MINI WAKABA‐MARK‐V
再びコサエることになるとは、終ぞ想わず、の一本・・。コサエル  
              《TOPICS》 


   ●
  刻を遡ること30年前(恐ろしい…、もう完全無欠のジジイだ・・・)、
        花も恥らうコーコーセーだった頃、笑撃のオリジナルシェイプ・
        エレキをコサエるも、それを模したものをまさか再び、とは・・・。
      

   ●  とはいえ全く同じものを作っても芸ナイんで、ミニギターでお茶
        濁し〜(w)。なんて邪な考えが仇となり、久々ネックまで丸々
        自作するハメに・・・。

      ボディの方だって手間掛けてますぅ〜。昨今それしか作って
        いないよ〜な、のホロウ構造。更にはボディのセンターから
        両サイドに向けてクサビ状に薄くなっていくコンストラクション、
        ナゼにそう、ヨケーな手間ばっか掛けてしまうのだろう・・・。

   ●   そんな偏執っぷりは留まることを知らず、ブリッジプレート、
        ストラップ・ピンは小振りに自作、PUスクリューは裏留め、
        ペグ・ワッシャーも小径なものをホームセンターで調達(w)。
        で、ミニエレキにありがちな、
コゾーが親父の背広羽織っち
        まったかのような不恰好さとは無縁にクールにスタイリッシュに
        仕上げました〜♪(つもり〜)。



  
・・・ナニゆえ、出オチ的なミテクレのギターを再び作ったかというと・・・   


   というワケで上にも記してあるように、パッと人目に晒してウケれば
   OK〜ってな、それのみを追求した1本で、かつてアホだったティーン
   エイジャーの頃(ま、今でもそれはあんま変わらんけど〜)、夏休み
   丸々使って作ったヤツがコレの
元ネタで〜す(←クリックでそのギター
   記したページに飛びま〜す)。

   ご覧のように一目瞭然、免許取り立てんときクルマにぺタっと貼る、
   初心者マークを模して形成した、まぁ変形フライングVみたいな
   ギターですな。

   で、当然初心者マークは緑と黄色のツートン、その色通りに塗り分け
   れば、あらマイケル・シェンカーの白黒Vの如くになるじゃない、しかも
   コッチはモノクロじゃなく、色彩アリのカラー・ツートンよ〜、なんても
   思ったワケですな。

   プラス、そのオリジナル(w)を作った30年前は、ちょうどロック(式)・
   トレモロが台頭してきた頃で、しかもエディ・ヴァンヘイレンの影響
   からか、やたらリア・1ハム&ロック・トレモロ搭載のエレキが大流行、
   だもんで時代の潮流に乗れないんじゃ若者の恥(w)、それ仕様の
   スペックを搭載し、一本でマイケルとエディの気分を味わえるギターに
   仕立てたと、そんなカンジのブツだったのでした。

   まぁ正に若気の至りってヤツですが、そんなこんなでウケ狙いのみの
   エレキ、次第に弾くことも少なくなり、遂には全くと言っていい程触れる
   事もなくなり、年月重ねるに従い積もる埃の層が増してゆく、ってな
   有様だったんですが・・・。

   しかしここ数年来、このHPトップにもリンクしてある南大井のライブバー、
   そこの女主サマが何故だか、「あの初心者マークのギター頂〜戴〜」と、
   事あるごとにそれはそれは念仏か呪文のように唱え、いや言い始め、
   だもんでワシャは、「いや〜あれは初めてコサエたオリジナル・ギター
   だから作り粗くて人様に渡せるモンじゃないし、あといちお〜思い出的な
   トコもないことはないんで、ちょいと勘弁〜」と、言い訳たっぷりに逃げ
   遂せていたのです。

   しかし妖怪の魔の手はそんな逃げ口上では撒ける筈もなく、日増しに
   呪文の面妖さも増してくるので、「あかん・・・、もう逃げられん。どうにか
   しないと、石か蛙にでも化かされてまう〜〜」ってなもんで観念し、
   初心者マーク・エレキを献上することにしたのでした(涙)。

   とはいえ先にも記した通り、一応思い出的なモノもあるし、何より今の目
   から見れば稚拙というかクオリティの低いものを、しかも献上した場合
   お店に置かれる公算強し・・・。そりゃ〜マズイっっ、店のお客様にその
   レベルがワシャの工作力と思われてしまうのはオノレの人間性を否定
   されるよか悲憤モノ。よって、まさかの初心者マークギター作製を再び、
   と相成ったのでした〜。

   と、相も変わらず前口上だけで長々記してしまいましたが(w)、作製
   するにあたり、再び丸きり同様のエレキを作っても芸ないんで、よって
   まず1案として、その女主サマはベースをソレなり嗜むのでベースは
   どうだろう?しかしベースはデカイなぁ・・・、なら同じ4弦でウクレレ的
   ミニベースは?(ミニベース的ウクレレ、でもいいけどw)。その方が
   断然コンパクトなナリに仕上がるから店に置き易かろ〜飾り易かろ〜
   云々考え、しかし熟慮を重ねた結果、やはり6弦あった方が万人に
   楽しんで貰えるだろうという結論に落ち着き、ミニ・エレキに決定、と。

   で、草案決まり工作に着手するワケですが、そのボディ材に選んだ
   のは、な、なんとMDF材!(それを一応簡便に説明すると、粉砕した
   木材を接着剤で凝固させた、まぁ合板の一種ですな)。しかも1枚
   100円の百均製〜(w)。 

   「人にやるモンだと思って、お安く済まそうと思ったんだろ〜」と察した
   御仁、御名答(w)。とはいえしかし、単にお安くアゲる為だけの採用と
   思うのは早計包茎ってモンだがねっ。元よりコイツは、昨今ソルティ・
   ギターズのスタンダード(w)工法っぽい、ホロウ・ボディで行こうと
   考えており、その点でもソリッド・ボディだった30年前のオリジナル
   との差別化が図れると思ったのです。焼き直しにしない為にね〜。

   で、ホロウとなってくると合板ってのは、ナニゲにいい仕事と思うの
   ですな個人的観点から。名器335だってトップ材はホントの(意味
   での積層)合板、また本来チープなブランド・グレードの筈ながら
   侮れない音を出すダンエレクトロ等も、その製品のなかにはホロウで
   材は合板チック(メゾナイト、って言ったっけ?)なモデルが存在し、
   コレも確か粉砕木材固めたヤツだから、MDFと同じようなモンすな。

   思うに、合板やMDFは接着剤混入してるしプレスもして成型してる
   から、メイプルやエボニーなんかの自然木とはまた違ったカンジで
   硬く、重いのです。それでソリッド・ボディなんかコサエると、やっぱ
   カリコリの固い音しそ〜ってなモンだけど、ホロウにすると当然質量も
   少なくなるし何より中空構造になって音もまろやかになるんじゃね〜、
   って読みで御座い。しかも薄板でも強度あるし、その質からもホロウに
   するのに理に適ってるじゃ〜ん、てなモン。ど〜すか?、これで単に
   安価に釣られて材を選定したってワケじゃないのが、お解りになって
   頂けたでしょうか(w)。

   ま、そうは言ってもネック材も、ホームセンターの室外に転がってた
   350円の角棒だし、やっぱ人様にお渡しするモン安く済ませるワシャ
   って下衆なヤカラなのかの〜(これも言い訳すれば、ホームセンターの
   室内木材販売コーナーには、ナニゲに縦横とも寸法のある材が殆ど
   置いてないのよ。幅は数十cmあっても厚さは2cmまでの板材か、
   あと角棒は4×4cmにも満たないものばかりなのさ〜)。
   
