おかげさまで2CVがやってきて1周年。
ついにはじまります・・・。 |
エピソード113です。 |
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積み込むギアボックス準備です。
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いよいよ仕事をおっぽり出して車の修理です。この車がうちの会社のマスコット&働き者ゆえ、整備のためには海にも潜るし崖からも飛び降りる・・・・訳ないか(笑い) ギアボックスにはブレーキユニットが着いている。 |
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はあ、ご存じで・・・・。FPSさんからキャリパーのピストンとシールセットを導入しておりました。新品は成型剥離用の粉々がついています。これが気になるんだよな。LHM専用で、他のブレーキオイルでは可塑性があるらしく、絶対ダメなのです。この樹脂も微妙な穴が開いているとみました。そして、粉々はとても気になるの。だから? |
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浸かって頂きましょう。LHM温泉。うぅ〜ん、しみこむしみこむ。小じわも隠れる(?) |
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湯加減は如何? と、くだらないことはさておき。しばらく浸かって頂きました。 | |
きれいにしたキャリパーに組み付けです。ブレーキパッドは新品に。 | |
つけ込んだシールをシリンダーにはめ込みます。パッド側には「溝つき」シリンダ奥側には「溝なし」を取り付けます。 | |
ふやけとるのか?いや、ぴたっとはまります。 | |
ピストンもLHMオイルにつけて。一回拭いて、きれいなLHMにもう一度浸して。 | |
はめ込みましょう。 | |
最初は斜めに入ったりして大変でしたが、ゴムハンマーでコンコン、根気よく。最後はブレーキパッドを使って押し込みました。鉄の棒(上の写真のピストンの横棒)はブレーキパッドのガイドをしているのね。押し込みやすかった。 | |
きれいに入り込みました。 | |
すべてがシカッと入り込んで満足。これから組み付けです。 | |
ギアボックスです。あれれ、左半分はペーパー掛けしちゃったのよね(笑い)。きれいになったので、手のひらで撫でまわしておりました・・・。 | |
いまいちきれいではないディスクを装着です。ディスクはこれからまた錆びるからと、横着しました・・・。 | |
キャリバーのイン側にスプリングをはめ込んで・・・。 | |
パッドを乗せちゃいます。アウターのキャリパーをスプリングにちょっとだけテンションをかけながらはめ込むと簡単に組み付けられます。 | |
こんな具合。 | |
オイルラインのパッキンを必ず入れましょう。 | |
さあ、組み付けです。ディスクはドライブシャフトが固定されていないのでボルトを止めても止まりません。明日ドライブシャフトを共締めするのです。 | |
ボルトを止めます。トルクはアルミの躯体に直接ネジ山が切ってある部分は意外と弱いトルクを指定してありますね。4.5〜5.0kgf mという指定です。 | |
トルクレンチ(うちで持っているのが大きいので、小さいトルクレンチをタチウオさんからお借りしました。この場を借りて御礼申し上げます)でかちっとね。 |
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反対側もつきました。ブレーキラインを止めるユニオンナットのトルクは0.8〜0.9kgf mのトルクをかけます。ついつい強くしがちなんですよね。この個体ではマスターシリンダー側からのユニオンの差し込みがうまくいってなくて、シールがぐちゃぐちゃでしたよね・・。愛情を込めて組み上げましょう。 | |
左右のキャリパーをつなぐブレーキラインをユニオンナットで止めてゆきます。トルクに注意ね。でもつい強くしがちなんだよな・・・(くり返してどうする?) | |
どうして「M字型」なんでしょう?セルモータをよける為なのね、あとはベーパーロックになるようなときに発生した気泡を溜めるためなのではないかと考えられます。シリンダの中身が気泡だらけになれば効かないものね・・・。 | |
いや〜、組上がった・・・。 でもまだ、空気しか入っていないのよね・・・。せめてこの状態でもLHMを満たしておきたい・・。 |
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ジャーン、注射器です。LHMをオイルラインの流れに沿って入れようという魂胆。明日、組み付けることがあれば、マスターシリンダーからのラインとつなげば、エア抜きがたやすいジャンよ・・。あとはやってみたかっただけ(笑い)。 | |
ビーカーにビカ〜っとLHMをとりまして・・・。 | |
おお〜、ファントマ研究室のようです!なにやら液体催眠注射を作っているかのよう(爆)。 | |
ほーれほれ、痛くないからねぇ・・・(チョいお下品・・・)。 |
