山縣有朋記念館


このページは財団法人 山縣有朋記念館の御厚意により、
御提供して頂いた画像を元に制作しています。



現在古稀庵には山縣有朋ゆかりの建物が残されていませんが、
栃木県矢板市の山縣有朋記念館には古稀庵の洋館が当時のままの状態で公開されています。
又、有朋の遺品や資料も展示されています。

古稀庵の洋館
画像左の薄紫色の洋館が古稀庵の洋館です。
この洋館は有朋の嫡男伊三郎が栃木県矢板市の山縣農場内に移築し、
山縣有朋記念館として現在に至ります。
画像右は昭和2年に建築された洋館です。

玄関
玄関及び各部屋に通じるドアの材料は欅(けやき)で、
その表面には山縣有朋のイニシャルのA・Yをデザインした装飾が施されています。

窓
明かりとりの窓や居室の窓はマッキントッシュの影響がみられる直線的デザインで、
その後の大正から昭和初期の洋館の典型的な様式として流行しました。 

窓
明治建築の趣がそのまま残されていますね。
洋館の設計者は日本の洋風建築の先駆者、伊東忠太です。
手がけた建築物は明治神宮や築地本願寺などをはじめ100点を超える大物建築家です。

2階の応接室
2階の応接室です。
カーテンや家具も当時のまま公開されており、画像左手前は有朋愛用の書見台です。
古稀庵にあった当時はこの場で政府高官たちと会談が行われました。


この記念館は栃木県北西部にある高原山の山麓にあり、
豊かな自然を背景にコーヒーのサービスも楽しめます。
小田原の大御所と呼ばれた有朋を偲ぶには最高のロケーションです。
是非一度お立ち寄りください。

山縣有朋記念館のオフィシャルサイトはコチラ
山縣有朋記念館

ご案内

案内図

アクセス: JR矢板駅から車で15分
東北自動車道・矢板 I Cより20分

入場料: 大人 700円(団体20名以上600円)
※コーヒーのサービス付
小人 350円(団体20名以上300円)

開館時間: AM 10:00 〜 PM 4:00

休館日: 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
ただし冬季1月から2月は土日祝祭日のみ開館

お問合せ: TEL: 0287-44-2320 FAX: 0287-43-2695
E-mail: info@general-yamagata-foundation.or.jp
ホームページURL:http://www.general-yamagata-foundation.or.jp/

〒329-2501栃木県矢板市上伊佐野1022番地
財団法人山縣有朋記念財団法人山縣有朋記念館


引用・参考文献

古稀庵記録保存調査団 1982 山縣有朋旧邸 小田原古稀庵 調査報告書 千代田火災海上保険
株式会社平凡社 2004 別冊太陽 日本の別荘・別邸
財団法人山縣有朋記念館ホームページ


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