   と、本格ビルダー・ルシアー様にハナで笑われちまうよなチーピーな
   材使い作製したコイツですが、裏も表も殆ど全体に渡って塗装が
   施されていることもあり安材の出自バレることなく、ソレなりカッチョよく
   仕上がってるように見えるでしょっ(少なくともワレハソウ思フナリ・・・)。
   加えて、いくらボンクラなワシャとはいえ、その元ネタとの製作年差は
   何たって30年の隔たり、流石に多少は上手く作れなきゃ、何の為に
   今までムダに長々生きてきたん?って蔑まれてしまうがね〜。

   このギターではそんな経年による、木工や塗装での技能向上部分を
   人様に見て貰いたい気持ちも勿論多々あるのですが、とはいえもっとも
   アピールしたく、そして留意し作製したところは、上の『TOPICS』欄でも
   記したように『ミニギターでもブサイクに見えないこと』、なのですな。

   大抵スモールサイズの、特にエレキの場合、既存部品をそのまま搭載
   してしまうので、それがドデ〜ンと鎮座し、それが元でどうにもバランス
   悪くカッチョ悪いと、個人的主観ではそう思ってしまうワケなのです。

   無論、上に書いたように親父の背広を羽織った子供、的な部分が
   逆に可愛らしく見えるトコもあるかも知れないけど、あくまでそれは
   アンバランス故の妙であり、しっかりデザインされたカッコよさとは
   別物と、ワシャの目にはそう映ってしまうのです。

   よってこのギターではそんな風に映ってしまうディテールは全て払拭
   させ、まずPU含め電装系は極めてシンプルに1PU、1POT。まぁ
   それはオリジナル・若葉マーク君の引き継ぎ部分はあるけど、今回は
   よりPU面積の少ないシングル採用し、加えてその取り付け方法も、
   ピックガード・レスのモデルによくあるダイレクト・マウントはNG。

   というのも、それでは本来裏方に納まる筈のPUのスクリュー受け
   部分(PUの耳、とでも言えば良いだろかw)までをザグリ切削せねば
   ならず、そして当然その部分はPU装着後、外から丸見え丸出しに
   なってしまい視覚的にも実面積的にもPUが大きく見えてしまうので、
   それを厭ったのです。

   よってピックガードレスにも関わらずボディ直に釣り下げ式、というか
   ボディ表面にPUスクリューが存在するのさえ嫌い、ボディ裏面に移し
   ました。だから吊り上げ式、ってトコですかな(w)。斯様の様な処理に
   よってその外面は相当シンプル、すっきりサッパリになっていると思い
   ません?(さっぱりし過ぎて、逆にオモチャっぽいという批評は、甘ん
   じて受けようぞ・・・)。

   その他、冒頭記したようにその他のパーツも自作&改造し小振りに
   作製、なるだけバランスよく収まるように気遣い構築したと、そんな
   次第。結果自分的には目論見通りに仕上がったかな〜ってトコです。

   と、ようやくこのギターのあらましを記し切るも、例によってムダに
   長文失敬千万・・・。ラストにコイツの、完成し音出しての感想記し、
   シメにしたいと思いま〜す。

   で、ギタレレやタコマのパブーズ等所有していることもあり、元々が
   ミニギター好きのワシャ、当然エレキのミニギターも大好物、故に
   完成後の引き渡しにはかなり後ろ髪引かれる思いだったのですが、
   そんな理由以外にも、このギターで試してみたいことが多々あった
   ので、しばらく自分の手元に置いておきたかったのです。

   それは(弦の)スケール長に見合った、あるいはそこから外れた弦
   ゲージを張り、そして様々なチューニングをしたら音的にどうなるか?
   ってことです。

   このギター、一瞥でスケール長が大分短いことがお解りになられる
   かと思いますが、となると相対的には弦のゲージを落とした(008
   セットとかの)細弦張り、チューニングは所謂ハイカポ状態に相当
   させた調律をするのが物理的には真っ当、ということになりますし、
   反対に、ヘビーゲージ張って6弦Eのレギュラーチューニングに
   設定したら、昨今流行の(大分前からかw)ダウン・チューニング
   状態になって、なんちゃってベース音を放つミニギターにならない
   かしら?そしたらこの貰い主たるベース弾きの女主サマにも塩梅
   ヨシ、などとも思い、色々設定を変え音出ししてみたかったのです。

   しかし、無念にもこれ以上引き延ばせない引渡しの刻が迫って
   いたので、それらの実験は泣く泣く断念、結果ワシャ的にも世間
   的にも定番な010〜046セット(ギャルやオタク系は009〜が
   スタンダード、なのかな?)使用し、チューニングは5カポ状態、
   6弦Aで調律し、ほぼそれ一辺倒で音出しをし、楽しみました。
   弦セットは記したように勿論、調律でさえ殆ど変更せずに。

   というのも、その状態での音がドンピシャに思えてしまう程に心地
   よく、よってそれ以外の設定にわざわざ変えることを煩わしく
   感じ、不必要とさえ思ってしまったからなのです。

   大抵ミニ・エレキというと、特にハイ・チューニングにした場合、
   チャリ〜ンと高音澄みやかに響くものの、一方音質的には
   薄っぺらい、中低音域の存在感ないカンジに大抵終始すると
   思うのですが(そんな沢山は弾いてないので、イジった範囲内
   での感想w)、コイツはホロウ構造のお陰か音質薄い感は殆ど
   なく、逆にチャリ〜ン的な音の印象は弱くて、6弦Aの5度上
   チューニングをしているにも関わらず、なんかレギュラーサイズ・
   エレキの音圧感に遜色ないカンジなのです。

   そして音色的には、ワリにカラッとした音で、クリーンもしくは
   軽くクランチさせてジャキジャキ弾くような、土臭いアメリカン・
   ロックに合うカンジ。ホントだったら超ショートスケールだし、
   マンドリンみたいな音が出て(まアレは復弦故の音色もあるけど)、
   そのパートがこなせるようなエレキになると面白いかなぁ、とも
   期待してたのですが、結論として出て来た音はガッツリと
   ギターそのものの音だった、ってことです(w)。

   更には、ホロウといえコンパクト・ボディなんでハコとしての剛性
   強いからか、歪みもハウらず結構ノセられます。で、何といっても
   音の印象でイチバン記したいのがこのエレキ、ミニサイズのクセに
   手持ちの、というか今まで弾いて来たギターのなかでナンバー1に
   チョーキングが気持ちよく弾ける、っていうか、耳に響いたのです!
   それは歪みノっけたとき特に顕著ではありますが、しかしクリーン・
   クランチともにそのキャラクターは同様、パキパキ音設定のクリーン
   時もかなり耳にクルゥ〜(←©ザキヤマw)。
   
   推するにそれはハイ・チューニングに依るトコも大きいと思うし、また
   その状態でもまだ弦テンションは通常ギターに比べたら弱いので、
   一気にベンド出来て、グィ〜ンって音をシャープさせられる事もある
   とは思いますが、とはいえそんな考察以前に単純にその音自体が
   気持ちよく、なんというか耳を劈くような、イタ気持ちいい音なのです。

   よくテレやストラトのリアは音がキンキンで、使い辛い使い方難しい
   ってな評を目にすることもあるけど、そのテとは似て非なる、非て似る、
   どちらかは解りませんが(w)、ああいった耳というか鼓膜にビンビン
   くる音がチョーキング時、一気に発動されるのです(w)。

   だもんで弦色々張り替えアレコレと実験を目論むも、、このショッパナ
   設定した弦ゲージと調律でもう十分、どころか弾くと病み付きになり、
   よって他の弦セットやチューニングにイジる欲求や好奇心も失せて
   しまったというワケです。

