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第100回旨い酒の会開催記録 2002.9.11
今回は、神奈川県山北町で、吟醸手造りのうまい酒を造り続けている川西屋酒造店のお酒「丹沢山」です。この会の第1回目に飲んだ蔵の酒です。
本日の酒
@ 吟醸造り丹沢山
新潟産五百万石、精米歩合50%のレギュラー酒、2002.5月
ほぼ透明な色調でやや辛口。冷たいと、苦味と渋みを感じたので、常温で提供。最初、荒さを感じるが、やがてマイルドになった。
A 吟醸ひやおろし13BY
新潟産五百万石、精米歩合50%、日本酒度+7、酸1.3
味がしっかりとあり、バランスよく、おいしく飲める。辛口だが、含むとやわらかな甘みも感じる。冷やして提供。
B 純米酒
足柄産米若水100%使用、精米歩合55%のレギュラー酒、2002.6月
これは変わった味わいだ。丹沢山のレギュラー酒として、こんなん出していいのかな。ちょっと疑問だが、なかなかおいしい。好みは分かれる。 この味だから、常温で提供。黄色味を帯びた色調、酢っぽい香り、イメージとして赤ワイン的なものあり。やわらかでまるい味わい。 濃厚ではなく、ソフトに濃蜜感のある味わい。続いていく余韻と独特の芳香。完熟へと向かうところか?12BYのしぼりたて生の味わい(これはすごい濃蜜タイプ)を連想した。 あと口は意外に爽やかで、飲んでいくと、はまる。
C 純米ひやおろし13BY
足柄産米若水100%使用、精米歩合55%、日本酒度+5、酸1.6
冷たい状態では味の濃さを強く感じ、がっしりした若い辛口。あと口、じんわりと残る。好みにもよるが、常温のほうが飲みやすいか。渋、苦さが少しある。
D 純米たれくちの酒13BY
第5号仕込み、アルコール分17.5%、日本酒度+4、酸1.8、アミノ酸1.0
爽やかな酸達が、たっぷりとした味わいを包み込んで、あと口よし。フレッシュ感あって、飽きない味わい。おいしい。 ああ、この味、昔も飲んだ。納得の生酒。冷たいのがおいしい。
まとめ
100回目ということで、会員の皆さんより感謝状なるものをいただき、さらに、蛇の目のついたきき猪口を揃えていただき、ありがとうございます。 これから酒の会で使いたいと思います。また、珍味なる肴、熟成焼酎をいただき、ご馳走様でした。旨い酒の会の皆様、これからもよろしく。 そして、まだ見ぬ貴方、どうぞいらっしゃい。最後に、あの純米酒のことなんですが、あれは傑作です。すごい酒です。 気になっていたので、冷たくしたり、お燗をしたり、いろいろやってみましたが、感動しました。心にしみわたる旨い酒です。感謝、、。

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