２０１０年 ２月 河津七滝オートキャンプ場
２０１０年 ２月１３日
【日程】 河津七滝オートキャンプ場 １泊 → 道の駅・天城越えに立ち寄り
河津桜まつりが開催されている静岡県河津町へ、冬のキャンプをしに行きました。
昨日からの雨が小雨に変わり、止むのか止まないのか不安定なお天気でしたが
やがて晴れるという天気予報を信じて、キャンプ場へ向かいました。
キャンプ場へ向かう途中にある、踊り子温泉会館近くの川沿いには、
６分咲きの桜並木が見えました。
黄色い菜の花と濃いピンク色の河津桜が、とても奇麗でした。
ちなみに、桜祭り会場の駐車場は500円です。
雨が降っていたのと、私の膝が痛いのとで、行動力に欠けちゃって・・・
車で通り過ぎて見るだけ、に終わってしまいました。
帰宅後、せっかく行ったのに、ちょっと惜しかったな〜と後悔。 (~_~;)
ただひたすら、キャンプ場を目指し、不安定なお天気のなかを走ります。
河津のループ橋を、クルクルと回りながら走り過ぎると、
まもなくして、河津七滝オートキャンプ場に到着します。
右の管理棟には、売店もあります。 忘れちゃったら困っちゃう品の調味料等があります。
希望むなしく、雨があがりません。
ブルーな気分。
膝が痛くて快活に動けないせいか、この天気の中でキャンプか・・・とマイナス思考に
やっぱり、健康でなくっちゃ、遊びも楽しめないわ。
いつもの私なら、『さあ、さあ。 早く準備しようぜ〜い！！』って、張り切っている場面。
こんなお天気なので、本日の利用者は少ないんだって。
サイトを自由に選んでいいと言ってくれたけれど、
その前に、
先に到着をしていた、鉄ちゃんファミリーが借りたバンガローを、見に行きました。
テントサイトの奥へ行くと、そこが、バンガローサイトです。
バンガローは、ワンちゃんの入室がOKです。
バンガロー前の屋根つきのテラスには、専用の水道と流しが付いているので、
こんな雨の日には、特に便利そうです。
室内は、ピッカピカ！ 外観のイメージとは、大違いだわ。
嬉しい驚きね。(^_-)-☆
左右の２段ベッドが計３個、中央のスペースも広いので余裕で７人は寝らそう。
寝具は付いていませんが、室内にはテーブルと電気コンセントがあります。
←左ベッド 
←右は２列
鉄ちゃん家族は、電気カーペットと電気ストーブを持って来ていました。
用意周到ネ。(*^^)v
この寒さだもの、大活躍よね〜 なんて、カーペットを敷いたら
あろうことか、肝心のコードを忘れてきちゃったんだって〜〜 あっちゃぁ〜(+o+)
小さな電気ストーブだけが、頼りになってしまいました。
さて、
キャンプでのお楽しみといったら、おじさんおばさんには、やっぱり夜の宴会。
宴会用のタープは、全面が網になっているタープしか持っていません。
冷気除けは考えてきたのですが、雨除けとなると心許無い用具なんです。
雨が降るようなら、隣り合わせにバンガローを２棟借りるか、コテージを借りるか、
あちこちを見比べながら、みんなで検討しました。
←この建物の２階が、露天風呂付きコテージ
やはり、大人５人に大型犬２匹で、のびのびと宴会をするには
バンガローもコテージも、狭くて窮屈になりそうです。
初めの予約通り、電源付きテントサイトに決めました。
そうと決まれば、なるべくぬかるんでいなくって、河津桜の木のそばをチョイス。
河津桜の木が枝を広げていて、いい感じでしょ。
冷気を遮断するために、網の部分にタープやビニールシートをかぶせたら、
内部が薄暗くなっちゃいました。 明かり対策も、必要ね。
中では、今回初使用のガス用ツーバーナーを父ちゃんが設置中。
久しぶりのお出かけのせいか、空ちゃんも楽しそうです。 父ちゃんの邪魔してない？
見かけはどうあれ、内部は暖かです。ホットカーペットを、敷きつめています。
それでは、キャンプ場内のご紹介。
オートキャンプサイトの中央の水場。 地面は、火山礫かな？ 泥汚れになりません。
洗濯機があって、トイレは水洗。 井戸までありました。
水場の奥には池があり、釣り堀にもなるそうです。 ニジマスとヤマメが釣れるんだって。
キャンプ場内を流れる川は、萩の入り川。
解禁になったら、渓流釣りも楽しめちゃう。
そして、ここに決めた最大の理由。 掛け流しの温泉。
男女別で、２４時間入れます。
温度が熱めのお湯が滔々と湯船に注がれて、気持ちのいい露天風呂でした。
宴会場の準備が整い、まだ時間があるので、鉄ちゃん達は、河津桜祭りへ行きました。
空ちゃんは、膝が痛い私とお付き合いでお留守番。 つまらなさそう？
可哀そうだからって、父ちゃんが河津七滝までお散歩に行ってくれました。
伊豆へは何度も来ていますが、まだ訪れていない七滝遊歩道。
