www.acc96.com & TDC Office JAPAN スペシャル企画

この記事は2004/11/18時点の内容です。


この情報はTDC(個人)が個人の見解でレポートしたものです。よって内容に誤り、不平等性があるかもしれません。製品の発売元とこの情報及び情報作成者は一切関係ありません。製品の仕様・性能は変更される可能性があります。この情報は情報作成時点のものです。また、この情報を利用して、いかなる損害、問題が発生しても管理者等は一切の責任を負いません。これらの事を、ご了承の上でご覧ください。なお、ご意見・ご感想などがありましたら管理者のE-Mailまでお気軽にご連絡ください。

連絡先:TDC Office JAPAN tdcjapan@yahoo.co.jp


InterBEE 2004 (2004 国際放送機器展) が、2004/11/17〜2004/11/19の日程で幕張メッセ (日本コンベンションセンター) 開催されています。個人的に目にとまった製品を中心にInterBEEの情報をお送りします。


<アスク>

「DeckLink HD」シリーズのWindows+PremierePro環境が展示されていました。それなりの高スペックのHP製のワークステーションで動作していましたが、やはりリアルタイム処理は難しいとのこと。とは言え価格が魅力的です。今後、将来的にはVegasがDeckLinkに対応する見込みとのこと。

そのほか、おなじみの「DeckLink HD」シリーズのMacOS+FinalCutPro環境も展示されていました。

<ローランド>

完全ノンリニア専用環境の「DV-7DL」。右に見えるのはUSB-MIDIインタフェース「UM-1X」を経由して接続してあるミキサーの「VS-2480DVD」。これにより、「DV-7DL」に同期して24トラックの音声を追加できるとのこと。専用の操作機器が充実しているところが大きな特徴と感じます。

低コスト、簡易的なスイッチャーとして活躍しそうな「LVS-400」(写真左)と、「V-1」(写真右)

こちらは、コンパクトフラッシュ採用の4チャンネル・ポータブル・レコーダ&ウェーブエディター「R-4」。コンパクトフィールドミキサーくらいの大きさ。アナログ入力系統にはキャノン・フォーンのコンボジャック採用。デジタルデータでもっていくことがメインだとは思いますが、アナログ出力系統はちょっと弱いかもしれません。

<クボテック>

Bフレッツ回線を用いたIPネットワーク中継のデモ展示。大阪にあるライブカメラ(お天気カメラ風)の映像が受信できていました。ライブカメラの雲台操作等も同時に操作可能。デモでは帯域保証がないBフレッツなので6MBps-MPEG2で伝送していました。

<池上通信機>

こちらは、新製品の「Editcam3(DNS-33W)」TRIX運用仕様。カメラにシステムアダプタ「SYA-206V」とTRIXアダプタ「TA-V70」を装着、TRIX運用を可能にしているとのこと。

新製品の19型HDTV/SDTV対応マルチフォーマットカラーモニタ「HTM-1980R」。

写真では見えにくいですが、このように、多チャンネル対応のため複数メータがついています。つぎは、17型HDTV/SDTV対応マルチフォーマットLCDカラーモニタ「HLM-1700CS」。

こちらは画面上にオーディオメータが表示される形。同じく新製品の22型の「HLM-2200CS」もあります。

これら以外にもいくつか細かく製品が分かれ、新製品が出ているようです。

EditcamのHD対応版、「Editcam HD」。実機ではなく、コンセプト展示という形になっていました。1080i/720p & 1080/24pスイッチャブル、Avid DNxHD Codec採用・4:2:2・8ビット・145Mbps、MXFファイル採用などが主な特徴。製品化は2005年とのこと。

池上通信機も、Avid製品を取り扱っているため、Avidの各種製品を展示していました。

<朋栄>

リーチ社のHD/SDノンリニア編集システム「VelocityHD」。

<ソニー>

ソニーのマルチフォーマット・ノンリニア制作システム「XPRI Ver.7.0」。

今回はモバイル版である、XPRI Mobile「DMW-S06NL」が参考出品されていました。スタッフによると、価格は未定とのこと。

カメラ搭載用マイクとして、「ECM-678」が参考出品されていました。正面感度-28dB+/-3.0、ダイナミックレンジ111dB以上、小型カムコーダーに最適なデザインとのこと。

