2022 News ダイジェスト③
強羅ウオーキング- 研究(シンポ)- 河村城址
2022 News ダイジェスト③
強羅ウオーキング- 研究(シンポ)- 河村城址
◎強羅ウオーキング 8/9 ------------------------------------------------------------
今回報告の「強羅ウオーキング」は、「二宮駅」から東海道線で「小田原駅」。そこから「箱根湯本」駅、そして箱根登山鉄道線に乗り換え、スイッチバックを経験しながら「彫刻の森」駅(「強羅」のひとつ手前)へ。今回はスタート時間が早く、到着は10時46分。まずは午前中の「彫刻の森美術館」ウオーキング、スタートであった。
「彫刻の森」駅から5分もかから
ずに「彫刻の森美術館」。入場券
を購入し(ネットで手に入れた
100円引きの割引券で1500円)、
下りのエスカレーターで「円形広
場」の方へ。ここは屋外展示場が
中心で、坂を登り降りをしながら
のウオーキング美術品鑑賞。
まずは「弓を引くヘラクレス」
とその先19㍍の台座の上に展示の
「人とペガサス」(左写真)。
そして右手にあるのが「バルザ
ック記念像」、作者は「考える人」で有名な「ロダン」(右写真)。
ここからウオーキング開始であるが、円形広場に進むのが一般的であるが、右手の「バルザック記念像」の前を通って進んで行った(ネットで調べたら、この逆回りの方が疲れないと書いてあった。実はこの「彫刻の森」の標高差は30〜40㍍、10階建てのビルに相当するらしい)。
歩き出してすぐ左手の芝生の中央にあったのが「横たわる像:アーチ状の足」(上左上写真)。横たわる人の姿を表しているらしい。この美術館が最初に所蔵した「ヘンリー・ムーア」の作品らしい。その先左手に真っ白な「偉大なる物語」(上右上写真)。敷石が置かれ、向こう側で近くから眺めることができる。解説によると25トンを超える大理石に彫られた人間の人生を現した群像らしい。その向かいには日本人作の「交差する空間構造」(上左下写真)。黒い男性像と赤い女性像が手と足を互いに繋ぎ合って連なっている。全部で72体らしい。
そして、「偉大なる物語」の向こう側に写っていた橋を渡って進んでゆくと、左手の下の芝生に異様なものがある(上右下写真)。左の巨大な像は「ミス・ブラック・パワー」、大きな女性の像、小さな右手にカラフルな青いバックを持っている。写真右のはしっこには、手足を伸ばしてうつ伏せに寝ている「密着Ⅲ」、作者自身の身体の型を取ってつくられたらしい。
そしてその奥の向こう側には塔が見えてくる。これは「幸せをよぶシンフォニー彫刻」という高さ18㍍の塔、下かららせん階段で上ることができる。中に入って驚くのが、そのステンドグラス。とても綺麗である。
塔の奥の方には「足湯」「カフェ」があるがそれを通過して、美術館の一番奥の「ピカソ館」へと向かう。ここにはピカソの陶芸(そんな作品知らなかった)、絵画、彫刻など様々な彼の作品が展示されている(残念ながら撮影禁止)。
そこから坂を登り「ネットの森」へと進む。どんな建物かなあ、と中に入ってゆくとそこは子どものためのネットが張られた体験型のアート作品。子どもたちはネットの中で楽しんでいる。
また坂を登り、最初に通った大理石の白い彫刻の近く、そこから坂の下を覗くと「ボクシングをする二匹のウサギ」。二匹は十字架の上でやっているのだ。その遠くに見えているのが「みちのく」。どっかで見たなあ、そうだ十和田湖。これは高村光太郎の同じ作品である。
そこから違う道を今度は降り。そして「断絶」が現れる(上右写真)。日本人の作家によるモノで、骸骨や足や手、身体、色々な表現、凄いもんである。
その先の階段を降り、池に架かったつり橋を渡り、丘の上に出る。そこにあったのが「宇宙的色彩空間」、その右手奥にあるのが「オクテトラ」というイサム・ノグチの作品(上左下写真)。このイサム・ノグチの作品は、札幌の「モレエ沼公園」で十数年前に見ている。中に子どもが入ったり、遊びのできる作品である(その昔の写真を掲載:上右下)。
