(14) 左 馬(ひだりうま)


「左馬」の由来

「馬」の字が逆さに書かれている「左馬」(ひだりうま)は、天童で生まれた天童独自の将棋駒。

このあたりでは ”家を新築した方や商売を始めた方への贈り物” として、重宝されている。

理由は、「左馬」は ”福を招く商売繁盛の守り駒” とされているからだ。

 

     
  

   左馬(ひだりうま)は、「馬」の字が逆さに書いてあります。

   「 うま 」を逆から読むと「 まう(舞う) 」と読めます。

   「 まう 」という音は、昔からめでたい席で踊られる「 舞い 」を思い起こさせるため、

   「 左馬 」は ”福を招く縁起のよい駒” とされています。

   「 馬 」の字の下の部分が、財布のきんちゃくの形に似ています。きんちゃくは、口がよく

   締まって入れたお金が逃げていかないため、古来から ”富のシンボル”とされています。

   馬は人が曳いていくものですが、その馬が逆になっているため、普通とは逆に馬が人を

   曳いてくる(=招き入れる)ということから、商売繁盛に繋がるとされています。

   馬は左側から乗るもので、右側から乗ると落ちてしまいます。そのようなことから、左馬

   を持つ人は ”競馬に強い” ともいわれています。