00xにおいてクリップをタイムライン上で詰める作業をすると間が空いてしまうことを防ぐことができる・・・ということであろうか?

-->Ver.1.00xではクリップを伸ばすときは間が空かないが詰めるときは間が空いてしまう。クリップを詰める作業は延ばす作業より相対的に多い。これを解消するには現状では間が空いたあと、後ろのクリップを選択しシフトキー+マウスドラッグで前に移動させなければならない。(これにより後ろのクリップすべてが移動する。)

タイムライン上で複数クリップ選択・削除機能の搭載

-->無論、タイムライン上で複数クリップ選択後、削除だけでなく移動などといった操作もできるのだろうか?

PCI bus busyが発生する不具合の修正

-->こういった不具合修正はVer.1.5という大きなアップデートでなく、もっと迅速に行うことはできないのだろうか?


<アンケート集計結果・2003/08/07時点>

アップデート優先度ランキング・アンケートに多くの方がアンケートにご協力いただけました。ご協力ありがとうございます。

この集計結果によればやはり多くのユーザがEdius付属のタイトラ、TitleExpress for EDIUSに多くのユーザが不満をもっているようです。集計結果によると1位と2位がタイトラ関係で独走状態です。米国ではこのような声は若干、聞きますが日本ほどではないようです・・・。ユーザとしては軽く、気軽に使え(保存をしなくても使用できる操作体系・必要に応じて保存ができる操作体系)、かつ日本語を配慮した強力なタイトラーがほしい・・・という形のようです。

特に、TitleExpress for EDIUSは今のところ、日本語に配慮していない代表点として縦書き表示ができない・・・という致命的な問題もあります。また、TitleExpress for EDIUSは若干、従来のCanopus xxxEditのタイトラよりリアルタイム動作の負荷が高いこともユーザには感じてる要因のひとつでしょう。Canopus xxxEditのタイトルではタイトルを作るごとに保存といった作業をしなくても作成でき、必要に応じタイトルを保存することが可能だった操作体系も良かったところでしょう。

ユーザは従来のCanopus xxxEditのタイトラに完全には満足はしていないが、あの手軽さと最低限の機能があるタイトラには愛着があるようです。ただ無論、従来のCanopus xxxEditタイトラはカーニングできないという点や機能の少なさ、GUI設計等に多々不満があるのは多くのユーザが感じています。

従来のタイトラを実装する・・・というのは新製品に従来の設計を引きずるということになり、難しいと開発サイドは判断するでしょう。(暫定的に従来タイトラがつけば便利ですが・・・)何よりEdiusは新しい編集環境・・・という主題ですから・・・。

これらことから、高機能で手軽に扱え軽い動作、かつ新開発の、「独自タイトラ」のできる限り早い実装が重要と感じます。タイトラが目的に応じて複数選択できるのが好ましいでしょう。(TitleExpress for EDIUS、独自タイトラ、設定や作成時選択方式など)

次に3位には、従来のCanopus xxxEditのプロジェクトファイルをインポート・エクスポートしたい・・・といった意見があがっています。ただこの意見において、インポートはどちらかといえば可能なのかもしれませんが、エクスポートに関しては、Ediusの方が高機能であるがゆえ実装は不可能と推測できます。エクスポートを実現するのであれば限定的なエクスポートになってしまうでしょう。需要としてはインポートが多いと思われ、いわゆるCanopus xxxEditから引き継いで複雑なことをEdiusでしたい・・・ということが多いと思われます。すべての情報をインポートにおいて引き継ぐことは不可能かもしれませんが、限定的に従来のプロジェクトファイルを生かせるようになると便利かと思われます。

次に4位にはフィルタの設定を保存できる機能の搭載・・・の意見があがっています。これはVer.1.5のアップデートにより機能追加が行われるようです。また同じく4位のシングルディスプレイや低解像度での使用の配慮もVer.1.5においてなんらかの改善が行われるとの米国のVer.1.5のアップデート情報にあります。どのような改善なのか気になるところです。

6位にあがっているタイムラインでの複数素材の選択もVer.1.5のアップデートによって機能追加が行われるようです。同じく6位にはタイムラインの現在位置の静止画を保存するショートカットの搭載があがっています。これはビデオに中にストップモーションを使ったり静止画を別用途で用いる必要性が多数あるためエクスポート経由では手間がかかってしまうことからと思われます。

9位の全トラックにわたってクリップを分割する機能はVer.1.5のアップデートによって機能追加が行われるようです。

その他、少数票に着目してみると、不具合改善をしてほしいという意見がいくつか見られます。また、カスタマイズ性、特にショートカットの充実は重要と思われます。それ以外にも右クリックに独自カスタマイズ機能を追加できる・・・といった機能もあれば非常に便利でしょう。そのほかの操作機能などにも、きめ細かなカスタマイズ機能があると便利でしょう。また、操作環形のカスタマイズ性だけでなく表示環形のカスタマイズ性も大切でしょう。例えば、ステータス表示(タイムコードや音声メータなどの表示)の文字位置やサイズなどもカスタマイズできると便利でしょう。現在の下位置固定のステータス表示だと下に表示するテロップを多様するユーザには見にくいと言わざるおえません。ユーザごと・編集内容ごとに異なることからカスタマイズできると非常に見やすくなることでしょう。

EDLと他のプロジェクトフォーマットのエクスポートとインポートのサポートですが、せっかくタイムコードまわりが強化されたこともあるので9ピンリモートへの「正式な」対応と共に対応すべきではないでしょうか。「プロフェッショナルソフト」の名が泣いてしまいます・・・(苦笑)

意外であったのは3D RTフィルタやそのほかのビデオフィルタにおけるアルファチャンネル素材のサポートがあまり票が入らなかったことでしょうか。ただこれは極めて重要なことであり、これができないがゆえに多くのアイデアが失われます。これが可能になればさまざまな応用ができることになり非常に重要でしょう。他社ソフトウェアでは多くが対応しています。また、今回のアンケートにはランクインしていませんが、フィルタすべてにおいてキーフレームへの対応化も極めて重要であるでしょう。



<ご意見など>

なお、この情報について意見などがある方はお気軽に掲示板管理者までメールをください。この情報にはない新たな改善点がありましたら情報をご提供ください。



*注1

最初の番号は管理上のID番号です。IDの前のKとSの文字は優先度を示しています。Kは極めて早急に実現されるべき項目で、Sは将来的に実現されるべき項目・・・となっています。


*注2

各項目は、赤色>青色>黒色の順で予想優先順位を分けています。


*注3

内容にミスなどがありましたら管理者までご連絡ください。


*注4

ソフトウェアのアップデートにより項目がなくなったものは灰色文字+取り消し線で示しています。


*注5

一部、記述ミスも修正しています。