2003年9月 広島・道後・山口・下関

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2003年09月21日
広島・道後・山口・下関 @  道後温泉 楽々荘
【日程】広島平和公園→厳島神社→道後温泉(1泊目)
A  (宿)芸北カントリーイン・ふーすけ(コテージ)
【日程】道後温泉街→坊ちゃんの湯→道後公園→尾道(ラーメン)→芸北オークガーデン→広島県芸北(2泊目)
B  俵山温泉 山口屋別館
【日程】松陰神社→萩市武家屋敷街→秋吉台→秋芳洞俵山温泉(3泊目)→関門海峡→下関 唐戸市場→帰路
今回の旅行は、おじいちゃんおばあちゃんと息子が、参加します。
長いドライブに備えて、年寄りが足を伸ばして眠れるように
三列目のシートをセッティングします。

準備OK!

夜に出発して、高速道路のパーキングに小まめに寄りながら
早朝に、広島県の平和公園に到着しました。空(くう)にとっては2度目の平和公園です。
ワンコの受け入れは、OKなので安心して観光しに行けます。



観光地ではいつもそうなのですが、
写真のように、空の周りには人が集まってきます。
そして、嬉しいことに、笑顔で話しかけられます。
そんな時はいつも、ものすご〜く〔良い子〕になる空(くう)です。
外面がいいんですネエ。

次は、これも2度目厳島神社です。
宮島へのフェリーは、ワンコの乗船に寛大です。
人の乗船する甲板に、大型犬も一緒に乗っていることが出来ます。



写真はおばあちゃんが撮影したので、アングルが悪い。
私達の足元右下に、黒い影のように空(クウ)が写っています。

フェリーを降りると、シカ達のお出迎えです。
鹿せんべいを買ったとたんに鹿に囲まれた
おばあちゃんを、写真に撮る息子を、写しました。(ややっこしい?)


 

今夜の宿は、愛媛県の道後温泉です。
楽々荘という旅館で、ペットOKの和室で、しかも部屋食です。
空と一緒に寝たことの無い、おじいちゃん達が同行しているので、
部屋を2つ予約しました。

本州から四国へ渡るのに、しまなみ海道を走ります。


(車中より撮影)

瀬戸大橋とは違って、橋を一気に渡るのではなくて、
瀬戸内の小島に上陸しながら渡っていく、橋の乗り継ぎです。
海と同じ高さの道を次の橋まで
島の景色を楽しみながらドライブできます。
瀬戸内の島をめぐりながら、旅情満点の橋です。

年寄りの行動テンポを計算違いしてしまい、目的地への到着が遅れそうです!!!
焦る気持ちを、更に不安にさせるように・・・

四国に上陸してからの道は、山深くて、民家も出てきません。
その上、どんどん暗くなります。
この先に、温泉地なんてあるのかしら?と疑いたくなる道中でした。
道後温泉に到着して、
やっとの事で宿を見つけて、部屋に落ち着いたのは、7時を回っていました。
体格のいい息子は腹ペコで、おひつを抱えてご飯を平らげていました。
運転疲れと寝不足で、食欲の無くなっている夫は、
『うわあ〜!』 と、ビックリしていました。

 (驚く父とひたすら食べる息子)

腹ごしらえをして落ち着いたところで

日本最古の温泉に浸かって、
マッサージさんを呼んで、身体の凝りをほぐしてもらいました。
空(クウ)は、マッサージをしていると、いじめていると思うらしく。
いつも、マッサージの邪魔をします。
気持ちよさに、『うう〜。そこ、そこ。』とか、唸るからでしょうか?
だから、別室でマッサージをしてもらいました。

それでは、明日のために・・・
『おやすみなさい


2日目の今日は、
夜の到着になってしまった、道後温泉街を散策します。
美味しい朝食をお腹一杯に詰め込んで、さあ、出発!

宮崎アニメ「千と千尋の神隠し」のモデルといわれる
道後温泉本館の湯に入りたいという、おじいちゃん達と
空(くう)を連れている私達と、自由行動希望の息子の3手に分かれて行動します。

坊ちゃんの湯の正面玄関で記念撮影をして、



ハイカラ通りという商店街を、物色しながら歩くと道後温泉駅に付きました。
駅前では、小説に登場するマドンナが、当時の扮装で観光客のお相手をしています。

駅前にはからくり時計と足湯があって、大勢の人が足湯に浸かっていました。



からくり時計がちょうど演奏をはじめ、人だかりがしてきました。
時計の演奏が終わると、
相変わらず空(くう)は、『うわあ〜!大きい!』と、注目の的。

また、少し歩くと道後公園がありました。
緑の芝生が綺麗な公園で、武家屋敷があったり湯釜があったりと
小さいながらも見所満載で、ちょっとしたお散歩にはもってこいです。

 (芝生広場)

 (湯釜)

道後温泉は神の時代、
大国主命が発見したという言い伝えがある、古い温泉です。

ハイカラ通りに戻って、みかんソフトを空(くう)と食べていると、
お土産品を抱えた息子も到着。
予算外で買えなかった商品を、私に見に行こうと勧めます。
甘い私は息子に導かれるままに付いて行って、ホイホイと購入しているところへ、
温泉を堪能したおじいちゃん達も、合流しました。

全員そろった所で、次へ参りましょうか。

しまなみ海道を走り、尾道に入ります。

お腹が空いてきたちょうどその時、ガイドブックに載っている、
《尾道ラーメン 東珍康 トンチンカン》を発見しました。
駐車場も1台分が、かろうじて開いています。
全員一致で、お店にGO!です。
私は、スペアリブラーメンを注文。
なっ、なんと!
おじいちゃんも、同じ。
こんなにメニューが豊富なのに、同じなんて・・・
おデブさんは同じ食好みらしいです。 それともデブの遺伝子か。  トホホ・・・
行列が出来るだけあって、なかなかのお味。
全員が、大満足しました。