新製品のDVCAMカムコーダ「DSR-400」。2/3型CDD搭載、ハイパフォーマンスSDカムコーダー、水平解像度920本、スミア-140dB、ビルトインカラーLCDモニター、i-Linkインタフェース装備、などが主な特徴。

コンパクトHDV VTR「HVR-M10J」。縦置きも可能、DVCAM/DV(SP)の記録再生も対応、音声レベル表示も可能な3.5型16:9液晶モニター搭載、3パターン(スクイーズ、レターボックス、エッジクロップ)、バッテリー駆動にも対応、本体内充電も可能、60i/50i(NTSC/PAL)切り替えが可能、などが主な特徴。右側操作パネル部分を開くと下の写真のようになります。

テープの入り口は前面部分の全体を開くことによって出現します。テープはミニテープのみ対応。

ちなみに、前面部分の全体と右側操作パネル部分、両方開くと・・・(笑)。

・・・ちょっぴり業務用には頼りなさが・・・。

ちょっぴり興味をひかれた新製品、Anycast Station「AWS-G500」。このシステムだけで、スイッチャーの機能や、それに必要なモニタ、オーディオミキサー、ネットワーク各種機能などがあるためワンマンオペレーションが可能に。使い道が色々とありそうです。

参考出品のアストロデザインのHDV->HDI SDIコンバータ「TI-5104」。ソニーブースにもHDV対応機器のひとつとして展示されていました。

各社HDV対応のノンリニア編集システムの動作画面。

HDVカムコーダー「HVR-Z1J」。HDR-FX1の業務用版。DVCAM録画・再生も対応、XLR端子音声入力、TCプリセット、3パターン(スクイーズ、レターボックス、エッジクロップ)のダウンコンバート機能、センター/4:3/セーフティゾーンのマーカー表示、モノクロ/カラー切り替えVF、LCDとの同時使用も可能などが主な特徴。

記録動作開始するまでの時間を短縮する、クイックREC機能についてスタッフに詳細を聞いてみました。この機能を使わないとき、HDVカメラでHDVフォーマット(MPEG-2)録画時、つなぎ撮り部分でMPEG-2特有の映像フリーズが起きないように前のシーンとの「整合性を持たせる処理」をしているため秒数がかかるとのこと。クイックREC機能ではこの「整合性を持たせる処理」を省くことによってレスポンスを向上させているようです。ただし、もちろん、整合性を持たせていないわけですから、つなぎ撮り部分はそれなりの状態になってしまいます・・・。

水中用アクセサリなどカメラ周辺アクセサリも充実しているようです。

参考出品の8.4型マルチフォーマット液晶モニタ「LMD-9050」。車載やロケ現場まで幅広い用途を想定しているようです。HD/SDマルチSDI、Y/Pb/Prなど豊富な入力を標準装備、車載などの際に便利な省電力設計、AC100V/バッテリー/DV12Vの3電源方式などが主な特徴。

HDCAMポータブルレコーダー「HDW-S280」の展示。

<日立国際電気>

こちらは、ピナクルシステムズ社のHD対応ノンリニア編集システム「Liquid Chrome HD」。

<アドビシステムズ>

Adobeが無償配布予定と発表している純正HDV対応プラグイン。キャプチャ時にwavelet圧縮ファイルを用いて編集を行う形。軽い方だなと感じました。

こちらは、Matrox社の「Matrox axio」ファミリによるPremierePro環境。HP製ワークステーション「xw8000」で動作していました。来年の1月〜3月を発売予定とのこと。Premiereの設定画面でエフェクトなどの操作が行えるためシームレスな操作感ですね。

こちらは、「Bluefish 444」シリーズのボードによるPremierePro環境。

<ピナクルシステムズ>

HDVネイティブ対応ノンリニア編集システム「Liquid Edition V6」。HDVネイティブ対応により、ファイル変換不要、SmartRT - 1000以上のリアルタイムHD & SDエフェクトを実現、SmartEDIT - HDV,DV,MPEG2 I only,MPEG2 Long GOP,非圧縮...SDからHDまであらゆるフォーマット編集に対応、などが主な特徴。

