あこがれのキャンバス(帆布製)トップ、ゲットぉ!。

今日は患者さんの合間をぬって、キャンバストップ装着に取り組みます。と、いってもまだ届いてないの(笑い)。今日届くはず。また運送屋さんが配送所に忘れていたりして(爆)。待つことしばしで、やってきました!待ってましたあ!運送屋さん。というわけで、「ドイツ製帆布のキャンバストップ(黒)」と「帆布幌用フッ素コート3点セット」が到着しました。

これですな。カポテ2cvと書いてある・・・。ツェァぺッォテツバインツェーフェー・・とでも読むのだろうか?ダンケシェ〜ン、ヤフオクの出品者さん。Der Franzose???というところのArtikele-Nr.17084という商品なのか?で、調べてみました。249ユーロのらしい。送料がかなりかかると思うので、妥当な値段ではあると思われました。デンマークの業者さんなんですね。

かなりぐるぐる巻で到着。開けてみると・・・お〜、黒いキャンバス!まさに幌です。いいですね。途中にあるバーもキャンバスで覆ってあります。

ガラスの部分をくりぬいた分の生地もおまけで付いている。これは破れたときの補修用に使えますね。自転車用のゴム糊を使えばいいでしょう。あとはバタンコ用の取っ手もついています。いい素材感ですね。同時に購入したフッ素加工をしていまいましょう・・・と説明書を読んでみると、「吸入すると有害です」と書いてある。これは室内ではダメね。と、いうわけで表での作業に入りましょう。

まずは、今までの幌はずしです。トランク(ウチのはハッチバックに改造済み)のステーを固定しているプラスねじをはずします。これは「トグラー」のようなナイロンパーツに木ネジ固定でした。簡単にはずれます。

次にトランクをはずしましょう。横にスライド・・・・横にス・ラ・イド??はずれません。びくともしません。よくみるとトランクとリッドをつなぐパーツ(クロームトリム)が接着してあります。反対側もほらね。これは先にアルミの部品(トリムエンド)をはずさなきゃダメです

トリムエンドをはずすにはハッチバックを頭で(?)固定し、プラスのねじをはずします。左右で異なるねじが・・・。しかも右には木ネジが使われていました。しかし難なくはずれました。
そんなわけではずれたトランクパネル・・・。クロームトリムが接着されていたおかげかどうか?ヒンジの裏側がすっかし!錆び逝っています。向こうが見える。これは困った問題となりそうです。とりあえず、今回はここの補修は見送り。指でこじったらとれてしまいそうです。
次にルーフ側のスナップをはずします。これは木ネジ固定でした。パッキンがすっかり変形し、ぼろぼろになっています。また、ねじ頭がスナップにさびで固着。この部品は園芸店で容易に手に入りそうでした。とりあえず後日としますが。
キャンバスをめくっていくと、ハッチバックのヒンジが出て来ました。金属部品をフェルトでカバーし、キャンバスとのあたりを少なくする工夫ですね。手前に完全にオープンにしたときにキャンバスを止める際のスナップが出て来ました。あれれ?「ルーフストラップ」がついていませんでした。
裏から見てみると、スナップを固定するためにビス&ナットを使用したようです。それにより、ヒンジの固定ナットが入らなくなっており、一本止めになっていました。「ルーフストラップ」がない限りはこのスナップも意味をなしません。次のチャンスでリベット止めにしちゃいましょう。
そんなわけでキャンバストップ、リアガラス、リッドがはずれました。キャンバスははずす際にルーフラインに沿って裂けてしまいました。バタンコ使ってたら逝ってましたね。車内で傘をさすことになってたかも。
次にリッドとハッチバックのフレーム(?)をはずします。こちらは右はボルト&ナット、左は皿ねじ&ナットで固定してありました。簡単にはずれます。
次にリッドの裏側についている「ハッチバックオープンステーキャッチ(?)」をはずします。多くはリベット止めであるようですが、このクルマには平丸の木ネジがついていて、ステーが入らなかったらしく、頭がサンダで落としてありました。プラスねじがぎりぎりです。無事にはずれました。
完全にはずれた「古いキャンバストップ」ウインドウのウラについているノッチバック時のウインドウ固定用ガイドは立ったままでした。ここまでで古いルーフとはおさらばです。さらば!!
で、新しいキャンバストップの加工に入りましょう。地面にタオルをひきまして、加工です。まずはウインドウ裏の固定用ガイドをたたんでしまいましょう。プライヤーでヤ〜っとね。塗装がはがれてしまいますね・・。(実際はタオルをプライヤーにかませて行いました)注意!!後にこのガイドが立っていた方が雨漏りがしないらしいことが判明!結局元に戻しました。キャンバスの場合は立てたままがいいかも。
次に「ハッチバックオープンステーキャッチ(?)」を取り付けましょう・・・あれれ?古い方はセンターがだされていなく、車内から見て5cmは左側にオフセットされています。ステーはトランク幅いっぱいにストレート部分がありますからこれでも問題はないのでしょうが、何となく、真ん中につけたいですね。そんなわけでセンター出しをして、加工です。新しいリッドのサイズを測り、センターにキャッチが来るようにおいた上でねじ穴のマーキングをしました。

