数年前(2013ころ)からの読んだ本の記録です。

タイトル 著者 読んだ年 コメント
哲学・科学系
『帰ってきたソクラテス』(新潮社文庫:2002年) 池田晶子
『ソクラテスよ哲学は悪妻に訊け』(新潮文庫:1994年) 池田晶子
『睥睨するヘーゲル』(講談社、1997年) 池田晶子
『残酷人生論 』(情報センター出版局[5]、1998年 池田晶子
『考える日々III』(毎日新聞社、2000年) 池田晶子
『14歳からの哲学―考えるための教科書』(トランスビュー、2003年) 池田晶子
『あたりまえなことばかり』(トランスビュー、2003年) 池田晶子
『41歳からの哲学』(新潮社、2004年) 池田晶子
『知ることより考えること』(新潮社、2006年) 池田晶子
『14歳の君へ どう考えどう生きるか』(毎日新聞社、2006年12月) 池田晶子
『人生は愉快だ』(毎日新聞社、2008年) 池田晶子
『魂とは何か さて死んだのは誰なのか』(トランスビュー、2009年) 池田晶子
君自身に還れ 本願寺出版社、2007 池田晶子
人生のほんとう トランスビュー、2006 池田晶子
暮らしの哲学 毎日新聞社、2007 池田晶子
人間自身〜考えることに終わりなく 新潮社、2007 池田晶子
『生きにくい…… 私は哲学病。』角川書店 2001年 (のち角川文庫) 中島義道 この人の本で最初に読んだのがこれ
『私の嫌いな10の言葉』新潮社 2000年 (のち新潮文庫) 中島義道 次に読んだ本
『ウィーン愛憎 ヨーロッパ精神との格闘』中公新書 1990年 中島義道
『哲学の教科書 思索のダンディズムを磨く』講談社 1995年 中島義道
『「時間」を哲学する―過去はどこへ行ったのか』講談社現代新書 1996年 中島義道
『人生を<半分>降りる―哲学的生き方のすすめ』ナカニシヤ出版 1997年 中島義道
『ひとを<嫌う>ということ』角川書店 2000年 (のち角川文庫) 中島義道
『たまたま地上にぼくは生まれた』講談社 2002年(のちちくま文庫) 中島義道
「ひとを愛することができない」角川文庫)2003年 中島義道
『続・ウィーン愛憎 ヨーロッパ 家族 そして私』中公新書 2004年 中島義道
「生きるのも死ぬのもイヤなきみへ」角川文庫) 2005年 中島義道
『私の嫌いな10の人びと』新潮社 2006年(のち新潮文庫) 中島義道
『狂人三歩手前』新潮社 2006年(のち新潮文庫)  中島義道
『ウィーン家族』角川書店 2009年 「異文化夫婦」文庫 (小説) 中島義道
『きみはなぜ生きているのか?』偕成社 2010年 中島義道
『不幸論』中島義道 PHP新書 2002年 中島義道 20140424 この人の感覚、考えがよくわかるが私とはちがう
『醜い日本の私』新潮選書 2006年(のち新潮文庫) 中島義道 20140417 慣れてしまったこの国の公共文化?の弊害を告発
『人間嫌いのルール PHP新書』 中島義道 20140529
『人生を半分降りる 新潮OH!文庫』 中島義道 20140700
『生きて死ぬ私』 1998年 筑摩書房2006年 茂木健一郎 20140200
『クオリア入門―心が脳を感じるとき』1999年  筑摩書房2006年 茂木健一郎 20140200
『脳内現象 - 〈私〉はいかに創られるか』  NHK出版2004年 茂木健一郎 20140200 わかりやすい。なぜ意識が生まれるのか
『意識とはなにか―「私」を生成する脳』  ちくま新書2003年 茂木健一郎 20131208 とてもおもしろかった
『脳のからくり』共著者:竹内薫 中経出版2003年 茂木健一郎 20130104
『脳の中の人生』 中公新書ラクレ2005年 茂木健一郎 20140223 この2冊は週刊誌に連載した3ページほどの短いエッセイを