   また、弦交換や調律による音色探求を放棄したのに加え、このギター
   自体としても、電装のスペックは1PU&VOLのみという、本来音色的
   にはヴァリエーションなくツブシの効かないエレキの筈なのに、これ
   また何ら物足りなさなく、この音だけでもう十分ってよってなカンジで
   弾き続けられちゃったんですな〜。よって、再々の重複ではありますが、
   尚更に引渡しが惜しくなったことは、記すべくもありません・・・。

   しかし、当初特に何かにかこつけてその女主サマにプレゼントするモノ
   ではなかったものの、誕生日というイベントディが差し迫って来たことで、
   強迫観念的な納期が設定され(W)、タイムスケジュールはギリのギリ、
   よって記したように音的にもメチャ気に入っていたのに、完成後はあっと
   いう間に嫁ぐ日が来てしまいました〜(涙)。

   そんなカンジでようやく献上仕った初心者マーク型エレキ、隣りの画像を
   見るにつけソレなり喜んで貰えたようだから、ちょっと(かなり?)名残り
   惜しい気持ちはあるものの、まぁ元ネタのエレキも奪われずにも済んだ
   ことだし、めでたしメデタシってなトコですか〜。

   けど音的・サイズ的にはオリジナルよかよっぽど、手元に置いておきたい
   ギターだったんだけどな〜(なんてオトコらしくなく未練タラタラ〜w)。


 
    こう見ると何だか、フライングVよかフライング・アロウって感強し、
    ぢゃないスか〜。流石、元ネタはマイケルの白黒Vに対抗して
    コサエただけのことはありますな(因みにフライング・アロウって
    のは、ご存知な人はご存知、MSGのアルバム・タイトルですな〜)。

    しかしワシャにはそれ以上に、特に上画像のような角度からだと、
    ウルトラ警備隊のウルトラホーク1号に見えてならない・・・。もっとも
    3分割の戦闘機にならないことは言うまでもないが・・・(ジョイント・
    スクリュー外せば2分割まではイケるけど、再度、飛行機形態には
    なりませんw)。

      
    再製作するにあたり、元ネタのオリジナルとなるだけカブらない
    ようにする為、何案か色々仕様を考えて、そのうちの一つに、
    ボディ外周にバインティングを施そうか?というアイデアもあり
    ました。

    モノホンの初心者マークを見てもらうと解るのだけど、その外周
    には、白と黒の二重アウトラインが巡らせてあるので、それを
    セル巻にて表現しようかな?、とも思ったのです。

    けど、やっぱボディ・エッジは付属物ナシで塗装面の滑らかな
    曲面を見せたかったし、またセル施すにはボディサイド薄々だし、
    その外周にはクサビ状に角度付いちゃってるし、何より初心者
    マーク的な白黒縁取りするにゃ分厚いセル巻が必要だし、そして
    イチバンの理由はメンドイで不採用としました〜(w)。


   
    
    このギターのキモ的部分でもある、ボディのウエッジ・シェイプ、
    より正確に記せばクサビ張り合わせ断面形状というか、それを
    もっと単純明快簡単に記せば菱形断面、ですな(w)。

    ボディのセンターラインに『折り』を入れ、山型に削り落としたかの
    面構成を持たせ、またそれを裏表どちらの面にも施したので、
    その両面が結合するボディ側端はもう薄々〜、ってな、そんな
    造形を持たせたトコが、ジマンな造形処理ってワケです。
  
    ただ、少々残念なのは、その折れが入ったラインを境に色を
    塗り分けてしまった為に、そこから山型になってるってことが
    ちょっと視覚で捕らえ辛いというか、気付かれ難いのよね〜。

    モノカラーだったなら陰影がはっきりするんで、もっと見え易い
    とは思うのだけど、しかしそうすると初心者マーク・ギター、では
    なくなってしまうんで(w)。


    初代同様、ボディ&ヘッドに加え今回は更に、ホロウ構造なので、
    設けたサウンド・ホールにも初心者マーク型を模り、そこいら中に
    そのカタチを散りばめてあります。

    コマイこといえば、そのサウンド・ホール内のステッカーもそうだし、
    ポジション・マークもそう。もっとも若葉・ポジは初代にも施してある
    けど、それは製作後相当経ってから貼り付けたもので、たまたま
    見付けた初心者マークのシールを、上からぺタっと、ただの後付け。
    対してコチラは、ちゃんとクリア塗装下に収まってま〜す。

    そうそう、隣りの白地文字の本文には、このミニ若葉君の音を手前
    味噌にジマンしてしまったけど、、それはあくまでアンプリファイア
    してのハナシで、生音では材がお易いこともあり、ソレなりお安い音
    で〜す。まぁそれはホロウ/セミアコのエレキ全般そうっちゃそうだし
    (対アコギでね)、このおチビさんだけを責めるのは酷というもの。

    とはいえセンターブロックはブリッジ直下部のみにしか施していない
    ホロウ構造なので(ヴァイオリンの魂柱的所作で配しました〜。その
    部分がなきゃ胴体空洞、アコギとほぼ一緒っスw)、ナリは小さくとも
    ソコソコしっかり生音出るのよ。アンプ通した太い音とは真逆な、
    それこそチャリ〜ンとかポコ〜ンな音だけど(w)。
 
  
    本文中に記したように、コレは本来誕プレではなかったんだけど、
    いつの間にかそういう扱いになってしまいました(w)。画像に写る
    ように、シャレでヘッドに一輪挿しなどし、それらしく(w)。こういう
    ときはバラあたりが定番や横道なところなんだろうけど、トゲで
    ギターにキズ付いたらイヤンってなモンで、他の花にするところが
    ワシャらしくヤラしい(w)。

    そんなこって南大井のライブバー『B1』、その女主サマにも喜んで
    頂けたようで、ナニよりで御座います。完成後忙しなく嫁がせた為、
    じっくりと音出し、試し弾きをする期間が持てなかった名残惜しさも、
    これですっきり雲散霧消。になっていないのは、左隣りの本文中に
    はからずも滲み出ちゃってて、ワレながら往生際悪いっスな(w)。


      
      上の白地バック本文中にも記したけど、久方振りのネック自作。本来ならワレのアタマんなかにあるデザインやアイデアさえカタチに出来れば、
      ワシャそれで十分満足なので、例えばレギュラー・サイズのギターをコサエるならば、それに見合った出来合いのネック使ってとっとと具現化
      しちまうのだが、しかし今回はそういうワケにもいかず・・・。

      通常スケールのネックを途中からブッタ切り、強引豪快にマイクロスケールのネックを作製しようかとチラとは思うも、潔く、全自作選択なり。
      当然フレットの溝切りも、打ちもって、嗚呼、メンドかった・・・(何しろ弦関係のパーツ作るとき、これ6コも作らなければアカンのか・・・、
      ベースなら4コで済むのに・・・、と思うクチである。それがココでは18コ、てか18回同じ作業の繰り返し、無間地獄かと思ひました。

      けど頑張った甲斐あって、フレット・エッジもキレイに丸まってるし、初心者マークのポジ印もカワイイでしょ。あと接写なんで解り辛い、かも
      だけど、サイド・ドットはボディカラーに合わせ、緑と黄色の透明アクリル棒を交互に埋め込んでありま〜す。ついでに12F以降の指板ドットも、
      それらよか径の太い同材で仕込んだもので〜す。
 
       
      その自作ネックのヘッドも当然、元ネタからの踏襲で初心者マーク型、ボディだけに留まらず執拗に、ってトコです(w)。若葉マーク・ヘッド、
      ってだけでも十分イタイのに(w)、更に常軌を逸しちゃってるのが、ご覧の通りなそのペグ配置、です。

      確か初代の方のページには、この特徴的なペグ配置を、ウルトラセブンの敵怪獣、『エレキングのツノ』みたいとか書き記したと思うけど
      (先にもセブン絡みの話を載せたし、このギターはそれを想起させるナニかがあるのかしら?)、しかしアチラはレギュラー・スケールの
      ギターだったので、その独特な設置位置の3・4弦ペグに手が届き難く、人間工学的にはペケと言わざるを得ないデザインでした。