それなのに、父ちゃんったら写真を写してこなかったのよ。 泥汚れで帰って来ただけ。
私も、行きたかったなぁ。 ああ、残念。
そうそう、このキャンプ場から七滝遊歩道へは、いいお散歩コースみたい。
鍋の中には、鳥つみれに鱈に牡蠣に季節の野菜
皆さんの帰りを待ちながら鍋を火にかけていたけれど、大きすぎてグツグツとならない。
かなり時間が掛って温まってくると、味噌仕立ての、い〜い香りがしてくる。
今日のキャンプのメンバーは、
秋田犬の鉄君の家族と、友人のがんちゃんと、黒ラブ空の私たち家族です。
気温３度の野外にいるなんて、信じられないほど快適です。
それは、中で煮炊きをしているせいもありますが、
気になる隙間を見つけては、補修していったおかげ。 （↑ホルモン焼き。）
最終的には、こんな風情になっちゃった。
ホームレスの住居みたいだわね〜
空ちゃんは、父ちゃんに何かを貰おうと、ピッタリ横に付いてストーカーしてるけど
鉄ちゃんは、お父さんの横で静かに休息。
初めてのキャンプに戸惑ってか、フードの食い付きがいまいちだね。
がんちゃんに、こんなふうに遊ばれたって
静かなもんです。 反対に、困ってる？
そしてこのお二人さんも、テントの中では 
びみょ〜うな距離を保ちつつ、くつろいでおりました。
こうして一緒にキャンプをするのは、初めての二匹。
若い頃、鉄ちゃんのお家へ行った時。 鉄ちゃんの係留紐がはずれちゃって
臆病者の黒い奴（空）に鉄ちゃんが飛び掛かって、すったもんだの過去を持つおふたり。
さすがに、爺さん同士になった今は。 微妙な距離で、くつろげるらしい。
鉄ちゃんは、空（クウ）より９ケ月上の、お兄さんです。
薄暗がりの中でも、飲んで、食べて、ぶっちゃベって、また、食べて。
大いに盛り上がりました。 最後には、吉田うどんを鍋に入れ、美味しく終了〜
私たちは、バックドアテントを出して、車の中で寝るつもりだったんだけど。
テントの中が暖かかったので、このまま、ここで寝ることにしました。
ホットカーペットの暖かさで、ぽかぽか。 空ちゃんも、グッスリです。
寝る前に温泉に入って、さらに熟睡できちゃった。
そうそう、キャンプ場のお風呂なのに、ドライヤーが置いてありましたよ。
鉄ちゃん達は、ホットカーペットが使えなかったので寒くて辛かったんだって。
寒い所で暮らしているから、大丈夫って思ったけど。 野外は、侮れないらしい。
暖房をしていない家の中だって、バラック小屋と比べれば暖かいんだね。
鉄ママさんは、早朝に温泉に入って温まったって。
私も、目覚まし代わりに朝風呂に入ったんだけど、急に身体がだる〜くなっちゃった。
何にもやる気な〜し！！ な気分。 痛みを堪えてたからかな？って思ったけど
温泉地に住む、温泉慣れした鉄ママさんも、同じくだるくなったらしい。
温泉成分が濃いいから、湯あたりしたのかな？ と、言っていたよ。
なるほどね。 だから昨夜は、温泉に入った後に熟睡できたのかな？
朝食は、鉄ママさん手作りの天然酵母パン。 粉から厳選された、逸品ヨ。(*^^)v
ブログから、写真を拝借。<m(__)m>
ほかほかに温めて、美味しく頂きました。 写真を写さなかったのが、超・残念。
鉄ちゃんと空ちゃん、おしりの匂いを嗅ぎ合って、距離が縮まったね。
寒いけど、翌日は雨も上がって、片付けもスムーズでした。
最後に皆さんで、記念撮影。 
自動シャッターのタイミングも難しいのに、２匹のカメラ目線は、もっとたいへん。
帰り道。 ループ橋を登ってトンネルを抜けたら、雪が積もっていた。
桜祭りをやっている地域だというのに、なんという景色だろう。 異常気象だね。
いや、それとも、山の天気というのは、昔からこんなものなのか？
川端康成だって、〈トンネルを抜けると そこは 雪国だった〉と、言っているもんなぁ。
わさび畑が左右に広がる、国道４１４号線。 道の駅・天城越えがあります。
わさびソフトだなんて、甘いのか？辛いのか？ツーンとくるのか？
食べてみたかったんだけどね〜。
膝が痛いのは、体重のせいと言われている時に、食べられんかったわ。
その代わり、お手頃値段の生わさびとワサビ製品を買ってきました。
季節限定品の、桜そばも、桜葉餅も、買ってきましたよ。
家に帰って作ったけど、お蕎麦はちょっと甘いかも。
それでも、生わさびと汁の味に助けられて、美味しく頂けました。
寒い季節のキャンプは、温泉とAC電源があれば、けっこう快適に過ごせますよ。
帰り道に遭遇した、松田山ハーブガーデンにも、河津桜が咲いていました。
通り過ぎて見ただけ〜
足腰が健康でなければ、アウトドアーを楽しめないと、つくづく思い知った私でした。
なんとか膝を、治さねば。