『すべては脳からはじまる』 中公新書ラクレ2006年 茂木健一郎 20140200  集めたものなのでとても読みやすく、内容もよかった
『すべては音楽から生まれる - 脳とシューベルト』 PHP新書2007年 茂木健一郎 20140200 個人的体験に基づくクラシック音楽の感動と脳のはたらき
『感動する脳』 PHP2007年 茂木健一郎 20140300
『挑戦する脳』 集英社新書 2012年 茂木健一郎 20140310
『スルメを見てイカがわかるか! 』 共著:養老孟司 角川書店2003 茂木健一郎 20140301
『人は死ぬから生きられる』共著:南直哉 新潮新書2009年 茂木健一郎 20131115 この社会は人の脳の中と同じ構造だと ユーモアたっぷりに
『スルメを見てイカがわかるか! 』茂木と共著 角川書店2003 養老孟司 20140400
死の壁 新潮新書、2004年4月 養老孟司 20140324 養老さんが死について考え感じてきたこと
バカの壁 新潮新書、2003 養老孟司 20140210
超バカの壁 新潮新書、2006年1月 養老孟司 20140330 社会問題を養老哲学で一刀両断する
『からだを読む』ちくま新書、2002年9月 養老孟司 20140400 口から始まって直腸まで 目からウロコの面白さ
『まともな人』中公新書、2003年10月 <2007年 中公文庫> 養老孟司 20140300 社会問題を論じながら養老哲学を語る
『こまった人』中公新書、2005年10月 <2009年 中公文庫> 養老孟司 20140111
唯脳論 養老孟司 20131115
『運のつき マガジンハウス』 養老孟司
養老孟司の逆さメガネ PHP新書、2003 養老孟司
脳の見方 ちくま文庫 1986 養老孟司 20160525
人間科学 筑摩書房 2002 養老孟司 20160108
無思想の発見 ちくま文庫 2005 養老孟司 20170816 くだけた語り口だが1回読んだだけでは半分しかわからない
瞬間を生きる哲学 筑摩選書、2011 古東哲明 20150305
死ぬのが怖いとはどういうことか 講談社、2013 前野隆司
糞袋の内と外 石黒浩 20131220 ロボットが意識をもつことができるか? できるなら人間とは?
「ヒトとサルのあいだ」 文芸春愁社 吉田脩二 20131125 副題〜精神(こころ)はいつ生まれたのか
「子ども」のための哲学 講談社現代新書、1996 永井均
哲学ってどんなこと 昭和堂、1993 トマス・ネーゲル
結界と虚界 行人社、1992 那須政玄
醒める夢 冷めない夢 はるか書房、1995 古茂田宏
『わかるとはどういうことか』 ちくま新書2002年 山鳥 重 20140413 記憶と認識の脳科学 わかりやすく教えてくれる
脳から見た心 角川ソフィア文庫 1985 山鳥 重 20160206
『哲学の謎』 講談社現代新書1996 野矢茂樹 20140700
哲学・航海日誌T 中公文庫 1999 野矢茂樹 20160124 心はどこにあるのだろうか
哲学の練習問題 NHK出版、1998 西研+川村易
『ベルクソン』 人は過去の奴隷なのだろうか NHK出版2003 金森修 20140700 むずかしかった
哲学の教室  中経出版、2010 小川仁志 20140904
祥太と猫のインサイトの夏休み ナカニシヤ出版、1995 永井均 20150218
時間はどこで生まれるのか 集英社新書 2006 橋元淳一郎 20090610
時間は実在するか 講談社現代新書 2002 入不二基義 20160118 むずかしかった
まんが 哲学入門 講談社現代新書 2013 森岡正博 20160110 すごくいい!