      まぁアチラのページには、『ロック式トレモロ・ユニット載せてあるんだし、粗方弦を巻き取ってストリング・ロックしちゃえば、もうペグなんて
      無用の長物さ〜』とか嘯き記したと思いますが、しかしこちらはマイクロ・スケールとも言うべき弦長のギター、そしてネックなので、ヘッドの
      先までラクショーに手が届き、よってこのペグ配置でも何ら調律操作に問題なくなり、また更には視覚に頼らずとも手探りで何弦かが把握
      出来るという、実はミタメとは裏腹に秀逸な配置でもあったのです。

      ほぼ同じデザイン、形状の筈なのに、初代では短所、今回は長所になるのだから、モノ造りとはアンニュイですな〜(w)。

 
      ヘッド形状を初心者マーク型に見せる為、V股部分に何か他のパーツを配する、というのは初代作製のときにも執った手立てで、
      その際はここにロックナット・パーツを施し、V股を視覚的に作り出しました。勿論、単純に色を塗り分ければ何の問題もなく表現
      出来ますが、何ていうか製作者たるワシャのポリシーとしては、そこに機能を伴わせた上で、初心者マーク型を形作りたいのです。

      で、今回はというと、この位置にはスタンダードな存在のトラスロッド・カバー、そのパーツの形状をアンバイよく設えることにより
      無事、初心者マーク型に見えるようになりました。ただ・・・、実はこの自作ネック、トラスロッドはナシ、混入していないのです。
      ということはこのトラスロッド・カバーもダミー、機能としてのパーツではないということになり、先にエラソーに記したこととは全く
      齟齬し、こっ恥ずかしい限りです(w)。

      ま、ワレの赤っ恥はさて置き、ナニゆえトラスロッドを入れなかったかというと、まずは面倒、作業工程が増えるから、というのが
      マインド的にはイチバンですが(w)、サイズ的な部分でオミットしたこともまた、大きな理由でした。まず第一には、このスケール・
      サイズに適する市販のトラスロッドはまずないし、ならば通常スケールのものを加工して、というのもなかなか難儀に思いました。

      と、それは超ショート・スケールのネックに設定し作製してしまったネガの部分ですが、逆に良点になり得ることもあり、ネック長が
      短いということは当然、(同じ材質で形成された)長いネック、まぁ有体にいえば通常スケールのネックより強度に勝り、曲がりにも
      強いということになります。ならば、更にはより強度を増す為に極太ネック仕様にしてしまお〜、それならロッドなしでも『反り』の
      起こらない、十分使えるネックになるべ〜と推察したのです。

      無論、極太ネックとなると懸念されるのがそのプレイヤビリティ、握り心地弾き心地ですがこれにも勘案あり、その超ショート、
      マイクロともいうべきスケールのフレット間の刻み故、(ネック上下方向への)指の大幅なストレッチはそれほど必要とせず、
      むしろ押弦に指が余るくらいなので、だったらネックをその分太くしてやり、握りの余りをそこで相殺させる、その方がグリップも
      安定するんじゃない?という視点からもそう考え、極太ネックに設定したのです。

      更にはそんなご大層でない、実は裏の理由もあって、ここ数十年来速弾きギタリスト御用達な薄っぺらいネックがハバを利かせ
      ていますが、ワシャ個人的にそれらの弾き心地も存在自体も好きではない為、そのアンチテーゼで、ネック自作するなら絶対
      極太ネック、って決めてたコトもあったのです(w)。今回それを作り実際弾いてみて、その握りもプレイヤビリティも心地よさは
      あれど、弾き難さを感じるは部分は特になかったので、いつかレギュラーの極太ネックを自作しちゃると、より想い強くなりました〜。

 
      先にも触れたこのウエッジ・シェイプ断面、単なる遊びやミテクレのみの造形に終わることなく、そのボディ裏面はストラトのバック・コンター的に
      身体へフィットするのよ。裏の緑面側を身体にぺタっとくっ付けると、ギターは身体に対して平行でなく斜めに角度が付くんで、ボディの表面も
      視界に入り、弦やら各種コントロール位置も視認し易くなると。もっともコイツにはVOLポットがイッコだけ、SW系なんて何もナシ〜、だけど(w)。

      また、更に具合がいいことに、そのVOLが載っている黄色側の面は(前述した状態でギターを構えると)、身体に対して平行となるのでVOL操作も
      違和感なく行え、しかし反対側の緑面側はエルボーコンター風に身体に対して斜めに収まるので、(先に記したバックコンター風同様)、表面
      側もまた腕に身体にフィットするってワケであ〜る。
      
      いいこと尽くめのこのクサビ形状、というか菱形断面、他にも長所まだあり、例えばその構造上、両端にある1、6弦はボディから大分遠ざかった
      高さにあるので、ワレを忘れて一心不乱に演奏、ジャキジャキと弾いてしまったとしても、(右手の)ピックや指をボディをヒットさせてしまう
      ケースは大分低いと思うので、よってプレイを妨げることも少ないと(あと、ピック傷がボディに付き難くなるってこともあるわね〜w)。

      製作当初はあくまでミテクレのウケ狙いでこんな形状を思案したものの、出来上がり弾いてみればこのボディ形状、非常に色々アンバイよい
      ことばかりの面構成で、これなら市販品に取り入れても十分アリなんじゃない?と思ったこと多々。しかしそう易々とはいかないというのも、
      製作者たるワシャはその製作過程で十分に認識しており・・・(下に続く)。

  
      っていうのも何たって、そのボディ中央はお山型、その加工自体を施す手間はまぁ置いといて、その先、各パーツを取り付ける際、
      いちいち面倒な加工が必要になるってことさ〜。上画像を見てお解りのように、ブリッジ端は完全に露出も、その中央は完全に
      ボディへ埋没しており、しかしこのような加工を行わないと、ブリッジ両端を浮かしてボディに取り付けるか、あるいは3、4弦の
      サドル位置からブリッジプレートをボディに合わせ『へ』の字に曲げる他、ボディに密着させる方はない・・・。まぁトレモロ付仕様、
      しかもブリッジ半埋め込みの俗称リセスざぐりで取り付けるっていうなら、どの道同様な加工施すんで、手間は同じかもね〜。

      それからこのギターはピックガード・レス、PUはボディへ直に吊り下げだからよいけれど、これをPG仕様にするっていうんなら、
      前述同様ピックガードを『へ』の字に曲げねばならぬ(w)。またハム搭載の場合も、エスカッション・マウントにするならやはり
      そのエスカッション、密着面が『へ』の字のものをわざわざ興さなければならず、然様のように全く既製パーツが全く使えなく
      なってしまうのですな。

      ダメ押し的に製作時には、単にフツーの穴を開けるのだって、中々にメンドイ作業になってしまうのよ。例えばスクリューの下地孔や
      ポットの通り孔、あるいはコイツにも施したストリング・ブッシュの埋め込み孔、普通の板状ボディならそのままボール盤(その他)の
      上に乗せて作業開始〜、と、ナンも考えず行えるけど、こういった変則断面ボディだと、ナンも考えずどこぞの面をペタッと着け、よし
      安定したし『さあイザっ、チュイ〜ン』ってやっちまうと、想像だにしない方向に孔が開いちまってたりするのですな(w)。

      そうならない為にはオツムをしっかり働かせないとアカンし、とはいえまあ大抵の場合はボディ水平に対し垂直に孔加工だから、
      それを保ちつつ作業すればいいんだけど、しかし当然、この菱形形状の場合、ユラユラと安定しないのは言うまでもない(w)。
      コイツは一品モノ製作なんでタオル等を敷き詰め詰め込んで、孔開け作業のその都度ワザワザ水平チェックしどうにか工作した
      けど、仮に量産となった場合は、コレ専用の作業用台座というか治具をわざわざコサエなきゃならんでしょうな〜。
      
