2000年10月 日本三景・天橋立と山陰

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2000年10月21日
日本三景・天橋立と山陰
【日程】
天橋立→鳥取砂丘→鳥取砂丘こどもの国 キャンプ場(1泊目) 行程2泊3日
鳥取砂丘→白兎海岸→境港→米子お菓子の城→宍道湖→湯の川温泉四季荘(2泊目)→出雲神社
当時高校1年生の息子が参加しまして、3人と1匹での車旅です。

日本三景の一つである天橋立山陰に行って来ました。

最初の目的地は、天橋立です。



天橋立の松並木は、徒歩か自転車で見学が出来るのですが
はたして、犬が同伴できるのかどうかは、わかりません。
事前調査をしていませんでした。
小型犬ならキャリーバッグで抱っこを出来るから、そんな心配は無用でしょうが
大型犬となると、制限が多いのです。
やっとのその場に着いても、門前払いをされることもしばしば。
当時は、使い放題のネットの活用は、していませんでしたから
大型犬との旅に慣れていない私達には、犬連れ情報が皆無でした。

そんな状況で、天橋立近辺を車でウロウロしていたら、
【天橋立ビューランド】がありまして、駐車場も見つけました。
この施設は、
高い場所から、天橋立が一望できるようです。
観光にはあまり興味の無い息子が、車で、空(クウ)と待っていてくれるというので
安心して二人を残し、観光してきます。(^^♪



リフトで高台へ上がれるので、楽チンです。空がいたら、乗れなかったね。
上に行くと、展望台がありました。
お立ち台に乗って、股の間から天橋立を覗いてみると・・・



そこから見える風景は、『天に昇る竜にも見える』という事でしたが、
残念ながら想像力の無いわたくしには、竜には、見えませんでした。(>_<)
しかし、このお立ち台は
「飛龍観」と呼ばれるほど、有名な眺めらしいです。
こんなことを言ったら、怒られちゃいますよね。  ゴメンナサイネ。

車で待っている二人に、お土産を買ってから戻りました。
(当然、期待して待ってますから〜)

今回は、行き当たりばったりの気まま旅です。
数箇所の目的地は決めていますが、宿泊地などは未定のまま。
いつものように、先は長いです。 お次の目的地へ向かいましょうね。

丹後半島を突っ切って、山陰の海岸線を鳥取砂丘に向けて走ります。


(富浦海岸)

初めての山陰の景色に、感動もひとしおです。
ドライブばかりの行程ですが、少しも飽きる事はありません。

今日は、鳥取砂丘あたりで宿泊をするのがいいかな?
鳥取近辺に来たら、そんな時間になりました。

そうと決めれば、商店が無くならないうちに、福部の町で食料の買出しです。
食糧確保の後は、
とりあえず、砂丘観光は後回しで、先にキャンプ地を探す事にしました。


(1歳の空のなんてスマートな事!)

砂丘の真ん前に、観光事業団が管理するキャンプ地がありました。
予約はしていないので、使わせて貰えるか尋ねるてみると、
気持ち良くOKを頂きました。

ところが、キャンプエリアは、車がはいれません。
車で息子と空(くう)が寝て、小さいテントで夫と私が寝る予定でいましたので
離れてしまうので、困ってしまいました。
幸いにも、平日で駐車場もガラガラだったので、もう一度管理所にお願いして
駐車場でキャンプをさせてもらう事ができました。

問題が解決!  ホッ! (^。^)y-.。o○


{これは8年前の話です、今(2007年)はこどもの国となっています。
 様子は、違っているかもしれません。}

キャンプ場所も確保ができて、やっと鳥取砂丘を見学できます。



私は、砂丘=砂漠と思っていたようで、想像とは違った風景が広がっていました。



高低差のある砂浜が綺麗な風紋を見せてくれます。
そして、どこまでもどこまでも、ずーと広がっています。


(砂丘を走る! 元気な空)

砂に足をとられながら、一生懸命歩いても、なかなか海が見えてきません。

なんと、もの凄〜い。   見渡す限りの砂! 砂! 砂!

と〜っても圧倒される景色です。

やっと遠くに、海が見えたけど・・・
波打ち際までは、砂山を下って行かなければなりません。
という事は、過酷なのぼりが待っている!!  どうする?
相談した結果、そのまま戻って来ちゃいました。 情けな〜い。(^_^;)


(やっぱりラクダが似合います 観光HPより)

駐車場で食事の準備をしていると、軽トラのおじさんが新興梨を売りに来ました。
大きくて立派な梨です。
安くしてくれたので、買っちゃいました。 食べごろは、3週間後だって。

明日は、境港へ向かいます。 『おやすみ〜』


翌日の朝は、砂丘のお散歩で始まりました。
誰もいないし、足跡ひとつない、早朝の砂丘は気持ちがい〜い!