そして最初の「円形広場」へと戻る。その手前に「力、勝利、自由、雄弁」の4つの彫刻がある。遠くに見えているのが最初の写真「人とペガサス」(上左写真)。そして最後の写真は「嘆きの天使」(上右写真)。ギリシャ神話に登場する陶酔した天使の顔らしい。
「彫刻の森美術館」ウオーキング、1時間30分ほどで終了、意外と疲れた。駅前の中華料理店で昼食、ラーメン。私の席の近く、年配の女性、その奥の年配の男性、美味しそうにビールを飲んでいた。我慢、我慢。昼食後、そこから1㎞ほど歩いて「箱根強羅公園」へ。最後の急坂はかなりキツかった。
「箱根強羅公園」、次に行く「箱根美術館」との共通入場券が1100円、それを購入して公園へと入場。写真の上の「正門」から入園し、急な坂を登って「噴水池」、そして「西門」から退園というウオーキングである。「とんぼ玉工作室」、「熱帯植物館」をちょっと覗いて「噴水池」へ(上右写真)。その先の方にローズガーデンがあり「音楽室」というポイントがある。ローズガーデンの下の方に大きな木がある。これが「ヒマラヤ杉」という公園のシンボルツリーである(上右写真)。樹齢推定100年、高さ20〜30㍍という。
「箱根強羅公園」を西門から出て、その向かいにある「箱根美術館(神仙郷)」の塀に沿って周り込んで入口へ。ここは奥の方に美術館があるが、その周りの庭園が見物である。まず入口から入り橋を渡って「苔庭」へと入ってゆく。ここの苔(こけ)は見事なもので、何人かの人が手入れを行っていた。奥へと進み、古い建物を見ながら階段を登ってゆくと「石楽園」である(上左写真)。その上の方にある古い建物「観山亭」から山を眺めると「大文字」。
◎研究(シンポ)9/1 ------------------------------------------------------------
これは「箱根強羅温泉大文字焼」の行われる「明星ヶ岳」である(上右写真)。
「箱根美術館」はこの「観山亭」の上の方にある2階建ての建物である。そこには、縄文土器、埴輪、須恵器、大壺、大瓶などの土器、信楽、備前、瀨戸の焼き物、そして日本画などが展示されている。先ほどの「彫刻の森美術館」の彫刻、ピカソの絵画、陶芸の世界とは全く異なる「苔」「岩」、そして土器、日本画の世界、そんな2つの世界をウオーキング、面白い出来事だった。
すぽれじゃ研究員 学会シンポジウムに登場 9月1日
今週の木曜日、9月1日に「スポーツ&レジャー研究所」の研究員(私)が体育学会のシンポジウムに登場します。
日本体育・スポーツ・健康学会 第72回大会 順天堂大学さくらキャンパス
2022年9月1日(木)17:00〜18:50 第1会場(3号館3階301教室)
テーマ別シンポジウム/健康福祉研究部会
「オンライン化で得られる健康、失う健康」
シンポジウムの趣旨
コロナ禍が始まって約1年半後に実施された昨年度のシンポジウムでは,研究者や職能団体の立場から見た健康づくり運動の現状や課題,教育・指導現場における個々の実践事例を紹介して頂いた.その後,感染状況は刻一刻と変化する一方で,エビデンスの集積は着実に進展している.そこで本年度は,オンライン化をはじめとする新しい生活様式が心身の健康にどの様な影響を及ぼしているかを,異なる専門領域の研究者による多様な視点で評価するシンポジウムを企画した.まず,中高年における健康・体力の現状と課題を疫学調査により俯瞰したうえで,オンライン化,ソーシャル・ディスタンシング,マスク着用,三密回避等により健康づくり運動の場がどのように変わったのか,それらを運動の実践者・指導者がどのように捉えているか等を紹介して頂く.これらを通じ,新しい生活様式のメリットを活かし,そのデメリットを最小限にして中高年の心身機能低下を予防する方法を考えたい.
