フロントブレーキOHの巻〜その壱〜

(H20.1/24)1/25更新

 

やることがたくさんあって・・・楽しいかも。

エピソード106です。

次は!

これから行うミッション載せ替えに必要な作業はてんこ盛りの状態です。寒さが厳しい2月の載せ替え作業になるので、周到に準備を進めておきたいなと思っておりまして・・・残業です。

というのは、ミッションに関わる補器類を積み替えるミッションにあらかじめ取り付けておいて、配管、配線、脱着の作業をできるだけ簡素化したいからなのです。2CVのミッションにつながる補器類、配線、配管は?ということで調べてみると・・・・。

アース ミッションボディからバッテリーターミナル(ー)につながる結線
スピードメーターケーブル ミッション後方にスピードメータードリブンピニオンがあって、そこにケーブルが。
ミッションリンケージ シフトバーからジョイントを介してリンケージが。
ブレーキライン フロントのキャリバーに向かうブレーキラインがフレームに
クラッチワイヤー ミッション下、プライマリーマフラー間をクラッチケーブルが。
ブレーキユニット ブレーキラインがつながるフロントブレーキユニットはミッション固定。
ドライブシャフト(ディスク) ブレーキディスクとドライブシャフトが。
サイドブレーキ 機械式サイドブレーキワイヤーがミッション上側をブレーキユニットの前方に。
セルモーター ミッション上にセルモーターが。
エアクリーナーステー(バックランプ) 後ろ側のエアクリーナーステーとそれに取り付けられているバックランプスイッチユニット。

たくさんあるな〜!

 

これから付けるミッションにできるだけ補器類を取り付けておきたい。

そんなわけで、ミッション単独で交換となると、それぞれの補器類を外して、ミッションを乗せ替え、その後補器類の取り付け、さらに結線類の接続という大変な作業が待っていることになります。そこで、フロントのブレーキ関係だけは先に取り付けておいて、段取りよく作業したいというわけです。そのために必要なのはいうまでもなく、

ブレーキキャリバーということに。解体エンジン&ミッションが到着したときにユニットは取り外しておりました。上の写真を見ると、なにやら、左右で随分色が異なります。

あ、きれいな方には「へへマークの刻印(プリント)」が。なるほど〜、こちらのキャリバーは新調してあるようです。となると、ピストン固着で交換となったのでしょうか?バルブスプリングといい、キャリバーといい、手が加えられている個体だったのですね

家の中での作業ですから、パーツクリーナーなどはあまり使いたくない。まずは分解してしまいましょう。

こっちは古い方のキャリバー。棒のようなものがラジオペンチの先です。サイドブレーキのボルトのネジ山部分が突き抜けているらしく(鋳造時からと考えられそう)穴が開いています。心配ですね〜。
助手席側のユニットは新調されて間もないのかな?きれいですね。そしてサイドブレーキのユニットは新車時からの品のようです。どうやらブレーキ効かず、ピストン固着が発覚、交換という感じかな?
サイドブレーキのユニットを外したら、後方のブレーキパッドを止めるスプリングを取り外して、ユニットは半分に分かれます。ピストンが見えてきました。これがどうやったら取れるの?様々なサイトでは「圧搾空気作戦」「マスターシリンダにつないで油圧押し出し作戦」などがとられているようです。
ブレーキオイルを送り込むニップルを外して、中からLHMシールを取り出します。ありゃりゃ〜、マスターシリンダーから最初にキャリバーに入る部分のシールがぐちゃぐちゃです。驚き
反対側、これは運転席側のキャリバーに送り出す方のシールは大丈夫の様子。
マウスを乗せてね。 ピンぼけゴメン。左右に分解されたキャリバーにはオイルラインが一本。そこにゴムパッキンがあります。これらもLHMオイル専用品ですね。要注意です(あ、交換するけど)。