      よってこの菱形断面、ナニゲにプレイヤビリティ高い形状ながら、全く量産には向かないカタチだわね〜、というのが結論ナリ。
      とはいえこのボディ両端を薄くするっていう手法、そしてその形状がもたらす有益性は、当然既にメイカーさんも心得ているようで、
      アイバニーズにはギター、ベース共々ボディ・エッジ薄々なモデルが多数用意されてるし、フェンジャパのエアロダインとかいう
      のもまた然り。ただ、流石に既成パーツは余計な手間掛けずに搭載出来るよう、そのボディのトップ中央はフラットか、あるいは
      レスポール系に準じたアーチド・トップになっており、流石にワシャのような破天荒シェイプにはしてないわね〜(w)。

 
      ギター表面の画像が続いたので、ここいらで箸休め的に背面画像へ。ご覧のようにウラも手抜きナシ。ぴっちり真っ直ぐツートンに
      仕上げてあるし、散々クドく力説したように、裏面もしっかり山型シェイプで仕上げてありま〜す。で、こちらもボディ表面同様、極力
      シンプルな造型としたので、あんま記すことは・・・、いやいや〜、あるがねあるがね〜(w)。

      まずは、いっちゃんアピールしたいトコから参りま〜す。以下。


     で、それはどの箇所かというとジャックまわりで、ご覧の様にシールドのプラグ部分がボディにすっぽり埋め込まれる意匠になって
     いるトコ(プラグインした場合ね)。サイドジャックや、SG&335などの直立ジャックの場合、シールド・プラグ装着時ナニゲに
     邪魔になるケースがあるけど(サイドジャックは胡坐かいて弾く場合、直立ジャックはアームバーの回転を妨げる、とか。その点
     ストラトの舟形ジャックは秀逸なデザインですな)、これはプラグ格納式ともいえる造形なので、どういう状況下であろうとも差し
     込んだプラグを煩わしく感じることはナ〜シ、ってワケ。

     もっとも、過去この様なジャックまわりの形式やディテール持つ市販エレキも多々存在したんで、そこまでエバることでもない
     のだけど(w)、何せボディ・サイドは薄々、そしてホロウ構造ということを逆手に取り、この様な造形のジャック部に仕立て上げ
     ました。なんせボディ内空洞なもんで、その加工もラクショーだったし。とはいえ当初はどこにジャック部を配置しようか、結構
     憂慮したんだけど(w)。

     んで、画像にあるようにそのツルッツルな曲面構成や仕上がり感も自慢なトコなのですが、更にはこの部分を成形するにあたり
     裏テーマを持たせシコシコ工作、仕上げました。それはプラグを収める窪み部分をボディサイドから眺めたとき、その切り欠きが
     かのスーパーカー、カウンタックのリアホイール・アーチ風に映るよう仕立てたってコトです。ま、個人の密やかな遊び愉しみ

     過ぎない事柄ですが、ガンディーニ先生のオートグラフ的デザインだけに、ついついと(w)。もっともカウンタックよかはだいぶ
     曲線的なラインになってしまいましたが、そこはフェラーリの流麗なホイールアーチとのミックスってことで(w。いい様に言い過ぎ〜)。

 
     まだジャックまわりの画像が続くんかいっ、そういうツッコミごもっとも、しかしまだ記したりないことがあるのです(w)。

     上記にはシールド・プラグを収める造形について云々し、確かにこの部分はジャック部ではあるものの、他にも機能が
     混在しており、まずそのひとつはワレがアルミのL字チャンネル材から削り出し作成したジャック・プレート、の役割
     のみならずこれは、電装パーツを納めそのフタとなる、コントロールパネルの役割も兼ねているのです。もっとも、この
     ミニ・エレキのサーキットにはポット1つしか使用していないんで、こんな小サイズで事足りた、ってこともありますが、
     ともあれアルミという金属製部品なんでシールディング効果も高いだろうし、ナイスな自家製パーツかと(w)。

     とはいえ製作時、実はポットとジャック・ソケットの位置配置がボディ内部で干渉し合ってしまい、その収め方には大分
     苦慮するハメになりました。まぁそれだけ研ぎ澄まされたコンパクトな設計、ってトコですな(w)。設計、といえば
     このジャック・プレート兼コントロール・パネル、ご覧のようにビス留め一本でボディに固着されており、しかしその
     部分のみの力で固定されているワケでは勿論なく、他の箇所をハメ込みにて収めるよう施工してある為、ビス1本
     での固着が可能になっているのです。当然、メンテ性がよくなることは言うまでもない、優良設計なのですよ〜(w)。

     と、ジャックまわりだけでこれだけ綴り、もうお腹いっぱいな感ありありですが、最後にもうひとつだけ、重要案件を。
     御自身でギター製作や改造を嗜まれ、加えて目の効く御仁であればこのミニ・エレキに対し、ひとつの疑問点が
     生まれていることでしょう。それはピックアップ、ボディ表側からのダイレクト・マウントでもないし、ピックガードも
     エスカッションも未使用でボディに直付け、どうやって取り付けた?っていう疑問。そんな訝りを持って頂けたなら
     ワシャとしては本懐なのですが、そう、このジャックプレート部からポッドのみならず、PUさえも通してボディ内へ
     挿入、設置したのです。

     かなりアバンギャルドというか、アナーキーな手法ではありますが、それによりPUを収める為のバックプレート等を
     他に設えることなくボディ内部からPUを搭載することを可能にしたのです。もっとも、その通り道はもうギリッギリ、
     スタックタイプやアクティブ等の丈が嵩むシングルでは通行止めの搭載不可でしょう。従いPU換装で音の変化を
     愉しむ、という範囲もだいぶ限られるとは思いますが、ワシャ的にはそんなことより、余計なフタが付き外観が猥雑
     =否シンプルになることを厭ったので〜す。


     まだまだ背面画像、上の2枚はネックとボディのジョイント・スクリュー部を写したものですが、ここはオーソドックスなネジ留めに
     よる4点結合。ただしこのページの随所に記載しているように、このギターのボディは菱形断面形状、よってフェンダー的なジョイント・
     プレート使用は不可(採用するならプレートをこれまた『へ』の字に折り曲げるより他はナシw)、従い各々のスクリューに台座を
     設けた方法にて施工しました。

     この方式、今までワシャがコサエたギターの何本かにも採用したし、また市販品エレキにもこれと全く同様部品で設えた製品もあり、
     その為の販売パーツも見たことがあるけど、確かミョ〜にいいお値段していたような・・・。まぁ楽器販売店でのパーツが高いというのは
     常なことだけど、ワシャが使ったこの台座パーツ、ホームセンターでは100円150円の一袋に片手枚数は充分入っているんで、それ
     ひとつでもうギター1本分賄えちゃうのですな〜。庶民ビルダーにとっては、有り難い限りです(w)。

     ただ今回は、先にも記したけどボディは手強い菱形断面、そのまま台座パーツ取り付けると『浮き』が出来ちゃうんで、そのパーツが
     接地する部分を浚い加工し水平を出す、なんてメンドイひと手間かかっているのだ。画像ではそれが確認出来ない程スクリューや
     その台座がフツーに収まっているけど、その裏では涙ぐましい地味な作業が施されたりしてるのよ(w)。あとちなみに、スクリューの
     4点位置配置、四角四面にピッチリ等間隔ではなく、前2本より後ろ2本の間隔が広い、クルマでいうトコのワイド・トレッドになって
     ます。

