試合は立ち上がりから、浦和は、早いプレスとスピードのある前線の動きで、ボールを奪い、攻撃を仕掛けてくる。一方湘南は、中々攻めの形を作れず、明らかに浦和の方がキープ率は高かった…。
前半9分、やられてはいけない選手にやられてしまった感じだった。センターラインより後方の位置からロングボールが上がり田中達也選手にダイレクトボレーのループ気味に合わされ、GKが触るも失点!!… その失点した直後にチャンスを向えるも高田ヤス選手が決める事が出来ず…もし、このチャンスをもの出来ていたらまた流れが変わっていたのかもしれない…。なによりも少ないチャンスをものに出来ていばまた流れは違っただろう…。
その後、湘南も攻撃を試みるも、パスミスや連携ミスが目立ち、決定的シーンを作れずにいた、逆に浦和は、田中達也選手、永井選手といった2トップが再三、湘南ゴールを脅かす…そして、29分、湘南のDFの連携(トラップミス)からまたしても田中達也選手に決めたれ2失点目…。
2失点目をきっしてから、浦和の早いプレスと前線の動きに翻弄され、完全に押し込まれていた。前半は、完全に浦和のペースで終了…。

後半は、立ち上がりから湘南が右サイドを基点き攻撃を挑んでいる…しかし今一歩、ゴールを割れる機会を得る事が出来ないでいた。その攻めから、惜しいシーンが生まれたのは、後半開始から北出選手との交代で入った城定選手のロングシュート、浦和GKがファンブルするも先程の浦和の先制点の様にゴールへは吸い込まれず…。
逆に浦和は、そのピンチを回避してから、2トップが相変わらずの快足を飛ばし再三のチャンスを作り出しているが、ゴールマウスの横に外れるなど湘南に取っては、命拾いと言った感じだろうか?…逆に守備は試合が進むにつれて前半と比べて前線からのプレスが幾分遅くなっている様に感じていた。後半30分を過ぎると明らかに足が止り始めて居た… 本来なら、ここからが反撃のチャンスとも取れたのだが、逆に、38分に長谷部のミドルシュートで追加点を奪われてしまった。
結局試合は0−3のまま試合が終了、3度目の正直とはならなかった。

まあ、試合的に言うのであれば、惨敗としか言えない。それに、ハッキリ言うのであれば、浦和の田中達也選手が上手かったとしか言えないだろう、試合中は、テレビではあまり感じ取る事は難しいと思うのだが、とてつもない湿気でフェンスや座席に水滴が付き横断幕や大旗は湿気で水を吸っている状況だった。試合後に某選手が試合についてこうも語ってくれました。「テレビでは汗に感じたと思うけど濡れていたのは、汗だけでは無く湿気です。凄い湿気でしたよ。」と…それに、試合については「負けは負けだし、悔しかった。また来年のシーズンに向けて頑張るよ。」 試合を総括するとサポーターから見る目は、何も出来なかったって感じに取れると思う。正直、1つでも少ないチャンスをものに出来なかったのがこの試合の鍵だったのでは?と感じた。…この負けが来シーズンにどう繋がってくるか?どう修正されてくるか?…シーズンオフを終えてから、頑張っていってもらいたいものだ。

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