澄んだ空気が美味しいので、朝食も美味しい。
さあ!!
片づけをして、今日も元気に、あっちこっち行きましょうね。

山陰の海岸道路を、西へ向かって快適に走ります。
しばらく行くと、白兎海岸が見えてきました。



ここはね。  因幡の白うさぎという出雲神話の舞台となっている場所です。


(大国主命と因幡の白兎の像)

スイーーっと走り抜けて、さらに、山陰の海岸道路を走ります。

向かうのは、とりあえずは、境港の駅。


(駅前広場)

トイレ休憩をしながら、うろうろしていると・・・
"漫画・鬼太郎"のオブジェを発見しました。
『何だろう?』



ここは、
ゲゲゲの鬼太郎の作者、水木しげるさんにちなんだ名前が付いた商店街でした。
”水木しげるロード”と名が付いています。
出身地なのかしら?
残念ながら、記念館は建設中でしたが、妖怪のブロンズ像が立ち並ぶ商店街には
グッズ販売のお店や食料品店が、軒を並べています。

キャラクター好きで、ショッピング好きの息子の目は、輝いちゃっています。


(こなきじじいの像)

駐車場もあったので、みんなで、ぶらぶらと歩いてみる事にしました。

鬼太郎グッズのトレーナーや耳かきなど、お土産を一杯買っちゃいました。
かなり楽しめましたよ。(^^♪


(ねずみ男の像)

ショッピングを楽しんだら、続いては、宍道湖方面へ進んでみましょうか。

431号線を走ると、前方にお城が見えました。
お菓子の城と書いてあります。
『何だろう?』


(米子お菓子の城)

これまた、
お菓子好きの息子が行きたがっていますので、立ち寄ってみます。

お城の中には、お菓子屋さんがずらりと並んで、実演販売をしています。

試食の食べ歩きが、楽しかったですよ!(●^o^●)
絶対に、1点は買ってしまいます。  お菓子好きには、たまりませんわ。
恐るべし! 実演販売。

ショッピングばかりに、時間をたっぷりと使ってしまいました。
さあさあ、先へ行こう!

やっと、宍道湖に来ました。


(嫁が島)

そろそろ今日の宿泊地も、考えておかなければいけないね。


(しじみ船)

宍道湖を1周しながら、道の駅やキャンプ場が無いかと探します。

その結果、「道の駅・湯の川」で宿泊する事にしました。


(湯の川HPよりの画像)

宿泊地が決まれば、次はお食事。
道の駅の駐車場で、車の横に椅子とテーブルを広げて、4人で夕食をしました。
迷惑にならないようにと、駐車場の端っこに陣取ったのですが、
この道の駅は、温泉スタンドがあったり、大型トラックの利用が多かったり
車の出入りも激しくて、落ち着きません。
今日も、テントを出さないと寝られないのですが、ここの雰囲気がねぇ、
ど〜うも、テントを出しにくいんです。

この辺りの知っているキャンプ場は、閉園の時期だったし・・・『困ったなあ。』
と思いつつ、散歩がてらインフォメーションに行ってみると。
すぐ近くに美人の湯があるというので、とりあえず、温泉に入りに行ってみました。


(四季荘)

そこは、町営の施設で宿泊もできるようです。
斐川町社会福祉センター・青少年研修センターといいます。
入り口の料金表を見ると、利用料金が安いんですよね。
試しに、朝食だけの1泊をこれからさせて貰えないか、聞いてみました。
そうしたら、
『今日は、高校のバレー部員の団体が宿泊しているだけなので、
  お部屋も空いているし、いいですよ。』  と、返事を貰いました。

『GOOD!』 \(^o^)/

急遽『道の駅での宿泊は、中止にしよう。』という事にしました。

空(くう)がひとりで車中泊になるので、息子は渋っていましたが
あの道の駅で、テントを出すのは・・・どう考えても、無理でしょう?
と、なんとか説得をして、お泊り決定です。
宿泊先があって、内心ホッとしました。
無理やりテントで寝たとしても、気が引けて落ち着けなかった事でしょう。
空ちゃんは可哀そうですけど・・・ごめんね。


(HPより 各種お風呂)

温泉にもゆっくり浸かって、ふかふかのお布団で就寝。
翌朝、車で待つ空(くう)のところへ行くと、
元気にしっぽを振って、お出迎えをしてくれました。
『ありがとう!空チャン。 ひとりで、寒くなかった?』

今日は旅の最終日。 最終目的地の、出雲大社へ行きます。

    
(境内)

(本宮)

10月は、神無月。
ここ出雲では、神在月(かみありづき)と呼ばれているそうです。
何故かというと、
全国の神様が出雲大社に集まって、1年の決め事を話し合う為だとか。
ただし、大国主系の国津神だけのようですけどね。



写真のような行列に遭遇しました。
境内にも神在祭と書いてあるし、てっきり神在祭に遭遇したと喜んでいたのですが
後日、調べてみてガックリ。 (>_<)
出雲大社での行事は、旧暦で行うのです。
だから、11月が祭事の日だったんですね。
勘違いをしたまま、数年過してしまいました。

拝殿では、とても大きな注連縄(しめなわ)に、皆さんお金を投げています。
どうやら、注連縄の中にお金が 『留まるか?落ちてしまうか?』 
挑戦していまるようです。


(拝殿)

どうしてそんな事をするのか意味も分からずに、私達も挑戦しちゃいます。
息子だけが、見事に500円玉が、注連縄の中に納まりました。

やったあー!』      とっても嬉しそう。(*^_^*)

何か良い事があるのかなぁ?

『いい事がありますように。』と、さらにお参りをしました。
初めての山陰の旅は、ここ出雲大社で終了です。
いつものように、一気に我が家へと帰路につきます。

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