     またそのうちのイッコだけ飛び出た設えになっているのは、ご推察通りにこの部分を(前側)ストラップ・ピンの役割を持たせる為に
     自作したもの、なんだけど、これも含め後ろ側のストラップ・ピンも同様自家製パーツなんで、それらの説明は以下に譲りま〜す。


     で、もちろん市販パーツ、通常ギター用のストラップ・ピンを装着してもよかったのだけど、しかしそれらをこのボディに仮当て
     してみたら、懸念していた通りにやたらにデカく見えてしまいカッチョ悪い。何ていうか、このギターの主役級パーツのような
     厚かましさで存在感を醸し出し調和乱すんで(w)、よってわざわざコンパクトなストラップ・ピンを自作するハメになったのです。

     そうは思うも、さてどうする?こけしでも作るように鉄塊アルミ塊などの材を回し削り出す?いや〜ムリっす大変ス。だもんで
     既存パーツを組み合わせお茶濁しすることにしたのだけど(w)、そしたらお誂え向きに丁度いいパーツがありました〜。いつ
     ナゼ買ったかは解らぬが(w)、きっとラジコンにでも使うプーリーなのだろう、ボビンというかリールのスプール的形状のアルミ
     部品が手元に買い置きされており・・・。

     これはシメたと、あとは先に触れたジョイント・スクリュー台座に使用した例の部品を再び登用、それと組み合わせストラップ・
     ピンとしたってワケ。と記すとごく簡単に仕上げたようだけど、その座金パーツにプーリー部品が密着するよう、プーリーの
     面取りなんかして、ここでもまた涙ぐましい地味作業が行われてたってワケ(w)。

     あとはゴッツ重宝してる金属用接着剤、メタルロックで強固に接合、アルミと(メッキされた)真鍮材とでガッチリくっつくかな?
     と少々懸念するも流石はメタルロック、そんな心配なにするものぞの接着力!(だもんで他のページにも記したと思うけど、
     こんな優れた接着剤、しかも殊更高価な製品でもないんだからフツーにホームセンターで扱って欲しいと懇願しております。
     ハンズでさえ取り扱ってないし・・・)。

     そんなこって無事自家製ストラップ・ピン完成、ちなみに前側と、後ろ側2つのピンとでは、座金パーツの向きを反対に接着し、
     ミタメの造形的にもストラップの着脱的にもそれぞれに最適化するよう設えました〜。
     
          
      さてさて、背面画像がやたらと続き、食傷気味な感出て来たのでこれにてラスト、ヘッド裏の画像をば。手抜きなしにココもツートンに
      ぴっちり塗り分けられ、またこうやって裏側からそのペグ配置を見ると、コンパクトなヘッドに整然とタイトに収まっていることがお解りに
      なられるであろ〜(もっとも、更にコンパクトに纏めることも可能ではあったんだけど、あまりに小さいとボディとの対比サイズが破綻して
      しまうんでの〜。加えてペグも回し難くなるし〜)。

      で、ツウな方ならお気付きになられていると思いますがこのネック、ボリュート加工が施してあります。とはいえ一般的なアコギやギブソン
      等に見られる形状ではなく、これまたオリジナルな手法でですが。ネックグリップというかネック部が、ヘッド中央にまで伸びて連なる、
      いかにもネック強度/剛性高そうな設えでおまっしゃろ。ヘッド表側を(ナット部から)段落ち加工させていない作成法に加え、極太ネック
      仕様で製作したことにより適えられたディテールですが、なかなかに個性的だと思いません。シンプルには作ったギターだけど、凝る
      トコは凝っているのであ〜る。

      ただそのボリュート部分、本来はもっと、いかにもネック・グリップの丸みがそのままヘッド中央に突き刺さり結合するような造形だった
      のですが、しかしその後いざペグ孔開けてみたら、1・6弦ペグがそのボリュートに干渉してしまい奥まで収まらないハメに・・・。だもんで
      泣く泣く少々ボリュート根元を削り、ペグが問題なく装着出来るようにと、そんな再加工の憂き目に遭いました〜。



      ようやく表側の画像に戻ってきたと思ったら、また指板まわりの写真?さっきも載せてなかったっけ? いやいやその通りなのですが、
      まだまだここにも記したいことあるので(w)。

      冒頭の本文中に、このミニ・エレキの音にハマり、本来寄贈用も手放したくなくなった、ということは散々記し、そこでは主にボディが
      もたらす効果、材やホロウ構造のおかげでそのような音がアウトプットされたのかなぁ云々、記載しましたが、しかし何たって今回は
      久々の自作ネックですもの、そっちの方の恩恵によってもまたそうなったと、書いとかなあきまへんがな〜っ!

      というワケで以下は自慢文ですが(w)、本HPにその昔記した市販品エレキの項にもあるように、大概の場合太いネックの方が
      有体に言うなら良い音が、音の好みは個人的主観、というなら、ワシャ的には太いネックの方がより好みの音がする場合が多い
      のです。音とひとくちにいっても色が明度・彩度・色相で表されるように、音も音質・音色・音圧とか、色々な項目で語られること多々、
      だからここでいう太ネックがもたらす部分は音質に相当するのか、その形状がそのまま音に反映するかの如く太い、って場合が
      多いのです、経験上。だからこそテクニカル・ギタリスト御用達の薄々ネックは、その握り具合もさることながら、線の細い音しか
      しなさそうで好きになれず敬遠してしまうのです。

      だもんで当然、いざ自分でコサエるとなったら、奥様もお太いのがお好きってカンジで(失敬w)、極太ネックしか考えられません
      がな〜っ。まぁ今回はショートを越えたマイクロ・スケールということもあり、フレット間狭く握りや指が余ることも勘案し、殊更に
      極太仕様にしてしまったけど、そのおかげもありミニ・エレキであっても華奢でか細い音とは一線を画す音質になったのではない
      かな?、と推察しているのです。

      また、これは少々余所からの受け売りも混じってはいるのですが、トラスロッドはアレコレと調整は効くもそのロッド構造が複雑な
      ものより、あくまで強度と調整の補佐の存在として黒子的な、ロッド径の細いものが搭載されたネックの方が、音的には芳しいとの
      ことで、更にいえばネックの反り調整は不可なもののトラスロッド非搭載のネックの方が、よりその傾向は高まるらしいのです。
     
      ちゅーっこって、このミニ・エレキを極太ネックにしたもうひとつの理由は、トラスロッドなしでも弦張力にヤラれない強度を持たせる
      為、であったのですが、うふふ〜、そんな手抜き製作が却っていい音を奏でる効能になっちゃったのかな〜って、独りごちてしまう
      のです(w)。とはいえこのギターは既に自分のモノではなく、手元にもありませんが(涙)。


     左上画像は、今までクドイほど記してきたクサビ型形状、菱形断面がよりよく解るショットですな。ピックアップが埋まっているトコ
     なんて、見事にへの字になっているし、ブリッジ(プレート)の方は薄いんでそれが見え辛くはあるも同様に収まってるでしょっ。

     右上は再び背面側の写真に切り替わってしまったけど、それらのパーツに関連性ある画像なもんで再度登場。PUスクリューは
     ボディ表面を極めてシンプルに設えたい為、裏面移行させたって先に記したけど、それが画像中央、猫のお乳みたくポチっとある
     ヘキサ・ビスがその役割を担ってま〜す。

     このギターに限らず、ワシャついついギターにゃ定番な+(プラス)のネジじゃなく、ヘキサ・ビス使うことが多く、それはミタメが
     よりメカニカルに見えてカッチョええ〜ってミーハーゴコロから、ヘキサ・レンチなら家のアチコチに転がっているんで、調整
     するにも腰が重くならない、といったモノグサ理由(w)、そして工作人としてはプラス・ネジだとどうしてもね〜、『ナメ』が怖い
     のよ。過去どれだけそれで辛酸を、それこそナメてきたか(w。名誉の為に記せば、オノレの製作ブツにではなく、部品取りに
     二束三文で仕入れてきたボロボロのジャンク・ギターとかをバラすときとかにさ〜、ヤツらが断末魔の足掻きをするのよw)。