今日は、初めて体験の貸し別荘風コテージを予約したので
昨日のように迷って夜になっては、食事にありつけません。
だから、先に宿を探しました。
広島県芸北の”カントリーイン・ふーすけ”です。
ところが・・・
宿は見つかったのですが、お腹一杯だったせいもあって、
今日の自炊のお買い物を、前もって大きな町でして来ませんでした。
近くには食料品を買出しするお店が、見当たりません。
朝食のパンは、確保しましたが・・・
またまた、大ピンチ!
初めてのログハウスに、感動するゆとりはありません。

するとどうでしょう。
室内にあった周辺観光情報で、車で10分のところに、芸北オークガーデンという
宿泊立寄り温泉、レストランが設備されている施設があるのを発見しました。

『神様ありがとう!』

オークガーデンで、入浴して食事もしてログハウスに戻ってきました。
夫は、体調不良で青い顔。  早く休んでください。

さて、
ログハウスは、2階建てでかなりの広さです。
大人5人と大きなワンコ1匹でも、窮屈ではありません。
個室になる和室もあります。
広いテラスの向こうには小川が流れていて、ロケーションも、申し分なし!
自炊用の台所用品も、そろっています。
そして、お掃除が行き届いていてとても清潔なカンジ。
これで、1棟3万円は納得の宿泊値段です。
もっと大勢で来たら、もっとお得だよね☆


(ログハウスの玄関側)

昨日までは、暑い暑いと観光していたのにぃ〜
ここでは、
日が落ちると厚手の長袖が欲しいほど、寒くなったのです。
そのせいなのか、運転疲れか、夫が体調を崩してしまって・・・
残念ながら、コテージの写真が撮れなかったです。
夫の体調が良くなる事を願って・・・
また明日。


体調が悪かった夫も、なんとか回復しました。 (^。^)y-.。o○
今日も、張り切って行きましょう!

最初は、松陰神社です。
ここでは、空(くう)と歴史建造物に興味の無い息子が、車の中でお留守番です。
吉田松陰が開いた、松下村塾の跡も残っています。
高杉晋作伊藤博文たち門下生の写真も、飾られていました。

 (塾生の写真)

長州藩士の住む武家屋敷街も散策しました。
途中おじいちゃんが、慣れないパンの朝食の、牛乳でお腹を下してしまい・・・
トイレ探しに大騒ぎ! 重症ではなくて、助かりました。

さあ、お次は
秋吉台に向かいます。
石灰岩がボコボコと顔を出している、壮大な草原が広がります。
これが、カルスト台地
教科書では見たけれど、実物の変わった景色に感動です。
空(くう)を思い切り歩き廻らせてあげたかったけれど、
時間が押しているので却下されました。
後日、
却下して正解だった事が判明しました。
石灰岩の大地には、所々穴が開いているらしく、
注意をしないと、大怪我をするところでした。

続いて、秋芳洞です。
空(くう)のお留守番を覚悟していましたが、
念の為に、駐車場の叔父さんに犬が入ってもいいか聞いてみました。
なんと!
ニコニコと、『いいですよ。』の返答です。
洞窟の入場口でも、『大きいですネエ!』と、ニコニコ顔で歓迎ムード。


(二人の間に光る2点が、空の目です)

洞窟の中は真っ暗らで、
真っ黒の空(くう)は忍者のように、姿が隠れてしまいます。
写真を撮っても、目だけが光っちゃっています。
他の観光客の方達は、通り過ぎる空に気づいて、ビックリします。
ちょっと、恐縮しちゃいます。
≪御免なさ〜い。≫

秋芳洞は、一歩足を踏み入れた途端。洞窟のスケールの大きさに圧倒されます。
文章では表せないので。
ぜひ、実体験してください。

今日の宿は、山口県俵山温泉の山口屋別館です。

ペット連れは、離れの大きい部屋に案内されます。
囲炉裏の部屋と、10畳ほどの和室が2部屋付いています。
それはもう、困っちゃうくらいの広さです。

 (囲炉裏の部屋)

そして、1泊1万円なのに、味付けのいい超豪華な食事が出ました。
朝食も、品数が豊富でした。
そして、朝食も部屋まで運んでくれました。

 (この他に、もう二部屋あります)

もちろん、お湯も抜群。
共同浴場の外湯めぐりも、いいですよ。
宿の人のペットに対する対応も、優しいです。
もう少し近かったら、間違いなく何度も利用したでしょう。
絶対。絶対。もう一度行きたい!

(夕べの雨は止んだかな?)

最終日の今日は、
ひたすら我が家に帰る長いドライブの前に、下関に寄る事にしました。
本州の西の端っこです。

関門海峡に掛かる大橋をバックに記念撮影。



ザビエルの碑の前で記念撮影。



撮影の次は、お買い物へ。



そして、唐戸市場でお土産を買ってから
いい匂いをさせている屋台で、とにかく食べまくりました。
(屋台は、金・土・日・祝のみ)

ふぐの味噌汁に、炙りマグロの握りずし

それぞれが食べたい店に行く為に、分かれたのですが、
やはり同じ店で並んじゃうんですね。
親子だから、食の好みも似ているのでしょうか?


(屋台が一杯。テーブルも満員)

はち切れそうなお腹を抱えて、車に乗り込みます。
走り出した途端に、皆さんぐっすり。

『ご主人様、安全運転をお願いします。』 とばかりに
眠らないで、夫に愛嬌を振りまくのは、空(くう)だけでした。
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