蛙石
かわずいし

蛙石
この石は北條稲荷の境内にある蛙石と呼ばれる石で、
形が蛙に似ている所から名づけられました。
小田原城内にあったという伝承がありますが、
調査では地下に埋まる巨大な岩の一角だそうで元々この場所にあった可能性が高いそうです。


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場所は小田原駅より東に向かって歩いて20分程度の距離です。

蛙石説明板
小田原に災害が起こる時に必ず鳴くという伝承があり、
小田原落城の前夜や江戸時代の2度の大地震の前夜にも鳴いたそうです。
「蛙鳴くなる小田原の里」と『東路往来』に記されているのはこの石のことらしく、
江戸時代には名所として遠方から訪れる人も多かったとのことです。


引用・参考文献

立木望隆 1976 小田原史跡めぐり 小田原文庫
田代道彌、山口隆、平井太郎 2011北條氏の小田原城めぐりイベント配布資料及び解説


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