     なんて、ちょいと蛇足っちゃいましたが、そんなこってワシャ的には、力の掛かる箇所や頻繁に調整するスクリュー部には、
     大抵の場合ヘキサ・ビス採用してま〜す。とはいえこのギターの場合はそんなに多くないけど(そもそもネジ類が元々
     少ない簡素なギターだしw)、そのPUスクリューとサドルを前後させるオクターブ用のスクリューにヘキサ使ってます。
     あ、サドルを昇降させるイモネジもヘキサだけど、これは元々か(w)。

     オマケでハードテイルの裏通し、弦のボールエンドはボディにギリギリ埋まる程度の浅さに設定し、弦が切れたときその
     ボールエンドをほじくり出し易いように仕上げてありま〜す。それを受けるストリング・ブッシュも市販の既製品ではなく
     例によりホームセンター部品使い、またもお安くアゲてま〜す(w)。


     上の画像は最近のわりと恒例、ワシャの塗装技能を知らしめジマンする為の(w)、スタンド・ライト映り込み写真ですな〜。
     毎度のキメ台詞で変わり栄えしないけど、スタンドの灯りが歪まず映り込み、見事に鏡面でっしゃろ〜(w)。

     もっとも今回はギターもシンプルなら塗装もシンプル、ラメ粉撒いたり紙貼りしたりといった特殊塗装施してないんで、
     ごくフツーの作業で、労力も特に掛からずごくフツーに鏡面仕上げに出来ました。ま、しいていえばツートーン仕上げ
     なんでマスキング作業とかはプラスされたけど、そんなん雑作もなく手間のうちに入らんしぃ〜。

     当初は、ソリッド・カラーで仕上げるのは余りに芸がなくツマンないんで、手持ちのパール粉には緑も黄緑も黄色も
     あるし、だからパール粉混入のクリア上吹きして、パール・カラーの初心者マーク・ギター、にしようかとも考えた
     んだけど、その場合マスキング作業が二度手間になりメンドイんでヤメた(w)。

     ナヌっ、さっきマスキング作業なんて手間にならないって記したクセにぃ〜というツッコミごもっとも、それは冗談で、
     ホントのところはやっぱなんだかんだでソリッド・カラーには拮抗しがたい魅力があるからさ〜、作業的にはモノ足り
     なくても、今回は原色だからこその奥深い輝き、というものを尊重しました。

     画像でもそれが伝われば幸いですが、しかし黄色はともかく緑の方は、ワレが調色したモノ。元色だと何だか、どうしても
     気に入らなくてね〜、そんなこってただのソリッド吹きでも、何かしら手間掛けなきゃ気が済まぬ、偏執狂のワシャっス。
     
 
     さてさて最後の画像は、嬉し恥ずかしの初代・初心者君とのツーショット、こうみると実際は兎も角、それほど仕上がりに大差なく
     映ってしまうのが実に悔しい・・・。初代の方なんてその塗装、缶スプレー吹きでの仕事よ。さすれば逆に考えると、昔からワレは
     類い稀なる塗装技術を有していたということか・・・?

     なんてのは勿論ジョーダンで、今ではその初代初心者君、あちこちにキズなどあったりするのだけど、しかしこの画像では如実に
     写っておらず、ってことはそれだけ鮮明には写っていない画像だということ。だからホントならもっと高質画像の場合、初代は
     アラが目立ってしまうようになるけど、それとは相反するように2代目ミニ君の仕上がり具合がより鮮明になるってこと。それが
     上の画像で表れていないのが、ワシャはゴッツ悔しいのだぁ〜。

     と、少々取り乱しましたが、こうやって見ると当然、どちらも初心者or若葉マークなエレキになってはおり正に兄弟か親子かと
     いったような様相を呈すも、しかしビミョ〜にアチコチのパーツやディテールが異なっており、正に間違い探しの如く(w)。ただ
     元ネタがメイプル(指板)ネックだったんでそこは踏襲するように作製したりして、いちおう本家をリスペクトしつつの設えになって
     いるのよ〜(とか言いつつローズウッド指板仕様もアリかと思うも、家に適当な板材転がってなかったモンで断念したりしてw)。

     ちなみに、右上画像の中央に写るミニチュアは、童の夏休み工作的なミテクレ&出来栄えではあるが、しかし決して子供の手に
     よる一品ではなく、成人女子の仕事により生み出されたもの(w)。流石にコレと比べれば、ワシャの製作クオリティもソレなりの
     モノだということが、お解りになられて頂けるかと(w)。ま、ともあれ同じような形体の物品が三つ並び、ソコソコ微笑ましい画像
     ではありませぬか。

     てなワケでワシャ的には同じようなモノを二度作るのは本意じゃなかったんだけど(より正確に記せば、その労力は未だ作った
     ことのないモノに向けたい、というのがホントのところ)、まぁそれは自分目線でのことで、それを作ることにより喜んでくれる人が
     いるならば、それはまた別箇のところで充足感あったんで由としよ〜、の巻でした〜。

〜〜製作後記〜〜
   
      左上がホームセンター350円で買ってきた角棒材。木種不明w ホントはこの倍くらいの長さでその値段だったから、中々にリーズナブルだw 
      その隣りに半分写り込んでいるのが、これまたチョー安価な百均製100円の(当たり前)MDF材。前記したけど、人様にプレするモノなのに
      なんというコストカッターっぷり、オノレのゲスさ赤面の至り〜。

      んで、右上画像がそのMDF材をカットし初心者マーク型に成形したトコ。この段階でサウンドホールを施しちまったんで、加工はラクショ〜。
      加えて、このギターの最大の特徴、ボディセンターから両端に向けてのウエッジ状シェイプは、ご覧のように削り出したものでなく(材が分断
      してしまわない程度に)、その中心線に溝彫り加工し、そこから折り曲げ接着剤流し込み固着させ成型しました。これでオモテ・ウラ面ともに
      わざわざ削り出して平面作り出すことなく、MDF材のフラットな表面がそのままボディ外面になるってなアンバイ〜。
      
 
      両上画像は一目瞭然のネック加工。角棒を3D成形し、早くもソレっぽくなってるでしょ。またご覧のようにギブソンやアコギ系のように
      ヘッド角付、そしてそのヘッドは耳付け造形で形成するってのがここから見て取れますなっ。その奥にチラッと、既にオモテ・ウラ面
      張り付け一体となったボディが写り込んでいますな。


      お次はボディ内へのセンターブロック部挿入、の画。ボディがクサビ型シェイプなもんでブロックもいちいち、このように菱形加工
      せにゃ入らんのです。しかしど〜よ、右上画像に写るそのブロックの成型はご覧のようにピシャっとピッタリ隙間ナシっ。ワレの腕の
      確かさが如実に見て取れまんな(自慢〜)。材はチープでも加工は手ぇ抜いてないのよ〜。


      ボディ側面の材をを全て組み込み終わり、これでどうにかボディのテイを成す状態になりましたの〜。とはいえエッジ部の
      R加工等はまだなんで、全体的に少々強張った形状というか、特にボディ後端のV部分とかがキンキンに尖っているんで、
      なんだかメタル御用達エレキみたいな感、醸し出してるわね〜。


      ネック部のヘッド耳付、ネックグリップ処理も済ませ、ボディと合体〜、の画。よく見りゃPUのマウント・ホールも既に成形してありますな。
      ホントだったらそこもサウンドホール部同様、初期の段階で済ませればラクなのは言わずもがな、なのだけど、こちらは音拾う部分だし
      その位置決めには、粗方全体が仕上がってからでないとアンバイ悪いのさ〜。