穴開けです。3mmのドリルで加工しています。リベット用ですから結構ラフにやってしまいます。

リベット打ちに入ります。はじめて購入したリベット打ち器セット・・。グッドですね。あちこちリベット止めしたくなります。簡単についてしまいます。
完成です。皿ねじで止めたのと比べると頭が出ない分、ステーの通りも楽々です。いっちょあがり〜。
次にリッドに溶接止めされているフレーム用のパーツを起こしていきます。指でも簡単に起きあがりました(これが後でいろいろと問題に・・・)。
フレームとヒンジを屋根に仮止めし、リッドとフレームをつけちゃいます。これも仮止め。しかし、この後、問題が発生。リッド側の部品はやや外側に着いているため、簡単に起こしちゃったことで、フレームがねじによって開いてしまい、ボディの縁にあたって、トランクが閉まりませんでした。いろいろ考え、結局折り曲げ位置を修正しまして、再取り付けとなりました。修正して何とか・・めでたしめでたし。後で考えましたが、前のオーナーがリッドとフレームの固定に片方はボルトナット、片方は皿ねじナットで止めていたのは、ボディの縁にボルト頭が当たるのを避けるためだったのかも知れません。今度、両方とも「皿ねじ&ナット」にしてしまいましょう。
さて、左の写真。キャンバストップのフロント側に「バタンコキット」とつなぐ部品(ピン)があります。右のが新しいキャンバストップについているもの、左が今までのもの。形状が異なります。バタンコキットのバーに入れると、きつくて抜くのに苦労します。バタンコキットが変形しているのか?ということでこのピンは前のものを移植することにしました。
装着完了です!小学校の時に作った「プラモの2CV」ズバリこの配色で!!ぬっていました。あ〜、そういえばあの「単3が3本で動く早い2CVのプラモ」はどこのメーカー品でしたっけ?興味あるなあ。たしかネコ企画の小冊子の中で、皆でプラモを改造して遊んでいるページがありましたっけ。西武池袋でシトロエン展示の際に購入しました。写真小僧でしたね。スーパーカーは追っかけない・・・(笑い)。

装着後、全体にブラシをかけ、汚れ落としをした後、「フッ素コーティング(MKー01)」を行いました。新品時に2〜3回かけると、2〜3ヶ月は驚異の撥水効果が持続!!との事です。下の写真を見ると、ムラになっていますが、2回でムラムラはなくなりました。おおいそもムラムラしないお年になってきました・・・(苦笑)。

ところで、このルーフは吸音性が高いのか、チョットだけ、外の音が小さくなった様な・・・・おしまい〜。

やりたいことリストっ。

ETC装着幌交換、内装張り替え、バックランプ交換、ハイマウントストップランプ、シート調整、間欠ワイパー、ラジオ交換、さび対策、キングピン交換、タンクのセンダーユニット交換・・・こんなにあるの?(笑い)新たに定期的なフッ素コートが加わりました。

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