身体活動に対するCovid-19の影響とオンライン運動教室の実現可能性
*甲斐 裕子 ( 公益財団法人明治安田厚生事業団体力医学研究所)
高齢者のADLを維持することを狙いとする運動方法の模索
*竹島 伸生 ( 朝日大学保健医療学部健康スポーツ科学科)
「体験」と「健康」の捉え方
*久保 正秋 (スポーツ&レジャー研究所)
発表テーマ:「体験」と「健康」の捉え方
<抄録>
本シンポジウムでは、体育哲学の立場から「体験」の「健康」への影響を論じる。しかし「体験」と「健康」、この言葉自体が曖昧である。「体験」は「経験」との相違が不明確であり、混乱した使用法が見られる。例えば「peak experience」の日本語訳には「至高体験」「至高経験」の二つがあり混乱している。「健康」は「病気でないこと」と思われがちだがそうではない。WHOでは身体的、精神的、社会的「well-being」を「健康」としているが「well-being」が何であるかは明確でない。よってまず、「体験」「健康」という言葉を整理する。「体験」を「経験」へと推移する現象として捉え、その始まりである主客未分、脱自、思考以前の状態を「体験」の原点と考えてみる。次に身体的、精神的、社会的「well-being」が何であるのかを考え、「健康」を規定する。そして「well(満足/十分/適切)」な「being(存在/実存/人生)」と「体験」の原点との結びつきを考察し、そこに生起する「体験」の「健康」への影響を見ようとする。
9月1日に「スポーツ&レジャー研究所」の研究員(私)が体育学会のシンポジウムに登場しました。何とか無事に終了です。
私のテーマは 「体験」と「健康」の捉え方 でした。発表時間20分、その時の発表原稿をまとめましたので、興味ある方は読んでみて下さい➡️「体験」と「健康」の捉え方。
◎河村城址ウオーキング 10/11 ---------------------------------------------------
今回報告の「河村城址/洒水(しゃすい)の滝ウオーキング」は、「二宮駅」から東海道線で「国府津駅」。そこで「御殿場線」に乗り替えて「山北駅」へ。そこからスタートし、南の小高い丘を登り,まず「河村城址」へと進む。そこから南にある集落へと下り、西へと進み「酒匂川(さかわがわ)」を渡り「洒水の滝入口」へ。そこでまず昼食、「洒水ラーメン」を食べ、「洒水の滝散策路」を進み「洒水の滝」へ。そこに新しくできた遊歩道226段を登り「観瀑台」から滝を眺める。その後、先の集落へと戻り、行きとは違う道を登って「山北駅」へと戻る。そして最後に駅の近くの「鉄道公園」を見学し「さくらの湯」で疲労回復、を予定したウオーキングである。
今回はスタートの「二宮駅」で予定していたJR東海道線のダイヤの乱れ、その影響で「国府津駅」では、御殿場線始発の電車であるが10分のスタート遅れ、「山北駅」では「スイカ」で下車できない、まあトラブル続きの始まりであった。「山北駅」はのんびりとし、赤いポストが可愛かった(上左写真)。「山北駅」は明治22年、東海道線の開通でできた駅である。今は御殿場線の駅となっている。
山北駅と線路を歩道橋で乗り越え、南側の小さな住宅街を抜け、246号線の下のトンネルと抜け、山の方へと進む(上右写真)。
この道は奥にある「盛翁寺(せいおうじ)」の参道であり、その入口には大きな石柱。何と書いてあるか解らない。後でネットで調べると「南無阿弥陀仏」。その横には「河村城址入口」と書かれた石があり、その先に急な坂道の始まりがある。
かなり急な坂を登り、途中から階段。それを登ってゆくと右手に「畝堀(うねぼり)」が現れる。「畝堀」とは上から見ると「畝(うね):畑の土の盛り上げ」のように見える「堀」。そして、やっと到着。奥には「本城郭(ほんじろぐるわ)」が広がっている。
