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向山型ノートスキルの指導(3年)
☆この授業案は、「向山型算数教え方教室4月号」に掲載された木村重夫先生の論文(「『ノートスキル』の効果を倍増させる教師の指導」)を参考にしました。
☆準備するモノ: パソコン プロジェター 向山型算数ノートスキル3年(A)をプリントしたもの
指示1 このノートを見てください。
※プロジェクターで悪いノートの見本例を映す。
指示2 このノートの書き方を見て気が付くこと思ったことを発表しなさい。
※3〜4人に発表させる。
指示3 では次のノートを見てください。
※プロジェクターで良いノートの見本例を映す。
指示4 このノートの書き方を見て気が付くこと思ったことをノートに箇条書きしなさい。
書くときには1,2,3と番号をふっていきます。
説明1 2番目に見たノートのほうが断然きれいですね。
このノートは勉強ができる子のノートです。
勉強ができる子はどの子もノートがきれいなのです。
これから「誰でもノートがきれいになるお勉強」をします。
<ノートスキル3年のプリントを配る。>
説明2 今配ったのは『向山型算数ノートスキル』といいます。
きれいなお手本が左ページにのっています。
左のお手本を見て、右ページにそっくりそのまま写してきます。
吹き出しのマークは説明なので写しません。
それでは先生と一緒にやっていきましょう。
※2Bか3Bの鉛筆・赤鉛筆・ミニ定規を用意させる。忘れた子には教師のモノを貸す。
※「えらいね!○○さん。下敷きをちゃんと敷いています。」「もう名前を書いている人がいます。さすがだなあ。」といってほめる
指示5 日付、ページを写しなさい。
※プロジェターにスキルの見本を順番に映しながらす指示を出していく。
説明3 点線(…)が見えなくなるようになぞっている人は上手です。
指示6 タイトルを書きなさい。
説明4 数字や字は太く大きく書きます。上と下のノートの線にふれるくらいの大きさがいいです。
指示7 A番まで書けたら先生の所へ持っていらしゃい。
合格した人はEまでなぞります。
それも終わった人はていねいに花丸をなぞって色を塗っていましょう。
説明5 お手本通りに書いていない人、点線からはみ出ている人は書き直してもらいます。
線はミニ定規で引くんですよ。
※「先生が見やすい向きにして、両手でノートを持ってくるんですよ。」「見せるときは“お願いします”と言うんですよ。」と言って
ノートの見せ方も指導する。
<ノートを見る。>
※「日付がなぞってありません。」「ページは赤鉛筆で囲むとあります。残念!」などとチェックし「書き直していらしゃい」と毅然と 言う。
※書き直してきたら「とってもきれいだ。合格!」と力強くほめる。列は絶対に作らせない。
※Eまで全部終わった子のノートにA,AAなどと個別評定をしていく。全員がAをとれるようにする。
指示8 見直しチェックをしなさい。
以上