リアルタイムHD/SD対応ブロードキャスト編集システム「Liquid chrome HD」の展示。

HD/SD非圧縮ノンリニア編集システム「CineWave」の展示。

<Too>

MainConcept社の「MPEGConcept MPEG Pro」の展示。

<Avid>

「Avid Xpress DV」の展示。

「Avid Xpress Studio」の展示。

「Avid Xpress Pro with Avid Mojo」の展示。

「Avid Media Composer Adrenaline <HD>」の展示。

<アストロデザイン>

ロケ現場で活躍しそうな小型なウェーブフォームモニタ。HD/SD 6インチウェーブフォームモニタ「WM-3006」、HD/SD 8インチウェーブフォームモニタ「WM-3007」。

<パナソニック>

全体的に、DVCPRO P2ソリューションをおしだした形でした。

参考出品(モックアップ)として、小型メモリカード・カメラレコーダー"P2Palm" HD-MPEGタイプが展示されていました。

と、その横隣には参考出品(モックアップ)として、小型メモリカード・カメラレコーダー"P2Palm"DVCPROHDタイプが展示されていました。そのほかにもDVCPRO P2ソリューションの多数の参考出品(モックアップ)が展示されていました。

つまりは、「小型メモリカード・カメラレコーダー」に関しては、「HD-MPEGタイプと、DVCPROHDタイプ」以上2つのタイプのモックアップが展示されていました。まだモックアップと言う事もあり、未確定な要素が高そうです。

「EDIUS Mobile P」の展示。DVCPRO/DVCPRO50に完全対応。24P/24PAをサポート。将来的にはDVCPRO P2のサポートを予定。配布カタログによると、キャプチャファイル形式は、SD:DV,DV50,CanopusLossLess,非圧縮、HD:CanopusHQ、HDV:HDV1080i,HDV720pとのこと。参考価格は、CPU 1.8GHz、Memory1GB、HDD80GB、ThinkPadドッグ、サポート1年間で\998,000(税込)。

「VARICAM & Multimatte HDリアルタイム・コンポジットシステム」の展示。

「VARICAM対応ライブ・スイッチャーシステム」の展示。

<アップル>

「Production Suite」の展示。

<Discreet>

「3ds MAX 7」、「ombustion 3 」、「cleaner」の展示。

「smoke 6.5」の展示。

<カノープス>

新製品のライブエンコーダボックス「MEDIAEDGE-LEB」。MEDIAEDGEシステムのライブ配信用オプション製品。小型サイズ。MPEG1/2/4形式にリアルタイムエンコードし、ネットワークへのストリーミング配信が可能。ユニキャスト・マルチキャストに対応。

裏側の様子。

「MEDIAEDGE」の構築例。

CATV局向け送出システム「MEDIAEDGE-CATV」の展示。

現時点では、国内ではまだ未登場ですが、「ProCoder Station」も展示されていました。

メディアコンバータ各製品の展示。

コンテンツ制作システム「CWS」シリーズの展示。

「CWS-30」の展示。

HDV対応ノンリニア編集システム「VELXUS 500」の展示。「EDIUS Pro3」と組みあわせて快適に動作していました。安定性と軽さとフィードバックがEDIUSの良いところですが、「EDIUS Pro3」でさらに進化しているようです。HD/SDをシームレスに扱えるのも良いですね。

PremierePro用のプラグインも登場予定のようです。こちらはPremiereProのトランジションやフィルタを使うの形になり、その結果を「VELXUS 500」のハードウェアから出力できるようにする・・・といった感じのようです。このプラグインの際は、OHCIのようには動作せず(ADVCモードがあるからできなくもないでしょうが・・・)、ハードウェアを生かした動作ができるようです。

CanopusHQ Codecの作業は軽いですね。HDVネイティブのままの編集も軽いほうでした。ただやはりCanopusHQ Codecに比べると重さがありましたが、これは少なくとも現時点ではフォーマット自体の限界ですね。この辺は、各個人、実際に実機をさわってみるのがやはりベストかもしれません。

今後、「EDIUS 通常版」と「EDIUS Pro3」と、どのようになっていくかユーザーは気になるところですが、メーカとしても良い方向で考えているとのことです(^-^。

