TOPICS
  ● DOLPHIN SHAPE HEAD & SOUND HALL
  ● 9 OR 18 VOLT SELECTED ACTIVE CIRCUIT
  ● ELECTRIC TAP SW   ● BOOSTER CIRCUIT
  ● ACTIVE & BOOST PILOT LED(DOLPHIN EYES)
  ● ORIGINAL TREMOLO UNIT   ● ROLLER BRIDGE

 DAUPHINE

  ・・・イルカちゃん型のエレキ、作ってみました。電装系も結構ゴツイっす・・・

  ドーフィン。ナニそれって?おフランス語なんざますよオホホホ。なんでやねんっ
  てスカさず関西方面からツッコミ入りそうですが、いやぁ、ドルフィンだと余りにも
  マンマ過ぎて。ちょいとヒネリを加えてみました。昔ルノーにも同名のダンゴ虫
  みたいなクルマがありましたナ。

  ワテのヤラしさ全開に出たギターで、女子供のウケ狙いに動物とヒカリモノの
  コンビを使うという、バラエティ番組も真っ青の浅ましさ。そんな志の低いコンセ
  プトのエレキです。けど詳しくは後述するけど、イルカちゃんホールの目の部分
  にゃLED仕込んであって、片方はアクティブ回路の、もう片方はブースター
  回路のパイロットランプなの。特に後者には光色が赤緑青って順次可変する
  ヤツ奢ったから、もうこれ輝かせればツカミはOK!ってなモン。

  さて、フザけたことばかり書いてないでこのギターを作るに至った経緯を記すと、
  世の箱モノギターのサウンド・ホールといえば、その殆どを占めるのが「f」形状。
  セミアコ、フルアコその他の機種、メイカーも両巨頭のフェンダー、ギブソンから
  エピフォンだなんだetc、多少のディテールは違えどもね。まあそれはバイオリン
  等の古典楽器をパク、いや敬意を払って模しているのは解ってまんがな。

  けどワシャ生来のヘソ曲がり、世間様がそれで由としてるトコにイカズチ落とす
  べく、ロックなら反体制でしょとばかりに制作を決意したのであります(アカン、
  ハナシ与太ったままや)。ま、よ〜するにfホールじゃないセミアコ作ってみたか
  ったと、そういうコトっす。その辺テスコってオリジナリティ高くてエラかったよね。
  センスもよかったし。それからオラがピックギターの
「HBS−STD」に魅かれて
  買ったのもその部分大きかったし。中古でだけどね。てへっ。

  で、もう干支が一周するくらい昔なんだけど、スバル車の後ろについて走って
  たら、後ろ窓にディーラーのステッカー貼ってあって、それがイルカちゃんの
  カタチだったの(スバルの車を正規に買われた方ならご存じでんな)。「おっ」
  っと閃き、これセミアコとかのホールにしたら面白いしカワイイかもって思い
  浮かんだのです。けどそれから制作に取り掛かるまで十年近く経っちゃって、
  でもその間そんなギターは、少なくとも自分では雑誌その他で見てなかった
  から、作るモチベーション保てたけど(唯一見たのはウクレレで、通常の丸穴
  位置にイルカを模してホール開けたヤツのみ)。

  だけどその期間が長かっただけあって、色々アイデアが湧き出し貯まって
  しまい、着手する頃にゃ満載テンコ盛り。ワシに出来るじゃろかと思いつつも、
  なあにアンタにゃインチキな作り方というテがあるから大丈夫じゃろて。お〜
  そうだったと千円でゲットしたヘッド折れのジャンク・アコギ、ネックもぎ取り
  (チナミにそれは
「イカギター」のネックに使いました)、チュイ〜ンと胴体
  真っ二つ、いや正確には魚のように3枚、じゃなく2枚に卸したというべきか。
  これであの厚ぼったかったアコギのボディが半分の薄さにダイエット成功。
  ソコの奥さん、そんな恨めしい顔しないのっ。

  さて問題はその形状。呑気なそのヒョウタン型をどうしたものか。そうだその
  昔曲げワッパ職人に木の心得を学んだこのワタシ(もちウソよん)、その
  技法でベンドしちまえいと紫檀がミシミシ阿鼻叫喚の声上げるの聴こえない
  フリして、「なんちゃってダブル・カッタウェイ」まであともう少し。と思ったら
  やっぱネックポケット位置までは届かないのね。フンっ。残りは生き別れに
  なったもう半分からボディ・サイド移植して、スティンその他でお茶濁しに
  着色すれば、あ〜ら境目ドコ?ブラック・ジャックもジェラるわ。

  お次はトップといきますか。ソレ系のギターって大抵、fホール位置はボディの
  中央かあるいはそのちょっと後方くらいに形成されてるよね。けどワシ基本
  ストラト系がしっくり来るプレイヤーなもんで、VOLはリアPU脇にあるのが
  ベストだし、更にはそれをボールに見立ててイルカちゃんが水族館ヨロシク
  突いているように見せたら面白いかなって思い付いちゃった。なのでホールは
  躊躇なくズズズイと遥か後方へ。音響面なんて実に軽んじて見た目のウケ
  優先しちゃうオラってどうよ?

  ナニ言ってるかねっ。ワテだって音響面のことしっかり考えてまんがなっ。
  そのイルカちゃんホール、ドンガラで穴が開いているワケじゃないのよ。
  箱モノの大敵、ハウリ防止の為にホール下へそのホールよりも一回り
  大きなイルカちゃん型の木製ボードを仕込み、それに対処しとるのよん。
  ホールを完全密閉塞しているワケじゃなく、そのボードとトップ板の隙間を
  通じてなかの空洞に通じているので、音や大気振動がアウト・プット
  されるってワケ。

  これはその昔、イバニーズのリー・リトナー(杏里と別れちゃったね)・
  モデルのセミアコにそのような謳い文句でfホールへラバー・パッドが
  装着されていたののパクリ。もっとも現物イジったこともないし、よって
  その設置方法っていうか内部構造は知らないから、アイデアだけ頂いた
  ってカンジ。それにワテのはラバーじゃないしね。真っ黒けでツブシに
  見えるけど、実は黒スティンでの染めだから、よ〜く見れば木目が
  見えるんけどね。死ぬ程よ〜く見ればねっ(笑)。

  なんだそうだったのヤルじゃないっキミ、と見直して下さった貴殿貴女、
  スイマセン。それは方便のエクスキューズ、ハッタリのカッコつけです。
  まあ完成して弾いてみるとソリッド・エレキに遜色なく同等に扱える
  から、あるいはこの仕組みが効いているかも知れないけど、実際の
  ところはそれをタテマエにして、単にソコへLED付けたかっただっけ
  で〜す。どこまでもワシってば、性根が腐っとるのね・・・。




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