会津 駒ヶ岳  ( 標高 : 2,133 m )
    N  37°02′51″
    E 139°21′13″
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1 所 在 地 : 福島県南会津郡檜枝岐村

2 山名の由来 : 駒の雪形による
            初夏の頃、桧枝岐川の支流舟
            岐川上流から見ると駒の雪形
            が見える
            『新編会津風土記 』に「夏秋の
            間残雪駒の形をなす所あり、故
            に此名あり。」という 

3 雪   形 : 白い駒形

4 出現場所 : 未確定

5 出現時期 : 7月上旬

6 望見場所 : 舟岐川右俣佐惣澤上流長須が
           玉山、鬼怒沼林道袴越山付近、
           中山峠、駒止峠、黒谷の沖の朝
           日嶽等

7 農 事 暦 : 未調査     



         黒 い 駒

 川崎隆章篇「尾瀬と桧枝岐」(昭和18年 那珂書店刊)には、もう一つの「黒い駒」についての記述がある。
 それは、「下大戸澤の三ッ岩のひきつけに駒形に雪が消えて黒い馬が現れ、その状が勢いの良い駒の交媾の状を現し、木賊道入りの見通澤トチ久保の辺りから例年6月下旬頃眺められる。」とある。
 この「黒い駒」についても、何らかの情報がほしいものである。


      黒い駒の写真撮れる

 今年の4月15日、平野さんが「黒い駒」の写真を撮ってくださった。
 場所は、桧枝岐村から栃木方面に抜ける舟岐林道(現在は通行不能)を2キロメートルほど入ったところから撮影されたもの。
 
 下の写真は、その中央部を拡大したもの。平野さんは、中央やや右よりの小さい黒い雪形がそれではないかといわれるが、私は中央の大きい黒い雪形がそれではないかと思えるのである。
 長い尾を振りかざし、会津駒ヶ岳の山頂を目指して駆け上がる姿は、まさに勇壮だ。

 「尾瀬と桧枝岐」に記述がある「黒い駒」は、”木賊道入りの見通澤トチ久保から眺められる”とあるが、見通澤はもう少し東側になる。カシミールで描画してみたが、このようには見られない。ことによると、それは、また別の雪形なのかも知れない。
 会津駒ヶ岳の山名の由来となった雪形は、「白い駒の雪形」だ。それを何とか見たいものだ。


      白い駒の雪形が見たい

 最近は雪が少なくて、駒の雪形は見られなくなったと平野さんは云われる。でも、山名の由来になった雪形であるから、写真でぜひ見たいものである。
 雪形は毎年同じようには出ないと言われるが、さて、どちらのイラストに似たものになるか、楽しみである。
 こちらの方にお住まいの方にお願いだ。何とか写真に収めていただきたいと思っている。


会津駒ヶ岳 
 写真:そば処やなぎ屋主人 平野千代一氏


 イラスト:平野千代一氏


 イラスト:長須賀王山より見たる会津駒ヶ岳と
「駒」の雪形
(川崎隆章篇「尾瀬と桧枝岐」を 田淵氏が改描)
  田淵行男著 山の紋章「雪形」から


 会津駒ヶ岳の「黒い駒」
   2002・04・15 舟岐林道から
  写真:そば処やなぎ屋主人 平野千代一氏


 会津駒ヶ岳の「黒い駒」アップ
  写真 : 平野千代一氏


 山行記録