「VELXUS 500」で通常、接続に使用するのはこのケーブル。

参考出品として、「VELXUS 500」の入出力を集約する専用オプションの「VELXUS 500 Breakout Box」が展示されていました。

裏側の様子。

細かい機能改善も嬉しいところです。「EDIUS Pro3」では、「QuickTitler」も正式版になっていました。個人的一人の意見としてですが・・・エッジを違う色で2重、3重と適用できるようになれば、便利になるかもしれませんね。また、グラデーションの設定で、透明 - 0% <--> 透明 - 100%へのグラデーションがつくれるとこれまた便利かもしれません・・・。

EDIUS向けの新情報です。EDIUS対応のジョグコントローラとフェーダーコントローラが用意されるようです。モノ自体は他社のものです。NAB2004のジョグコントローラー、フェーダーコントローラは、あくまで参考出品だったそうです。(ジョグコントローラー、フェーダーコントローラ、いずれも販売が一般向けなのかHDWS-1000等専用なのかは現時点では分かりません。)

ジョグコントローラのレスポンスは良いレスポンスでした。デモ機はRS-232Cで接続されているとのこと。

フェーダーコントローラは、http://www.jlcooper.com/pages/fm4100.htmlかな?。こちらはUSBで接続されているとのこと。キーフレームに対応し、ダイレクトにフェーダーの動きを記録できます。もちろんフェーダーを連動させて動かすことも可能でした。フェーダーコントローラはマウスで真似をするのは大変なのでほしいかも。

「VELXUS 500」とHP製ワークステーションを組み合わせた「REXCEED MODEL 3000」の展示。

ハイビジョン編集システム「HDWS-1000」も周辺機器が徐々にそろってきましたね。

小型据置用ハイビジョンプレーヤー「HDMA-2000」の展示。

高画質ハイビジョンプレーヤー「HDSS P100」の展示。

ノンリニアの特性を生かした、ハイスピードモザイク編集システム「MRL」シリーズ。この手のアイディアがついに実現されたようです。モザイク処理作業がかなりスムーズにできそうだと感じました。カノープスのxxxEditのプロジェクトがそのまま読み込むことが可能で、結果も反映されます。また、「MRL V-EDIT」という専用製品も用意される見込みとのこと。(モザイクの下の編集をしたい場合と、モザイクを適用した上の編集をしたい場合と2つのポイントがありますが、無論その点も考えてあるようです。)機能の差がある「MRL-600」「MRL-1000」「MRL-1800」の3機種があり、バージョンアップもできるとのこと。機能の差は色々とあるようです。

以下の記述、モデルによっては対応していない機能があるので注意してください。

「MRL-1800」の画面。LCDタブレット(wacom製)で操作を行うようで快適そうでした。キーフレーム方式と自動ラーニング方式があるようで、自動ラーニング方式の実際の作業は実に効率的と感じました。

フットパダルとジョイスティックコントロールで位置や、サイズ、形状、傾き、濃度、エッジなど、こまかな設定ができるようになっていました。フットペダルは足の押し加減によって再生速度を変化させることが可能で、手がふさがっていても大丈夫なわけです。

ところで、EDIUS専用「日本語」キーボードの白色モデルないんですかね・・・(笑)私は白色環境なんでキーボードだけ黒色になってしまう・・・ので・・・。海外で「英語」キーボードの白色モデルはあるようですが。個人的一人の意見としてですが・・・ごほごほ・・・。

ところで、ところで、上は池上通信機のサウンドレベルメータ表示機能付きのLCDモニタです。上のような表示がEDIUSもできると便利だったり・・・と思ってみたり(笑)TCいらない状況のときで音チェックをしたいときなど。個人的一人の意見としてですが・・・ごほごほ・・・。

レポートは以上です(^-^/・・・2004/11/18 - AM4:30頃、初版文章完成、・・・うぅ・・・。TDC Office JAPAN tdcjapan@yahoo.co.jp

Page - Ver.1.9 - 2004/11/20 - 22:00

TDC Office JAPAN ウェブページトップへ

Copyright(C) 2004. TDC Office JAPAN.