今日は休診日。この間からじつに1週間、ろくに乗っていなかったのですよ。 |
エピソード94はのんびり作業。 |
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夜、羽田に行く仕事前に終わればいいんです! |
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いやあ、前回キャブ下からエアーを吸っていて、アイドリングでシューシューを解決しようとガスケットを購入してみたんでした。外周は出来たが、内側がどの様にカットされているかが解らんで、ペンディングしていたのでした。今日は午前中からのんびりそれを行いましょう。 |
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ヒントになったのがこの写真。解体中エンジンのガスケットの図です。右が前方。上部に置いてあるのがマニフォールド上のガスケット。次に下左に見えるベーク板っぽい6mm厚ぐらいのプレート。そして、下右のキャブ下ガスケットです。この絵だと、ソレックスのツインチョークの穴に合わせた穴を二つ開ければいいことになりますね。 |
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上の写真の拡大。キャブ下ガスケット、プレートにはそれぞれのチョークにつけられたエアーと混合気の通り道のあとが刻まれています。前側(右側の小さい穴)がプライマリーチョーク(つまり、アクセル開け始めに使われる部分)、大きい方がセカンダリーチョークです。 | ||
プライマリーチョークの前方には燃料の通り道が刻まれています。この通り道は「いわゆるキャブ調」をするときに回すネジ(エンジン前面の斜めのやつ)、アイドルミクスチュアーコントロールのニードルによって絞られたガソリンと空気がバレルの下からインマニに落ちる部分です。これはやや左側から鋭角にカーブして正面からインマニに落ちるようになっています。 もう一つのブルー矢印はセカンダリーチョークの最後縁にみられる通り道です。これはセカンダリーチョークのバレルをエスケープしてインマニに空気をおくる通り道となっています。キャブ後ろのアイドルエアミクスチュアーコントロールの穴でエアーの流入量を調節します。もっともここはフィックスされていて、ソレックスによってプリセットされています。セカンダリーチョークのバレル上、最後縁から進行方向右側にオフセットされた切り掻き部分が入り口です。 そして、黄色い矢印ですが、これは進行方向右側にオフセットされた切り欠き部分です。このオフセットが気になるのですよ。で、いろいろやってみたが、この穴はフィックスされてるみたいです。 で!プライマリーチョークの前方から来るガソリンの供給…、つまりバレルがしまっている時のガソリンの流れは進行方向左側を真下に、そしてあの「への字」のルートをインマニまで流れてゆきます。そして落ちる。そうなると全体像としての空燃比が進行方向右側のインマニに行くガソリンが多くなることから高くなる、とは考えられませんでしょうか? そして、アクセルをあおったとき、クランク軸の回転反力でエンジンは右に傾く…。インマニの傾斜も傾く…。ガソリンがそっちに流れやすい…。で、右シリンダーに供給されるガソリンが濃くなってしまう。かぶりやすい。 ギャハハ〜!勝手な想像ですっ!(笑い) |
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ま、想像はさておき、ガスケットの製作に移りましょう(笑い)。この間ポンしたガスケットです。もう一枚作ることに。 | ||
内側の切り方が解らないので、まずは側とネジ穴から。 |
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そしてチョークの寸法に一枚目を作ってしまいます。 | ||
そんなわけで、とりあえず2枚のガスケットが完成。お外に参りましょうか? | ||
もしもの時のために型紙はとっておきましょう。またいつか作るときがくるかもしれません。 | ||
キャブを外しまして(症さんの特殊工具が助かります。この場を借りて御礼致します。)、インマニ全景。や〜、ガスケットがこびりついております。これを剥がすことから。インマニにウエスを詰めてマイナスドライバー、金属定規を用いて剥がしました。 | ||
