その15

分解作業6(左シリンダーヘッド編)

左のシリンダーヘッド分解しましょう。

(H19.12/03)12/05更新

 

右シリンダーヘッド分解が終わったので、その勢いで!

 

右ヘッドでは、ワッシャで問題が。

左側はどうなってるのか?みてみたい。

すでに段取りはわかっていますから、サクサクすすめましょう。まずは左インマニ側。左は右と比べて楽にゆるみました。これもこちらのヘッドが以前いじられていることの証しか?

ワッシャーはどうな〜?

 

ハイ、並べてみましょう。左エキゾースト側はスペーサー・アーム、波ワッシャ・板ワッシャの順番でした。
次はインテーク側です。

はずれました。左インテーク側はスペーサー・アーム・波ワッシャ・板ワッシャですな。これは左側は同じ順番で入っていたということ。ちょっと安心。

で、ですねえぇ。表にしてみました。

→方向でご覧ください。エンジン下側から上側に。

haynes スペーサー アーム 波ワッシャ 板ワッシャ  
How to スペーサー アーム 板ワッシャ 波ワッシャ 板ワッシャ
右 int スペーサー 板ワッシャ 波ワッシャ アーム 波ワッシャ・板ワッシャ
左 int スペーサー アーム 波ワッシャ 板ワッシャ  
右 ex スペーサー アーム 波ワッシャ 板ワッシャ  
左 ex スペーサー アーム 波ワッシャ 板ワッシャ  

※haynesは29頁Fig.1.10より、How toは31頁4-9-3図より。 ちなみにFPSさんのカタログデータではHow to ̄と同じならびでした。

こうなると、この車のエンジンでは波ワッシャが一枚、板ワッシャが一枚多い、ということになります。どうしてかな〜?そして、どうしよっかな〜?となります。迷宮入り。

余らしておいた方がいいか?How toに準じて追加注文するか?それが問題です。

 

ロッカーアームの関連はひとまずおわりにして、バルブを抜きにかかりましょう。バルブスプリングコンプレッサーを咬ませて。コンプレッサーのネジ圧力だけでコレットを抜くのではなく、少しテンションをかけてから、コレット近くのコンプレッサーのリングにプラハンで「コンコン」と叩くと、コレットが浮きます。プレスを強くするとその圧で抜けたとき、スプリングに無理なテンションがかかったり、バルブの軸にストレスがかかったりすると思います。右エキマニ側で経験済み。
さてさて、左ヘッドには問題がありましてねえ!、エキゾーストバルブの肩、見て下さいっ!バルブシートにあたる面が真っ黒黒助〜!

燃焼室が爆発時に閉じていなかったのか〜っ!パンパンいってたよね〜!

haynesでは、バルブクリアランスを0.15mm〜0.2mm(エンジンが冷えている時)と指定していますが、ウチのは久しぶりに開けたバルブクリアランスが0mmとなっていました。例えば指定より少ないクリアランスでセットして、エンジンが暖まったとき、バルブクリアランスがマイナス、つまりバルブの閉じを阻害する格好になったのか?いずれにせよ、効率が悪かったことが予想されます。一応、左のプッシュロッドと左のエキゾースト側のカム、カムフォローワーの片べりなどがないかもチェック項目に入りました〜。

まあ、そんなわけで、ヘッドを眺めましょう。オイルラインのチェックです。ブルーの矢印の部分がクランクケースからのオイルラインがバンジョーボルトを介してシリンダヘッドに流入する部分です。ここからのオイルは赤矢印、エキゾーストバルブシール付近を通ってからバルブ室内に満たされ、クランクケースへのリターンはプッシュロッドガイドのアルミパイプを通ることになるようです。なるほどプッシュロッドガイドの根本にパッキンが仕込まれていますものね。

このエンジンではシリンダーからバルブの隙間をとおして燃焼ガスが抜けていましたから、過酷な状況だったのでしょうね。よく頑張ったね。キレイキレイしてあげるからね〜。

エキゾーストマニフォールドのうちのりには通常のカーボンだけでない、なにやら石油生成物?・・・・

あ、もしや?エアクリーナーのエレメントウレタン?

エンジン内に紛れ込んだスポンジが高温で溶けてバルブのシート、バルブシート間にひっつき、排ガス漏れ、ということも考えられるか〜?

いや〜、分解してわかることもありますね〜。

ってか分解しても解らんわい。

これからはクランクケースにはいるのか?年内に分解完了するか?

BBSなどでご意見募集(笑い)

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