日本語の哲学へ ちくま新書 2010 長谷川三千子
世界が変わる現代物理学 ちくま新書、2004 竹内薫 20150813
『宇宙のしくみ』東京大学数物連携宇宙研究機構(IPMU)監修 20131223 村山斉さんほか6人の人が各章を分担
宇宙は何でできているか 幻冬舎新書、2010 村山斉
あたらしい哲学入門 文芸春秋 2001 土屋賢二 20170115 言葉から哲学の問題を解明する
永遠のなかに生きる 集英社 2006 柳澤桂子 20170805 科学から生死を語る 福井爽人の草花の絵(カラー)がすばらしい
宇宙のしくみとエネルギー 1993 朝日文庫 佐藤文隆 20170801 基礎的なことから相対論まで平易な話し言葉で すごくいい本です!
はじめての現代数学 早川書房 2009 瀬山士郎 20190125 無限、集合、トポロジー、論理学、ファジー、などなど難しいが面白い
音楽系
「日本のうた〜戦後歌謡曲史」1995年 新潮文庫 北中正和 20121223 著者独自の見解もあってなるほど、なるほどと
ブルーグラス  東理夫訳 1979 晶文社 ボブ・アーティス
ヨーロッパの響き、ヨーロッパの姿 中公文庫 1994 吉田秀和
『人を魅了する演奏』 角川学芸ブックス 紙谷一衛 20140700 日本人が西洋音楽を演奏するむずかしさ・・・なるほど、と。
『日本人はクラシック音楽をどう把握するか』 芸術現代社 傳田文夫 20140700 上の本と同じ趣旨だが説明が硬い。ブルーグラスにも参考になる。
沈黙と測りあえるほどに 武満 徹 20170430 いくつかの随想をまとめたもの 難解文もあるがある程度分かる
アート系
近代絵画の見方 教養文庫 ゲオルクシュミット 19630000 高校2年生で読んで難しかったが絵画史に眼がひらけた大事な1冊
あなたは誰? 私はここにいる 姜尚中 20131204 25点の絵画についての姜尚中さんのナマの感想
『イタリア古寺巡礼』 岩波文庫1991 和辻哲郎 20140700 明治生まれの著者の30才頃の紀行文 驚くほど深い考察
絵を描く悦び〜千住博の美術の授業 千住博 20131223 日本画を超える日本画家の大変きびしい絵の教え
『ルノワールは無邪気に微笑む』  朝日新書2006年 千住博 20140300 朝日新聞読者の質問に画家がわかりやすく答える
知識無用の芸術鑑賞 幻冬舎新書、2007 川崎昌平
造形論のための20の対(ペア) 昭和堂、1999 小林昌廣+中谷至宏
絵画の身振り  山梨俊夫 深い切り込みだが難しい言葉を使いすぎ、同じことを何度も言う
ルネサンス 冨山房百科文庫 1974  ペイター 20160000 古い文献
近代絵画史 上・下 中公文庫 1975 高階秀爾 20161007 ゴヤから抽象絵画まで
ルノワール 角川文庫 2009 賀川恭子 20160213 文庫版なのに豊富なカラーページで生涯と作品をたどる
銀座画廊物語 日本一の画商人生 吉井長三 20170717 カトランの吉井画廊の創立者の自伝 交遊記
ルネッサンスの光と闇 芸術と精神風土 1971三彩社 高階秀爾 20170500 著者30代の研究成果 描かれた画像を広く深く読み解く 
歴史系
わが友マキアベッリ 新潮文庫 2010 塩野七生 20160713
世界の歴史16 ルネサンスと地中海 中央公論社1996 樺山紘一 20170204 この手の解説書としては驚くほど生き生きした語り口 カラー図多数 おもしろかった
中世の森の中で 生活の世界歴史6 1991 河出書房 堀米庸三 20180630 とても具体的な例をたくさんあげて中世を描き出している
エッセイ、その他
「虫のいのちにも」1977年 大和出版 単行本 水上勉 20121225 自伝的なエッセイ集 極貧の子供時代の辛さ、悲しさが胸を打つ
ひとり歩きの朝 新藤兼人 淡々とした水彩画のようなタッチなのにとても味わい深い
わたしの障害 角川文庫ソフィア 1996 ヘレンケラー 見えなくて聞こえなかった人がこんな長い本を書いたなんて!
