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ブラキペタラム亜属
代表種 ang−thong
.bellatulum .concolor .conco−bellatulum
.godefroyae .leucochilum .niveum
マレ−半島からベトナム、ミャンマ−、中国南部、タイにかけて幅広く分布、この亜種は自生場所が岩場や石のくぼみに堆積した腐葉土に根を下ろしている、布矮性型のパフィオで、肉厚の葉に大理石状の斑が入ります。花茎があまり伸びず、葉のすぐ上に1〜2輪の花が咲きます。
高温多湿で18℃〜25℃位で比較的明るい場所を好む、扇風機などで風通の良い場所で管理すると順調に生育する、
パ−ピセパラム亜属
代表種 armeniacum
.delenatii .emersonii .malipoense .micranthum
中国雲南省とベトナム北部の原種がほとんどです、花の特徴はリップが円形で内側に巻き込む、ド−サルが小さい、armeniacum.micranthumは株が小型で斑入り葉で地下茎(ランナ−)を出して繁殖する、耐寒性のもので夏の高温に注意し3℃〜7℃の温度による花芽分花が最適である、
emersoniiは緑葉である。
ポリアンサ亜属
代表種 adductum
.haynaldianum .kolopakingii .parishii
.philippinense .praestans .sanderianum
.rothschildianum .stonei .lowii
ボルネオを中心にフィリピン、マレ−シア、ニュ−ウギニア諸島にかけて分布、主に岩盤や石灰岩の裂け目に堆積した腐葉土に根を下ろし比較的明るい場所に自生している、これらの種は基本的に高温性で、冬季で18℃〜22℃位の温度があれば順調に生育する、大型の多花性種で一つの茎に4〜7輪の花を付けます、肉厚の葉はしっかりとかたく光沢があり株が大型の種が多い。
パフィオペディルム亜属
代表種 hirsutissimum .barbigerum
.charlesworthii .exul .grathirxianum
.insigne .villosum .spicerianum .fairrieanum
タイ、ミャンマ−、インド、ヒマラヤ周辺にかけてアジア大陸南部の広い範囲に自生する。主に石灰分を多量に含んだ地質の腐葉土や堆積土に根を下ろし、崖の斜面の岩場や大樹の陰に直射日光を避け腐葉土が堆積した地表に根を下ろして生育している。緑葉で、低温に強く、1茎1花をつける
。
コクロペタラム亜属
代表種
chamberainianum .glaucophyllum
.liemianum .moquetianum .primulinum
ジャワ、スマトラなど、インドネシア諸島にのみ自生。島々の森林地帯、石灰岩の裂け目に腐葉土が堆積したところ根を張り、時には崖の急斜面にも自生し、比較的明るい場所に見られる。自生域が年間を通じて高温多湿であるから冬季18℃〜22℃有れば良く生育します。これらは平均葉幅が広いことや株が大きく、全てが多花性ですが、1輪ずつ次々に咲き4ヶ月〜5ヶ月の期間を経て最後の花が咲き終わります。
シグマトペタラム亜属
代表種 appletonianum
.bullenianum .mastarsianum .bougainvilleanum
.hookerae . argus
.violascens .tonsum .barbatum .hennisianum
.lowrenceanum .callosum .dayanum .cillioralare
.superbiens .acmodontum .urbanianum .sukhakulii
.amabile .wardii .venustum .wentworthianum
.javanicum .papuanum
自生地はフィリピン、マレ−シア、インドネシア、ニュ−ギニア諸島、タイ、カンボジア、中国、インド、ネバ−ル、ヒマラヤと分布も広域にわちたり、いろいろな気候条件下で自生している。おおむね海抜1000m位の所に根を下ろすものが多く、樹木に遮光された森林の、腐葉土が堆積した地表に根を下ろして生育している。パフィオの中では栽培し易い品種で、冬季10℃〜15℃で一部を除いて栽培できる。
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ミックス コンポ(礫).水苔+杉皮 | ミックス コンポ(礫).水苔.水苔+杉皮 | ミックス コンポ(礫).水苔.水苔+杉皮 |
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ブラキペタラム亜属 | ミックス コンポ(礫) | 粒の大きい礫で石灰分の含んだ礫を混ぜたコンポストで植え込んだ栽培がよい、 |
パ−ピセパラム亜属 | ミックス コンポ(礫).水苔+杉皮 | 水やりを多めにし、風通しの良いところで管理する、delenatiiはプラ鉢に水苔植えでの栽培がよいようです。 |
ポリアンサ亜属 | ミックス コンポ(礫).水苔+杉皮 | 太い根を育てるため大粒で水はけの良い礫で栽培すると良い。幼苗や中苗は水苔栽培の方がしっかりと育つようです。 |
パフィオペディルム亜属 | 水苔.水苔+杉皮 | 水苔植えでもミックスコンポでもよいが、自分の栽培環境に合ったものを選んでください、水やりがまめにできない人は水苔植えが良いでしょう、礫植えにした場合は乾燥に気をつけてください。 |
コクロペタラム亜属 | ミックス コンポ(礫).水苔+杉皮 | 成株や大株などにはミックスコンポを用いた栽培で良く育ちす、小苗の栽培には水苔+杉皮の方がよいようだ。 |
シグマトペタラム亜属 | 水苔.水苔+杉皮 | 多湿を好むので水苔で鉢はプラ鉢かビ二−ルポット植えでよい結果がでています、コンポストの傷みが早いので、早めの植え替えが必要です |
交 配 種 | 水苔.水苔+杉皮.ミックス コンポ(礫) | 一代交配種(原種x:原種)などは亜属に近いコンポスト植えがよいでしょう、何代もの交配が進んでるものは水苔植えが無難ですが、ブラキ系交配種や多花性交配種はミックス コンポ(礫)植えで栽培します。 |
植え替え時期の判断…
◇ コンホストが古くなったとき、目安としては、水苔や水苔+杉皮で1年半〜2年.ミックス コンポ(礫)で3年〜4年。 ◇ 鉢内に根がいっぱいになり、株の成長が進み鉢とバラスすが悪くなり、鉢ましが必要なとき。 ◇ 根腐れや何だかの傷害等で、株が弱ったとき、新しいコンポストに植え替えて、株の活性化をはかる。 |
※水やりは、植え替えから3日〜4日たってから行います。(植え替え後は、根に傷ができ病原菌が入りやすい)