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第108回旨い酒の会開催記録 2003.4.16
平成14酒造年度仕込みのお酒、今期の造りの新酒、生酒です。 まだ若く飲み頃はもっと先かもしれないけれど、その若さをみんなで楽しみました。
本日の酒
�@ 丹沢山本醸造しぼりたて生酒
(神奈川、川西屋酒造店)
仕込み34号、使用米信州美山錦、日本酒度+5、酸度1.5、アルコール16〜17度
�A 天明純米吟醸本生無加圧、みどりの天明
(福島、曙酒造)
山田錦、精米歩合50%、日本酒度+1、酸度1.6、アミノ酸度1.4、アルコール17.6度
�B 真稜純米生原酒
(新潟県佐渡、逸見酒造)
佐渡産五百万石、精米歩合60%、アルコール17.7度
�C 三井の寿純米吟醸木槽搾り生原酒
(福岡、井上合名)
麹米糸島山田錦、掛米筑後麗峰、精米歩合50%(麹)、55%(掛米)、アルコール16〜17度
�D 神亀搾りたて純米生酒
(埼玉、神亀酒造)
新潟五百万石、精米歩合60%
�E いづみ橋赤トンボ槽場中取り直詰め無濾過生原酒
(神奈川県海老名、泉橋酒造)
海老名産山田錦T、精米歩合50%(麹)、55%(掛米)、日本酒度+7、酸度1.7、アルコール18〜19度
�F 菊姫山廃仕込純米生生原酒無濾過五百万石
(石川県鶴来町、菊姫)
本日の肴
冷奴、ふき甘煮、とり皮煮込み、鰯の丸干し、ヒレかつ、鯵フライ、玉葱だけフライ
皆さんの感想です
A 7種類もあり、酔ってしまいました。丹沢山は最初に飲む酒ですね。米の香りしました。真稜、甘くてよい。
B 丹沢山、香り強い。天明、濃い。真稜、樽木の香り。三井の寿、濃い。 そのうち気持ち良くなって、まあまあって、辛口、辛か、辛いと続きました。
C 丹沢山は強い香り。私は辛口が好き、赤トンボが好き。
D 香りのことはよくわからなかった、味わいの刺激の強いのはなかった。�@〜�B�Cと口当たりよし、とくに�Bは好き。
E これだけの種類だから最後は全然わからない。丹沢山ってこういう味?だっけ。私はいつも純米の方だから。 天明よし、真稜もなかなか、そこから先はわからん。
F みな、初めての酒。好きなのは天明、次に真稜、味あった。神亀もおいしいかな。天明はまた飲みたい。
G 丹沢山といづみ橋は飲みやすい。気になった三井の寿の香り。
H 今回の丹沢山といづみ橋はよくない。天明はいい。
I 今回は造りの浅い、よく言えばフレッシュな酒ということですが、 まず、この�@〜�Fの順にだんだんと日本酒の味わいの濃くなっていく展開はよかったと思います。 いづみ橋と菊姫は新酒らしくなく味わいがどっしりとして力強い日本酒です。とくに菊姫の酸の強みがおいしい。
J 酒の会では過去二人のとき三人のときもあったが、今回は参加者もあり、酒が7種類出てよかった。 久保の井のレパートリーが出ている。神亀は面白いし、天明は好きです。ただ私は古いのが好きで、 三井の寿だったら2年前の美田の無濾過生がいいし、菊姫の酸味は好きだけれど、もっと寝かしておいてほしい。
K 今日は良かった。一番目に丹沢山は決まりだ。二番目は天明より神亀をもってきたほうがいい。一番よかったお酒は真稜、いい。
L 丹沢山といづみ橋と印象に残ったのは神奈川の酒。
M 今回の酒はいままで飲んだことがなく、すべて旨かった。等級をつけるのはもったない。
N 丹沢山、若々しく香り強くきつい。天明、渋みが味をまとめている。真稜、酸が味をまとめている。三井の寿、コメントの書けない味わい。 神亀、いづみ橋、菊姫ともにそれぞれの酒らしい酒の味わいで、それぞれに旨い。とくに神亀と菊姫はいつまでも飲めるな。
O 来た、来た、来たな菊姫、期待どおりのパンチが効いた。飲みやすいのは天明、微妙に甘く飲みやすい。
私の感想です
今回の丹沢山の生は香り良くやわらかな感じでした。丹沢山にはいろいろな種類の酒があり、タンクごと違う味わいを楽しめるものもあるので、 皆さんそれぞれのベストの味わいの丹沢山をお持ちでしょうけれど、今回は本醸造生を食前にと考えて飲んでみました。 天明にはもっと酸のしっかりある素朴な味わいの純米酒もあり評判なのですが、この純吟はいいですね。おいしい香り、おいしい味わい。 真稜、最初は甘口のイメージが先行するが爽やかな旨みがたっぷりと押し寄せてくる、味の厚い酒。 三井の寿、木槽搾りによるものか、独特の、新酒にしては複雑な含みの香りと濃蜜感のある重厚な味わい、甘味が溶け込んだ酸味が口の中にじわあ〜んと広がり、残る。 量は飲めないだろうが疲れがとれる。神亀、前の酒のあとだから辛さが強調されたのか、さっぱり辛口で飲める酒、飽きない酒と感じた。 が、飲むほどに味がしっかとあり、噛みしめるほどの味の塊を、それは確かに最たる辛口のものなのだが体験してしまった。 しかもこの香り、風に吹かれて草木に囲まれてる感覚になる、ちょっとやばいかも。いづみ橋のシンボルマークの赤トンボがそのままラベルになったこの酒は、直球勝負の酒や。 辛さが前面に出ている若くて渋い酒。そのストレートに素朴な味わいに目が覚めてしまう。菊姫、菊姫ファンを裏切ることのない酒造りが行われていることを実感。 私が菊姫に、柳さんに、農口さんに出会った頃の山廃純米生生原酒の味を思い出す。うまい。

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