愛のパンセ 新風舎 2005 谷川俊太郎 20161226 著者26才で出版した最初のエッセイ集の再版 内容が濃い
締め切り 作家のエッセイ集 左右社 2016 多数 20161200 締切りに苦しむ作家たちの本音
私のフィレンツェ 講談社文庫 1976 松永伍一 20160626 友人への手紙の形での短編集 絵のカラーページ有り
時刻(とき)のなかの肖像 1991 辻 邦生 20160000 自伝的エッセイ
クリント・イーストウッド 早川書房 1990 イアンジョンストン 20170209 中学生ころのTV「ローハイド」以来この人の大ファンです!
33個めの石 傷ついた現代のための哲学 春秋社 2009 森岡正博 20161222 よくわかり共感できる短いが鋭いエッセイ集
新・幸福論 ポプラ社 2012 五木寛之 20170208 母が読めと貸してくれた。 思ったよりいい内容だった
小説
楽園のキャンバス 新潮社、2012    原田マハ 20151200 アンリルソーを題材にした創作ミステリー おもしろかった
ジベルニーの食卓 集英社文庫 2013 原田マハ 20151200 マチス、カサット、セザンヌ、モネを題材にした心温まる4つの短編
大絵画展 光文社文庫 2013 望月諒子 20161218 ゴッホの小品ガシェをめぐるミステリー 画商の裏世界
花のレクイエム 新潮文庫 1996 辻 邦生 20160000 抒情的な短編集
春の戴冠 中公文庫 1977 辻 邦生 20160625 ボッティチェリの友人を主人公に1400年代のフィレンツェとメディチ
逆光のメディチ 新潮文庫 1993 藤本ひとみ 20160700 若い女性画家を主人公にメディチ兄弟とのラブロマンス
コンスタンチノープルの陥落 新潮文庫 1991 塩野七生 20161020 1453年ビザンチンの首都がトルコにより陥落
羊と鋼の森  文藝春秋 2016 本屋大賞 宮下奈都 20160000 ピアノ調律師の青年の修行を軸に サラッときれいな話
ジェニー  ポールギャリコ 20160000 猫になってしまった男の子を通して猫の世界をリアルに描く
ひとひらの雪 新潮文庫 1975 ポールギャリコ 20170118 女性の一生を雪に託して 童話のようでいて奥深く美しい 感動した
スノーグース 新潮文庫 1996 ポールギャリコ 20170122 スノーグース、小さな奇跡、ルドミーラ、の短編3作 なんかすごくいい
ピエタ 大島真寿美 20180831 ベネチアのピエタ救護院の少女たちとビバルディ先生の秘密 
昔読んだ本
若い人 石坂洋二郎
陽のあたる坂道 石坂洋二郎
青い山脈 石坂洋二郎 石坂洋二郎はもっとたくさん読んだが思い出せない
雪国 川端康成
『人間の壁』 新潮社 1958‐59 石川達三
天平の甍 井上靖
楼蘭 井上靖
竜馬がゆく 司馬遼太郎 司馬遼太郎は教員時代に日本史の勉強をかねて読んだ
国取り物語 司馬遼太郎
妖怪 司馬遼太郎 日野富子
関ヶ原 司馬遼太郎
司馬遼太郎 河井継之助
歳月 司馬遼太郎 江藤新平
花神 司馬遼太郎 大村益次郎
霧の子孫たち 新田次郎 霧ヶ峰の自然保護運動
流れる星は生きている 藤原てい 敗戦、悲惨な引き揚げ