こっちはプレートの裏面です。あれれ、こちらのガスケット、内側のカットが異なるなあ…。ここはこの形に合わせることにしましょう。 | ||
家の中に戻りまして、流しでスチールウールを用いてごしごし。きれいになりました。 | ||
う〜ん、この写真はちょっと問題が!ガスケットの外周にはキャブの向きに合わせて一つの頂点が直角に、あと三つはラウンドしていますね。この時、裏返しにつけちゃってます(あとで作り直した)。インマニのラインに沿ってカッターナイフできれいに合わせてカットです。 | ||
はい〜!キャブが載りました。工具を用いて締めていきますが、ナットを締めるとき、キャブの上から体重をかけて、圧着するといいみたい。このガスケットは0.5mmの厚みがあるので、ちょっとだけ弾力性が感じられます。その分ナットで止めるときに斜めになることも考えられます。対角線上に締めていきます。 | ||
おわった〜!ヨカッタ。 エンジンかける前にプラグコード抜いて、クランキングします。フロート室のガソリンを一部抜いちゃったからね。そして始動!! お〜、アイドリングが安定しました。そしてレスポンス大丈夫、変なシューシュー音もありません。 |
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ついでにプラグチェックです。こちらが右。あれ?プラグリングより外側にススが!あ〜、これはしめ方が足りなかったのか?ブラシでキレイキレイして、ネジ山にエンジンオイル塗って、再装着しました。 | ||
こっちが左のプラグです。これもブラシして、ネジ山にオイルを塗って再装着。 | ||
いや〜、おわりました。このあとキャブ調整をして、羽田へ“つまいそ”を迎えに。途中、ちょっと濃すぎた燃調を薄めて、調子が戻ってきましたよ〜!! 次の問題は「高速80km/hで入り込むすきま風」(笑い) |
次回オイル交換は80160kmあたりです。ここでエアフィルター掃除もね。次回ドライブシャフトグリスアップは80000kmぐらいかな?次回キングピングリスアップは85000kmぐらいかな。ミッションオイル交換は81000kmあたりです。ファンベルト交換は次回の車検前です。エンジンマウント交換は120000kmぐらいかな?つきることが・・な・・い(笑い) |
シート調整、さび対策、定期的なフッ素コート、フェンダーキャッチラバー交換、リアデフォッガー(ファン式)&ユニット製作、・・こんなにあるの?(笑い) 、ロールスクリーンの遮光アミ取り付け、
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ETC装着、幌交換、内装張り替え、バックランプ交換、ハイマウントストップランプ、間欠ワイパー、フロントベンチレーションシャッターパッキン交換、ハイマウントストップランプベース作成、排気漏れ対策、ミラー調整、、レギュレーター交換&移設・オイル交換、ルームランプ掃除、ウインカーレンズ修理! 仮免許練習中プレート(前後)作成、「すだれトップならぬ2CVなのにアミ仕様」加工、キングピン交換(左。69382km時)、センダーユニット結線絶縁修理。グリスアップ、ジャッキアップ用「かませ」づくり、バタンコ騒音修理?。アンテナ調整、ハイマウントストップランプ球交換。ステアリングラックグリスアップ。中間ジョイントグリスアップ、ガスリタンバックホースのフロントアーム干渉の解消。定期的なフッ素コート(6月)、トランクパネル中古探し。前ナンバープレート位置調整、ショックを改造・ふわふわに。ハンドブレーキ調整、ブレーキラインのエア抜き(プロにおまかせ)、シフターダストブーツ交換&プラグ交換、ラジオ交換、助手席サンバイザー取り付け、右キングピン交換、ボールピン分解と組み立て、アジャスタスクリュー調整、トランクパネル塗装&交換。バルブカバー交換&プッシュロッドチューブダブルジョイントシール交換(右肺)、ドライブシャフトグリスアップ、ウインカーリレー交換、レギュレーターベース取り付け。ユーザー車検。ミッションオイル交換。キャブコンバート、オルタベルト交換、オイルクーラー掃除、エンジン&ミッションマウント交換、ダクト交換 |