創刊第2号(1)

ヒョウタンツギ通信
2002.9.1

▲現在500円硬貨のデザインとして最有力候補とされている「ヒョウタンツギ」

国の財政困難を補う提言として、五百円硬貨のデザインを一般の方々から募り、投票にて決定するという施策に対して、「予想をはるかに超えた応募があり、滑り出しは順調である」(財務省)との発表があった。

今年8月に発表があった紙幣のデザインを偽造防止策を考慮した上で、変更するという(2000円札は除く)新紙幣の発表直後に行われた世論調査の結果「デザインに親しみが持てない・大変不満である」という答が70パーセントを超えたことに対し、政府関係者が「じゃ、お前達で勝手に決めればいいやんけ」と発表した事を発端に始まった俗称「みんなのお金運動」の第二回中間発表の結果である。

当初は企業ぐるみの組織票と思われる、松下幸助氏の肖像をデザインしたものが群を抜いて票を集めていたが、アンパーマンのデザインが応募されるや、軒並みアニメ・漫画キャラクターのデザインが応募され、9月8日現在では「機動戦士ガンダモン」を大きく引き離し手塚治虫の代表的なキャラクター「ヒョウタンツギ」が僅かに総得票数で一歩リードしている。

これは、「鉄腕アトム」「ブラックジャック」「リボンの騎士」などの手塚治虫氏のキャラクターへ分散されていた票が、(貧)日本ヒョウタンツギ同盟の働きかけにより「ヒョウタンツギ一極集中投票」へと動きがあった為と推測される。政府・日本銀行は、これらの動きに対し「ま、(投票用紙の購入が進む事で)財政が伸びるに越したことはないから、いいと思うよ」と今月7日、コメントを寄せた。

(貧)日本ヒョウタンツギ同盟は、今回の動きに対し関与を否定するも「嬉しい事であるが、“フースケ”指示団体が、足並みを乱している点が気がかりである」との見解を述べている。
尚、最終的な結論は2002年12月、来年4月当初3,000万枚を流通し、2年間に渡って1億5000万個を製造する予定である。

※「みんなのお金運動」の仕組みについて……
「みんなのお金運動」は新高硬貨造幣にあたり、国民の意思でデザインを決定し流通させるという試みであり、現在は第三セクターのもと発足した「みんなのお金準備委員会」が監督にあたっている。
デザインは一般から募集するが登録料として1件につき50万円を貰い受ける。また投票用紙は1枚500円で1人何枚も投票可能な事から組織的な購入も進み、予定されていた投票用紙を急遽増刷するという状況が続き、現在は入手が困難な状態。
流通される新500円硬貨は、投票用紙の半券で主な金融機関にて500円で交換出来る仕組み。但しその際自分が投票したデザインが選ばれていた場合は交換料を支払う必要はない。
実質、新500円硬貨は1枚1000円にて購入する事になるが、アイドルテレカのような「プレミアム硬貨」として、今回は実験的に踏み切ったものであリ、デザイン登録や投票用紙の購入状況は予想をはるかに上回っている事から、政府は100円硬貨についても、新デザインの改良を検討しだした模様。

 関連記事(最新 2003.7.20)
  > ヒョウタンツギをめぐる諸説 中間報告 NEW!
  > ヒョウタンツギ事件勃発(ヒョウタンツギ通信・創刊号)
 
>
「ブラック・ジャック」にみるヒョウタンツギの生態分析レポート
 
>
ヒョウタンツギは食用キノコか? おっとり料理栄養専門学校がその味覚を再現!
 
>
ヒョウタンツギの変種? ブクツギキュ等について

注 : この「ヒョウタンツギ通信」以下の記事はY@TO-SITEが独自の見解で記述しているフィクションであり、
実在する個人・団体とはなんら関係のない物です。
またSITE内で使用しているイラストは、すべて当方で書き起こしたものであり、
実際の出版物等と一部異なっているモノである事をご了承ください。あしからず……