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こっちから入れて向こうからでるのを確認しながら・・・。 | |
ワンウエイバルブつきのブリーダーホースは本番で使いますので、今回はただのホースにてドレンしましょう。おお、出てきましたよ。 | |
エアーが出てこなくなったところで、ブリーディングニップルを締め込んで逆流を止めます。注射器の側は使わなくなったブレーキライン(カシメてエアーが入らないようになっている)をユニオンナットで止めておきます。これであとは、組み付けたときにマスターシリンダーからのラインを一カ所止めれば、とりあえず、ほとんどエア抜きに苦労しないで済みそう。 | |
さて、これは右のドライブシャフト共締め用ナットの一つです。いや〜、見事になめてます。閉める方向になめていることから、インパクトレンチのパワーを強くしすぎたのが原因のようです。ワシはトルクレンチで締めますゆえ、このナットはおさらばです。 | |
サイドブレーキのディスクははめておきます。周囲に薄くモリブデングリスをくれておきました。この周囲がキャリパー部分とこすれて戻りが悪くなったりするようですね。 | |
新品のサイドブレーキパッドです。周囲までかかっている塗装が分厚すぎてシカッとはまりません。マイナスドライバーで塗装をはがして、グリスを薄くくれてはめ込んでおきます。組み付けには今使っているサイドブレーキワイヤー・アクチュエーティングアーム・エキセントリック(扁心)ナット・ボルトを使うのです。そうすれば作業が楽なので。汚れているが・・・しょうがないですね。 | |
それから運転席側、最後方につながっているスピードメーターケーブルを抜いておきます。これは単純にぶった切られていました。 | |
長いボルトを抜くと、簡単に取れてきました。中はきれいな様子。日本手拭いを詰めておきました。 | |
ふぅ〜ぅ・・・。終わった。 |
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明日はエンジンミッション降ろし。そして組み付けです。ひとりぼっちの作業となります。
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作業項目、トルク情報はまた、紙に印刷しました。あとはお天気と花粉と時間との戦い・・・。 |
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二礼二拝二拍手・・・(祈っている)
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ガンバりあすっ!
次回オイル交換は86500kmあたりです。ここでエアフィルター掃除もね。次回ドライブシャフトグリスアップは84000kmぐらいかな?次回キングピングリスアップは85000kmぐらいかな。ミッションオイル交換は87000kmあたりです。ファンベルト交換は次回の車検前です。エンジンマウント交換は120000kmぐらいかな?つきることが・・な・・い(笑い) |
シート調整、さび対策、定期的なフッ素コート、フェンダーキャッチラバー交換、リアデフォッガー(ファン式)&ユニット製作、・・こんなにあるの?(笑い) 、ロールスクリーンの遮光アミ取り付け、
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ETC装着、幌交換、内装張り替え、バックランプ交換、ハイマウントストップランプ、間欠ワイパー、フロントベンチレーションシャッターパッキン交換、ハイマウントストップランプベース作成、排気漏れ対策、ミラー調整、、レギュレーター交換&移設・オイル交換、ルームランプ掃除、ウインカーレンズ修理! 仮免許練習中プレート(前後)作成、「すだれトップならぬ2CVなのにアミ仕様」加工、キングピン交換(左。69382km時)、センダーユニット結線絶縁修理。グリスアップ、ジャッキアップ用「かませ」づくり、バタンコ騒音修理?。アンテナ調整、ハイマウントストップランプ球交換。ステアリングラックグリスアップ。中間ジョイントグリスアップ、ガスリタンバックホースのフロントアーム干渉の解消。定期的なフッ素コート(6月)、トランクパネル中古探し。前ナンバープレート位置調整、ショックを改造・ふわふわに。ハンドブレーキ調整、ブレーキラインのエア抜き(プロにおまかせ)、シフターダストブーツ交換&プラグ交換、ラジオ交換、助手席サンバイザー取り付け、右キングピン交換、ボールピン分解と組み立て、アジャスタスクリュー調整、トランクパネル塗装&交換。バルブカバー交換&プッシュロッドチューブダブルジョイントシール交換(右肺)、ドライブシャフトグリスアップ、ウインカーリレー交換、レギュレーターベース取り付け。ユーザー車検。ミッションオイル交換。キャブコンバート、オルタベルト交換、オイルクーラー掃除、エンジン&ミッションマウント交換、ダクト交換、タペットクリアランス調整。隙間ウレタン貼り付け、タコメーター取り付け。クラッチ交換、ドライブシャフトブーツ(アウター)交換、ドライブシャフトブーツインナー交換、中間交換、ウインカーインジケーター球交換、スペアミッション準備(磨きもね)、ウインカリレーふたたび交換。 |