動物と言ってしまっては身も蓋もないのだが、一般的にヒョウタンツギのデビュー作と知られる「来るべき世界 宇宙大暗黒編(昭和26年2月20日発行)」では“ヘウタンツギといふ動物”という紹介のされ方をしている(右図/コマ部分参照)。くちからガスを吐く得体の知れない動物というのが、とりあえずの位置付けだった。

後々このあいまいな位置付けは「よろめき動物記」という作品で、犬やネコ同様に、「35話 ヒョウタンツギ(サンデー毎日 昭和40年3月28日号)」でシリーズ最終話として紹介されることになる。この何でもない、……すなわち生物を動物と植物に大別した場合の「動物」という位置付け……ですら、ヒョウタンツギを知る上では大きな問題であるということを、まずは皆様にご理解いただきたい。

※ヒョウタンツギをモチーフに描かれた漫画は、それ以前に手塚治虫が8歳の時に描いた紙芝居「火星人来る!!」というモノがあるらしいが、小生は見たことがないのでコメントのしようがない。まことに残念である。

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