「郭(くるわ)」とは、お城の囲い、その中の地域のことで、かつてはここに「本城」があった処。現在、中央にはお城全体の地図のオブジェ、右手奥には「河村城址碑」と書かれた石碑と小さな「社(やしろ)」がある。「本城郭」から「蔵郭(蔵のあった処?)」へと進むところに「堀切(地面を掘った堀)」があり、そこは橋を渡って行く。その先、「障子堀」の橋を通過する時、ずっと先に茶色い変なものが見える。
それが「展望あずまや」である(上左写真)。2019年に完成、下には休憩所がある。上に上がって展望すると、お城の広い「郭」、その先の小田原方面の市街地、そして相模湾(上右写真)。
「河村城」は平安時代の末期に「河村氏」によって築城された古い城。南北朝時代、河村氏は南朝方につき、北朝の「足利尊氏」と対峙したという。2年間ぐらい城に立てこもり頑張るが落城、河村一族の多くは討ち死したらしい。その後、城の支配者はいろいろと変わり、1590年(天正15年)の「豊臣秀吉」による「小田原征伐」で落城、そして廃城となった。それから400年くらいたった平成元年(1989年)から調査研究と歴史公園の整備が始まり、6年後に「河村城址歴史公園」ができたらしい。
もっと先まで「郭」はつながっているが、思った以上に時間がたってしまったので、「本城郭」へと戻り、そこから「洒水の滝」へと向かうために下山。この下山が、なかなか大変なウオーキング。急な階段などが続いて(写真撮る余裕なかった)、かなりの疲労。
やっと民家のある辺りまで下山。ここで右手の方に「洒水の滝」、そして河村城のあった山をグルッと迂回して「山北駅」という標識。その右手の方面へと進み「酒匂川(さかわがわ)」に架かった「髙瀨橋」を渡って進む。そして「洒水の滝入口」に到着。スタートしてから1時間30分が経過していた。
この「洒水」=「しゃすい」の名は、密教用語で清浄を念じてそそぐ香水を指すらしい。雄大なその姿は三段からなり、落差は一の滝は69m、二の滝は16m、三の滝は29mという豪快な滝で、古くから相模の国第一の滝とされ「新編相模国風土記稿」では、「蛇水の滝」と記されている。そこには地上40m、226段の階段でゆく「観瀑台」という滝を観る場所が新築されている。2004年に落石事故があり、見学ルートは封鎖されていたが、18年ぶり2022年4月から開放された。
「洒水の滝入口」には「みっちゃん食堂」があり、そこで「洒水ラーメン」で昼食。食堂の前から「歩行者専用道路」があり、そこを10分ほど歩くと「洒水の滝」である。
滝から流れる「滝沢川」の横道を進み、滝への山路に入って行くと「安全第一」のフェンス(上左写真)。なんと、立入禁止となっていたのだ。後から聞いたことだが、8月の大雨を発端に山腹が崩落し、土砂流出、通行止めとなっていたのだ。
全く残念である。「河村城址」へと戻り「富士山展望」の処へ行く予定であったが、下ってきたときの急な坂を登る元気はもう無く、河村城のあった山をグルッと迂回して「山北駅」へ戻ることにした。途中、「酒匂川」を「足柄橋」で渡り246号線の下を通り「山北駅」方面へと進む。駅の手前に「鉄道公園」、1970年(昭和45年)に開園し「山北の桜並木」「蒸気機関車D5270」の整備運行で有名な処、そこで見学予定。しかし、なんと「鉄道公園」も立入禁止(上右写真)。今回はJR東海道線のダイヤの乱れ、御殿場線の「スイカ」使用不可から、洒水の滝、そして鉄道公園の立入禁止、トラブルの連続のウオーキングであった。
ウオーキング最後に「鉄道公園」の隣、「山北駅」
の向かいにある「さくらの湯」でゆったりと入浴。
「さくらの湯」は「山北町健康福祉センター」の3階、
「北海道長万部の名湯二股ラジウム温泉の石灰華原石
を100%使用した、炭酸カルシウム人工温泉」400円、
安い、1時間ほど入浴。その後、飲み屋さんが開いて
いなかったので、コンビニでビールを購入し、駅の
すぐ横の「山北町観光協会」の建物の前の日当たりの
良いベンチで一杯。そして「御殿場線」で「国府津」
駅へ。「洒水の滝」「鉄道公園」はリベンジしたいなあ・・・。