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第130回旨い酒の会開催記録 2005.02.09
今回は平成16酒造年度仕込の酒、新酒生酒を飲みました。
本日の酒
�@ 天明夢夢初しぼり純米本生
福島県、曙酒造、米:坂下産夢の香100%、精米歩合60%、日本酒度+1、酸1.2、県の酵母「F701夢酵母」と協会9号使用、槽しぼり無濾過、アルコール16〜17%
�A 三井の寿純米吟醸木槽しぼり生原酒
福岡県、井上合名、麹米:糸島産山田錦、掛米:筑後産麗峰、精米歩合は麹米50%、掛米60%、日本酒度+1、酸1.5、アルコール16〜17%
�B 盛升吟醸生しぼり
神奈川県厚木、黄金井酒造、米:五百万石、精米歩合55%、日本酒度+5、酸1.4、アルコール18〜19%
�C いさきの水(総の舞)山廃純米無濾過生酒
酒の会会員Kさん提供の酒、千葉県御宿、岩瀬酒造、米:大山千枚田産「総の舞」、精米歩合70%、日本酒度+2、酸1.6、701号泡なし酵母、アルコール17〜18%
�D 菊姫山廃仕込純米無濾過生原酒第2弾
石川県、菊姫合資、兵庫県吉川町産特A山田錦100%、精米歩合70%、協会7号酵母、アルコール19〜20%
本日の肴
湯豆腐、鳥皮煮込み、ぶり大根、餃子、きすフライ、とんかつ
皆さんの感想です
A 今回はそれぞれに個性あって非常に楽しめた。どれもおいしかった。一番おもしろいのは�Dの菊姫、香りに麹の匂いがしてなんかいいな気する。酸の乗りが良く、生き生きしている印象、酸味強いがフレッシュさが際立ち、印象として一番良かった。�@の天明、新酒で若さが弾けて元気いいなの気した。いつもの天明らしくないがおいしいのはおいしい。香りは穏やか、酸味がかなりあるが、甘味とのバランスは良い。あと味に荒さが残り、飲むごとに辛味が増す感じで、味が濃い。�Aの三井の寿、印象浅い、弱い、薄い。吟香ほのかで良い香り。口当たりは�@よりまろやか、酸は強く張りがある。�Bの盛升、口当たりは飲んだ感じがすごく強く、辛い感じ。力強い印象。�C、Kさん入魂の酒。最初飲まして頂いて、辛口の酒だなとの印象。味わいに伸びがあり、もう一杯呑みたいという、後を引く感じがいい。山廃とのことだが山廃らしさは少ない。山廃というより、辛口でよく締まった酒。お燗したらお燗の方がいい感じした。でも酸味は強いなあ。
B 香り系の私としては、�@の天明初しぼりが合っている。�Aのほうが水の如しの感じ。�B盛升は酸味強い。�Cの燗、辛口でいい。�D菊姫、なんかコクが強い。
C �@天明、ほのかな香り、酸あるがすっきりで水みたい、生とは思えない。�A、まろやかすっきり。�B、喉に渋味絡む、辛い。�C山廃。すうすう飲め、山廃の旨味、整っている。おとなしく静かな山廃。燗で強さが出て、味わえた。�D菊姫、濃醇で強い、主張強い。味わいは酒米、酵母によっても違うのだろう今回の酒がこの秋にどうなっているか、16BYひやおろしの味わいが楽しみ。
D 同じ新酒でもいろいろ個性強いなと思った。�@の酒が基準となり飲んでいく。�@は酸味渋味強い。�Aは「?」。�B、濃すぎてもう結構だ。�C、不思議な酒、興味深い。燗して味が崩れない。�D菊姫、これが新酒?生?と思う。�C�Dのひやおろし、1年後2年後を比べるとおもしろいなと思ってる。
E 私のはもういいでしょう。みんなが言ってくれたからいいでしょう。でもちょっと皆さんと違うのは、�Aが酸味強く感じ、�Bは甘味を感じた。�Cは山廃嫌いでも飲みやすい感じ。今回は全部今年のもの、荒いけどこの先がどうなるか楽しみな酒でした。
F (この方がお酒を出してくれたKさんです。ありがとうございます。)今回はあまり言うことがありません。私の手をつけた酒を皆さんに呑んで頂いたことは良かった。このいさきの水の4合瓶を持ってるので秋口に、また、来年は来年の新酒と今回のを比べてみたいなあ。
G �@、天明は最初だったので、これが天明なのとの感じ。鼻わるくて香りわからない。�A、三井の寿は最初濃いかなと思ったけど、あとで飲むとさらっとした感じ。�B盛升、口当たりは甘いがアルコールが辛い。�Cいさきの水、山廃の感じなく、わりと飲みやすい。燗で辛味が出てきた。�D、菊姫は菊姫ですね。菊姫は苦手、それで菊姫だと思った。
H いままで頂いたことのある天明らしいふくよかさがない。酸が強くてさらりと飲めるが、違う。�A三井の寿、香り良くさらっとした酒。�B盛升、ドロリとちょっと濃いな。�Cいさきの水、山廃らしくなくて飲みやすい酒。だが、非常にドライ。私としてはまだ味わえない感じ。�D、菊姫らしくどっしりで力強い味わい深い酒でした。
私の感想です
�@天明、最初口にした時の感じ、素直に落ち着きのある口当たり、ソフト、軽くて爽やかないい香り。飲んだ後にすっきり爽やかな印象あり。 皆さんと感想が違っていたのが気になり別の日に飲んでみる。食前はやはり同じ感じだが、食べながら飲んでいけば辛さがどんどん強くなり渋さを感じた。今飲むのなら最初に飲む酒だ。 �A三井の寿、�@より飲み応えあり、フィニッシュに独特のちょっと重い香りを感じるが、表情にふくらみある。 �B盛升、香ばしい濃蜜感ある香り、甘みとコク。とっつきは快い甘味でなかなかいいが、とんがる時があり、時間必要。 �Cいさきの水、一口目に濃醇辛口と思った。飲んでいくと静かで穏やかな辛口、また、しっかりとまとまった味は燗で変わらず、岩の井の酒にハッとした。 �D菊姫、熟成して菊姫となる菊姫の酒達とは違う表情を見せてくれる山廃の生生原、この生まれたての酒は毎回の楽しみ、喜び、生きてることがうれしいと素直に思ってしまう酒。やはり今回も最後に飲める酒、分厚い味わいで、たっぷりな旨味と強い酸味のバランスが飲み応えのある美味い液体をつくってる。これはすごく旨い酒だ。アルコール分19度以上、酸度3以上で、さらに日本酒度のメーターをもっと切っていけば、あの時の酒が戻ってきそうな気がする。一口飲めば口の中がスパっと切れる、おいしい、また一口でまたスパッと切れる、おいしい、もう一杯、もう一杯と欲しくなる、やばいそんな酒。

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