甲斐 駒ヶ岳
 ( 標高 : 2,967 m )
    N  35°45′29″
    E  138°14′12″
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1 所 在 地 : 山梨県北巨摩郡白州町/
           長野県上伊那郡長谷村の境 
           中央本線日野春駅の西14km

2 山名の由来 : 古くから数説がある。
            (1)山中に神馬が棲むという
              伝説

            (2)残雪期に現れる雪渓が馬
              の形であることちなむ説

            (3)山容が駿馬の駆ける姿に
              見えることにちなむ説

            これらは、いずれも説得力に欠
            けるようだ

3 雪   形 : 出ないようだ

 

甲斐駒ヶ岳の山名の由来

 文化史研究家の谷有二氏が「フジサンはなぜフ
ジサンか」の中で、次の展開をされている。
 それは、山梨県の巨摩郡は、単なる馬の駒では
なく、日本書紀が書かれたような大昔、朝鮮半島
から高麗人が渡って来て開発した土地だから、巨
摩は高麗だという説だ。
 馬は日本には居なかった動物で、騎馬民族の
子孫である高麗人が連れてき育てたものであるこ
とは確かである。
 その証拠に、駒の字は中国式発音で「ク」だけれ
ども、これに和訓で「こま」といっていた影響を日
本が受けたのだ。
 けっきょく、甲斐駒ヶ岳の裏には、高麗人の存
在が隠されている。


春の「甲斐駒ヶ岳」