さて、分解すんで、ピストン取り外しにかかりましょ・・・・と、

ぜ〜んぜん取れません(笑い)。

素人が手を出すところではないな・・・・。

ということで翌日。

お風呂に持っていきましょ。

二人で〜♪いった〜♪、よこちょの風呂や〜♪

違うって!(笑い)。洗面器にキャリバーを入れてお隣さんちで「エア抜き作戦」です。

「ガレージ奥」の社長さんに相談済み。エアーコンプレッサーでピストンを押し出しましょう。
運転席側(古い方)のピストンはアルミXマグネシウムの電位差によって発生した電食が発生しています。おまけに何か析出している様子。これはエアーでもびくともしませんわけだわ・・・。
新しい方は・・・エアーでポンッ!と抜けました。ほっ!どちら側のピストンかわかるようにマジックで番号をふっておきましょう。

そんなわけで・・・

 

消化不良のブレーキオーバーホールは

後日に続く。

来週まで、ごきげんよ〜ぅ!

 

ううっむ〜・・・

ガレージ奥さんで固着キャリバーはお預かり頂きました。プロの知恵をお借りすることに。

よろしくお願い致します。

オドメータ82577kmでした。

荷物の到着を楽しみに待っております

次に続く

やらなきゃいけないことリストっ。

次回オイル交換は83000kmあたりです。ここでエアフィルター掃除もね。次回ドライブシャフトグリスアップは80000kmぐらいかな?次回キングピングリスアップは85000kmぐらいかな。ミッションオイル交換は87000kmあたりです。ファンベルト交換は次回の車検前です。エンジンマウント交換は120000kmぐらいかな?つきることが・・な・・い(笑い)

やりたいことリストっ。

シート調整、さび対策、定期的なフッ素コートフェンダーキャッチラバー交換、リアデフォッガー(ファン式)&ユニット製作、・・こんなにあるの?(笑い) 、ロールスクリーンの遮光アミ取り付け、オイル漏れ探索の旅・・・「左フロントキングピンキャップ締め直し」、エンジンミッション降ろしたら、ステアリングラックのあちこち部品交換。もやりたい事に。雨漏り補修。窓のスキマにウレタンを貼りたいクラッチ交換

エンジン欲しいのです・・・。分解・勉強・組み上げ・再搭載(笑い)買っちゃいました!

やっちゃったことリストっ。

ETC装着幌交換内装張り替え、バックランプ交換ハイマウントストップランプ間欠ワイパーフロントベンチレーションシャッターパッキン交換ハイマウントストップランプベース作成排気漏れ対策ミラー調整、レギュレーター交換&移設オイル交換ルームランプ掃除、ウインカーレンズ修理! 仮免許練習中プレート(前後)作成、「すだれトップならぬ2CVなのにアミ仕様」加工、キングピン交換(左。69382km時)、センダーユニット結線絶縁修理。グリスアップ、ジャッキアップ用「かませ」づくり、バタンコ騒音修理?。アンテナ調整、ハイマウントストップランプ球交換。ステアリングラックグリスアップ。中間ジョイントグリスアップ、ガスリタンバックホースのフロントアーム干渉の解消。定期的なフッ素コート(6月)、トランクパネル中古探し。前ナンバープレート位置調整、ショックを改造・ふわふわに。ハンドブレーキ調整、ブレーキラインのエア抜き(プロにおまかせ)、シフターダストブーツ交換&プラグ交換、ラジオ交換、助手席サンバイザー取り付け、右キングピン交換、ボールピン分解と組み立て、アジャスタスクリュー調整、トランクパネル塗装&交換。バルブカバー交換&プッシュロッドチューブダブルジョイントシール交換(右肺)、ドライブシャフトグリスアップ、ウインカーリレー交換、レギュレーターベース取り付け。ユーザー車検。ミッションオイル交換。キャブコンバート、オルタベルト交換、オイルクーラー掃除、エンジン&ミッションマウント交換、ダクト交換、タペットクリアランス調整。隙間ウレタン貼り付け、タコメーター取り付け。クラッチ交換、ドライブシャフトブーツ(アウター)交換、

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