     ペグ配置の位置決め。トト〜ンと簡単に等間隔で設定したように見えて、一応ココにも手間っていうか時間掛けたのよ。何たって
     フツーの3対3配置じゃなく、2・1対2・1、みたいな配列w ペグポストを等間隔に設定するとペグのツマミが等間隔でなくなり、
     その逆も然り。さりとてその中間を狙っても、ナンかイマイチ。で、結果、なんのことはないペグポスト等間隔に落ち着き、色々
     考えたのは単なる徒労、あんま何も考えずノホホンと作業したとしても、結局同じような造形になったと思いま〜す(哀)。

     右上画像はボディの面取り、いわゆるR加工も終わり、もう刺々しくない、滑らかな形状へとヘンゲしてますな〜。

      
      左上画像は、ブリッジ部の加工ですな。テレやストラトのハードテイル仕様の場合、特に加工することなくブリッジ乗っけてそのまま
      ネジ留めしハイ出来上がり、でヨイのだが、コイツの場合再三記すようにボディ表面はウエッジ・シェイプ、故にセンター部は新たに
      フラットにしてやる必要があるのだ。なかなかにイチイチ、メンドイで御座るよ・・・。

      右上はフレットの仮処理、まだ打ち込んではいないけど、この段階で適当な長さにカットし、粗方フレットのエッジも面取り加工して
      おいたのだ。塗装後にそんなんアレコレやってると、覿面にキズ付きまくるからの〜。加えて、トラスロッドカバーも作製。モチ、
      そのトラスロッドは入れてないんで全くのダミーだが、これの有無によりヘッド部が初心者マーク型に見えるかそうならないかの
      成否を司る、極めて重要なパーツなのだよw


      木工加工終わり、いよいよ塗装工程へ。いつもはトップ/ウレタン塗装でも、下地のシーラーはラッカーで済ませることも多々あるのだけど、
      今回はトップがソリッド色ということもあるんで、シーラーも少々奢ってウレタンを。その2液硬化による肉厚っぷりでガン吹きも短く済む上
      サンディングもラクだけど、何よりシーラー塗料が白着色されてるのがいいやね〜。これでわざわざ下地色として白吹く必要なく、本チャン
      塗装色もゴッツ、映えるってアンバイさ〜。
 
      ところで・・・、何故かこの作業の画像、ヘッド部のアップのばかりでボディがメインのがない・・・。どういうこっちゃと思い画像を繁々眺め、
      その理由に気付く。そういやネックにシーラー吹いたその後、壁掛け乾燥させてたら落下し、ヘッド部に傷付ちゃったんだっけ(涙)。
      で、そのとき涙に咽びながらパテ埋めした後の画像がコレってワケですな。もっともそのアクシデントがなかったら、このシーラー塗装
      段階を画像に収めてなかったかもしんないから、ま、いっかw


      んでいよいよ本チャン色、まずはその片面の黄色から。マスキング貼りするツートン塗装の場合、淡い方の色から塗るってのは
      鉄則ですな〜。こう見ると塗装ケチることなくほぼ全面に吹いており、材はチープでも(シツコイかw)その後の作業は須らく手抜き
      ナシ、っての解るっぺっ。

      しかしそうすると黄色単色でもこれはコレでカッコいいんじゃない? ここで終了しちゃおうか・・・、みたいな悪魔の囁きが・・・。
      とはいえそれでは初心者マークにならないワケだし、ホンの僅か前に作業手抜きナシ、と記したばっかのオノレを愚かに想ふ・・・。

    
      恐ろしいことに残ってた画像は、マスキング貼りしての緑部分塗装のシーンは一切なく、イキナリの塗装終了場面に飛んでおった・・・。
      しかも画像から察するに塗装面の研磨さえ終了している模様。まぁ昨今ブログ休眠してるんで、その作業風景は逐一撮ってなかったし、
      ましてや日常の合間合間に空いた時間でどうにか工作してたんで、そんなカメラ撮影するヨユーもゆとりもあんまなかったのよね〜。

      そんな状況下でも特に失敗箇所なく、どうにか完成あと一歩まで漕ぎ着けられました〜、と、そういうショットですな。あ、そうそう、緑色
      吹いてマスキング剥がしツートンになった後に、最終のトップコート、当然クリアも吹いてまっせ。ホントならツートンのマスキング箇所に
      僅かな塗面の段差が出来るから、それを平滑にしつつクリアを乗っけていく、そのアンバイ具合をお見せしたかったのが残念至極で
      御座るよっ(あと黄色は塗料色そのまま吹いたけど、緑は配合してのの調色で〜す)。

       
       左上画像、こりゃナンのショットだと訝るとそうそう、このギターはハードテイルの裏通し仕様、よってストリング・ブッシュを
       打ち込むワケだけど、その市販品はミョーにお高いので、ここでもホームセンター部品を使いコスト・カット、もとい倹約。
       これも100円とかそこらの額で済ませられました〜。ケチやの〜、とかいうツッコミはもう、お腹いっぱいです。

       で、そのパーツ、空洞円柱状のナリをしているのだが、その外面にネジ山を切ってあるという、ワシャには本来どこぞに使うか
       よう解らん部品ではあるw しかしその形状に思わぬ恩恵を受けることとなったのだ。ブッシュ穴加工を済ませた場所に
       そのパーツを混入しようとすると、塗料の厚みで収まらなくなっており、当然そんなときは塗面を削るのだけど、この場合
       逆にブッシュを削っちまった。フツーだったら円柱状のものの径を小さくするのに全面削るハメになるんでホネ折れるけど、
       この場合ネジ山のヤマ部分を切削するだけで小径加工出来るんでラクショ〜。ボール盤にカマせて金ヤスリでチュイーン
       とやればハイ、出来上がりってワケ♪ それをジマンする為に撮った画像だったのですなw

       そんなこんなで右画像、フレット打ちも済ませ各パーツも組み込み、もうほぼ完成、ってな段階。あとは弦張って各部調整
       すれば、晴れて終了〜、ってトコですな。

      
      さていよいよ完成、これでようやく『初心者マークギターくれくれ』の呪文呪縛から逃れられ、且つオリジナルの初心者マーク君も
      丁稚や里子的に連れ去られる心配からも開放されたってなモンです。とはいえ中々に出来よく作れたので、出来ればコイツも
      渡したくないってのが偽らざる本心でもあったのは、さんざクドクド記してきた通りw


      ま、そうはいってもお店に置かれ多くの目に触れるというのもまたアリっちゃアリ、今までワシャ作製のイカギターが鎮座していたトコ
      にもほどよく収まり、ナニよりナニよりってカンジ〜(左上画像ね)。右画像はその新旧のギターを持つワシャと店の常連タイコ氏。
      もっともそのギターどもよか、イタい図柄のTシャツの方に目が行ってしまいますかね? 実はこれらもホームセンターでたまたま
      見つけてしまい、ゲットせずにはおれんかったのだぁ〜w


      オマケで、サウンドバーB1からこれで晴れて退役出来る、イカギター君とのツーショットも載っけておこ〜。もう煙と灰とアルコールに
      塗れた、烈火極まる戦場からようやく去ることが出来ますな、ゴクロ〜(そういやイカ君もナリは小さいクセにいい音したんだっけ。久方
      振りに弾けるぜっ)。

      もっともイカ君は『貸与』だったから今回帰還の運びと相成ったけど、今度のミニ・ワカバ君は『贈与』。よって永遠に戦場を彷徨い、
      そしてワレの手元に戻って来ることももうないが、末永く幸せにの〜、皆に可愛いがって貰うのぢゃぞ〜っ!

 
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