ブレーキディスク&パッド、交換しました〜の巻。

これまでいろんな事がありました・・。長距離ドライブや、燃費へのこだわり・・・。おかげで(?)、エンジンオイルやATF交換の時には素人丸出しの驚くべき事になっていたり。しかし、ボンネットを開ける時間がXantia Breakはあまりにも少ない。こわれないんです。GSや2CVではいろいろなことがありました。でも・・でも〜、でも〜っ!!フロントブレーキはタイヤのウラにはなかったな(笑い)。パッドの交換でさえボンネットを開けて行う作業だった。GSも2CVもフロントのスチールホイルがパッドのダストで汚れるってなかった。洗うのが簡単だった。インボードディスクだったもんね。

しかしっ。先輩方のホームページを参考にしていると、普通のクルマのようにアルミホイルの裏側でディスクが輝いています。そしてっつ!!ホイルの汚れること汚れること(泣き)こんなんです。はぁ〜。じゃあ、少しでも汚れないものはないのか?と今回懸案のディスクローター&パッドを選択することにしました。で、見つけました。これこれ。ロッキードのディスク&パッド。これは汚れが少ないんだそうです。もっともスポーツパッドはもっと汚れが目立たないんだそうな・・。うちでは汎用のものを用意しました。品番NO5171 X1RFW。これはTOOLBOXの大庭さんが手配してくれました。グッドな選択だったと装着した今は思っています。で、組上げのいきさつをば。


まずは、謝辞を。リバーサークルさん、the room of xantia sxさんのホームページ、管理人さんに感謝です。ボクのような文系シトロエンバカにやる気を起こさせてくださいました。しかし、自信のない方、慣れていない方には工場での作業をおすすめします。ボクも整備の時にさらにまし締めなどプロにお任せしましょうと思っていますので。うちのホームページでは作業工程の細かなことはお知らせいたしませんのであしからず。

さあ、ジャッキアップして、うまかませです。リアにストッパーをかけてと。順調順調。ホイルナットはジャッキアップ前に緩めておきました。ホイルをはずして、ディスクにアクセスしましたピカピカですね。いや、違う!!削れまくりです(笑い)。光っているのはボクの頭(?)とディスクのみか(笑い)。ではパッドはずしとディスクはずしにかかりましょう。まずは先輩方のページを参考にピンを抜きます。ストッパーをなくさないようにね。そうすると下側がフリーになり、パッドまでもう少しでアクセスできそうです。いろいろなケーブルがあり、今ひとつうまくいかんな・・・。それでも説明通りにT-50トルクスを用いてブレーキユニットを取り外しにかかれば、お〜、なんと、とれました。ディスクパッド・・・

え〜、新旧のパッドを並べて記念撮影も先輩方のページとおんなじです。いやはや、今迄のパッドはシューを1mmぐらいしか残さず、非常に「薄っぺらな」奴に変身しておりました。しかし、この純正パッドは上の写真のように非常に「アルミホイル泣かせ(いや、洗車時期を的確にお知らせしてくれる)」な品でした。ホイルがすぐに真っ黒け。で、見てみてください。ロッキード製の新品と今迄の純正品。あ〜、右側が内側。左が外側です。比べようもないぐらい減ってしまっています。ケーブルのついた部分がパッド消耗を知らせるセンサーですが、これがディスクにこすれていたぐらいです。サンデードライバーなら陥りがちでしょうが、ちょっと過激すぎるな・・。パッドなくなって焼き付く寸前の状態です(泣き)。ま、こればかりで感心もしていられない。ディスクを取り外しましょう。こっちも問題の・・・。T-30トルクスを簡単にはずすとディスクの取り外しが完了です。ここは光っておる(笑い)。で、新旧を比べる、っと。明らかに重量が異なります。さらに耳の部分にパッドの粉が積層し、粉ふきいものようになっています。ディスクは耳を残して約0.5mmぐらいは削れています。まさに、身を以て僕らの命を・・・・。で、「ごくろーさん」といいながら(ホント)今度は組み上げに入りました。ディスクを取り付け、そのあとにブレーキのフレームを取り付けます。ここまではもう、トルクスを止める作業。しかし、このあとが大変でした。17mmぐらいあったパッドを押し込んできた(限界近く)ブレーキのシリンダ(というんだろっか?ピストンか?)を元の位置まで戻す作業があるのです。ここではピストンの部分に刻まれた10mm幅の切り込みにあわせ、定規を用意しました。これで引っかけながら回します・・回します・・・回しますったら・・・まだ回すの?・・・もう少しっ・・・ふう〜、やっとユニットが納まりました。ここまで10分。指にマメが出来ました(仕事に影響しそうです)。で、組み上げ、タイヤを装着して完了です。


で、作業は両車輪で1時間程度。トルクレンチが必要な作業です。一般整備の際にディーラーでチャンとチェックしてもらいましょう。ということで。ブレーキテストも無事終了し、名古屋の講演に行って来ました。ブレーキ快調!!それと!!驚くべきはロッキード!!アルミホイルが汚れないのです。これは買いだね!!

いや〜満足満足。チャンスがあればロッキードのディスク、パッド、お試しあれ。TOOLBOXさんアリガト。

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