現在のサイト:第6話「果て場」シナリオメモ
 < 親サイト:BofAメモ(7) < ゲームデータ(8) < TRPG蛇行道!(9) <たまねぎ須永の部屋〈うつつまぼろし〉(0)
本記事が良かったらクリックしてください→

第6話「果て場」シナリオメモ(Ver,00708)

システム名:「ブレイド・オブ・アルカナ」
担当GM:たまねぎ須永
プレイ日:2000年7月8日

【今回の目的】

1.殺戮者から聖痕を解放する。

【導入ステージ】

「マルス」
 前回の作戦で、部隊を壊滅させたことについて問われると思いますが、組織に戻ってますか?
 戻ったのならば、組織での事情聴取から。
 戻っていないのならば、あなたは組織に追われます。

「アイン」
 刃物のような鋭い視線を持つ男があなたを見つめています。その鋭い視線の中には、あたたかなものを感じます。
「我は待つ。美しき鞘より抜かれる日を……。その日は近い」
「汝は、わが主人となるのか? 汝の手に納められる日を泉で待たせてもらう」
 あなたの腰で剣が震えていました。

 また、あなたの枕元に封書が一通置かれています。D・Mと署名があり、聖ミナタム大聖堂落成プライベートパーティーの招待状が入っています。

「ティネイシャス」
 ケニス=シデル、ルイス=オトーニ(マンフリート商会陶器専門バイヤー)の一行に出会います。ルイスが接待で、聖ミナタム大聖堂の開基祭の見学に招いたそうです。

「ジェイク」
 タビア嬢(6歳)が修道院に入る前に、開基祭を見てみたいと言い出します。彼女はなんだか、あなたになついています。二人で共有している秘密のせいでしょうか?
 また、デヴィアン=ワラス司祭から最近上納金が少ない、と文句の手紙が来ています。免罪符が1D10枚同封されています。それと同時に、落成記念パーティーの偽造招待券が2枚入っています。

【展開ステージ】

 オロールの街は、人口800人ほどの小さな街で、とくにこれといった特色のない地域でした。ですが、今回、大聖堂の建設が始まってから、この建物を中心とした街へと姿を変えつつあります。ダムナム=ミナタムと懇意の貴族がここを治めています。
 聖ミナタム大聖堂は、フローラ=ミナタム(ダムナムの3代前の尼さんです)の列聖化を記念しての建物です。列聖化されることはまれなのですが、エステルランド王国との幾度かの戦いでめざましい戦功を挙げたことにより、国教会の首長(ガイリング2世ですね)の特別の判断で列聖化されることになったのです。
 ニエベの街の北にあるオロールの街で行われる聖ミナタム大聖堂が新築、開館(開基:寺がオープンすること)されるということで、聖女ヴィフィーナが招かれ、壮大なミサが行われるそうです。聖戦における、祭司長ダムナム=ミナタムの相次ぐ活躍により得られた教会です。

 ダムナムは、今回の祭りで自己の権威を高める以外にも、目的を抱えています。そういうわけで、水戸黄門や暴れん坊将軍でおなじみの罠が――新築の寺院に釣り天井――仕掛けられています。これで、ヴィフィーナと自分の関係を知っているアインの口を封じようと考えています。チェリヤの仇、という発想はとくにありません。無能なものは仕方のないことなのです。

 〈朱紅旗〉騎士団は平団員のリアン・スコール(111頁参照)を調査に派遣しています。 マルス、ティネイシャスなどが行動に詰まったら、登場させて追い立てましょう。彼らに対して、詰問します。他のPCには、マルスなどについて尋ねます。エルフが魔術で一掃したという情報は、教会から非公式に騎士団団長に入っており、リアンにも伝えられています(情報出所は伏せられていますが)。

「落成記念パーティー(公式)」
 街の重要人物や教会の重要人物、ケニス、ルイス、ヴィフィーナが歌って踊って、陰謀の話をしたりします。とくに、これといった事件は予定していません。

「落成記念パーティー(私的)」
 ダムナム、ヴィフィーナ、アイン、イルマ(給仕)、ダムナムの手の者などが出席します。アインはダムナムに話しかけようとすると、華麗な彫像のある別室に引っ張り込まれます。この部屋は、外から縄を引かれることによって、天井が落ちてくるようになっています。

釣り天井
 1ラウンドに1mほどさがってくる(もともとの天井までの高さは3m)。2ラウンド目から、【体格】判定。失敗すると、D10のCダメ(防具無効)。判定1回ごとに-1個の修正がかかっていきます。
 外の縄を再度引くか、天井を破壊する(HP:40)か、扉を破壊しない(HP:35、鍵開け-2個)と出られません。

【時系列な展開ステ〜ジ】
 上から順に流れ、戻れません(時系列的)。

〈フローラ=ミナタムの泉〉
 ここを囲むように、大聖堂は造られています。

〈落成祭〉
 ダムナム、ヴィフィーナなどが話をします。ここの祭司になる年輩の尼が、聖フローラの泉の話をしてくれます。(詳しく話したい場合は、「修道女の生活」について調べておきましょう)
 ダムナムは旧派時代の話をします。だから腐敗した旧派を退けなければいけない。民衆のための正しい教えを! だそうです。

「他人のため、といってもその行動は、行動者の利己的なものにすぎないのです。戦いは特にその傾向が顕著なものです。
 力のために戦う、仲間のために戦う、自己の美学のために戦う、などと飾ったところで、戦いは利己的な行為なのです」
(ヴィフィーナ・バーゴ/聖ダムナム大聖堂にて)

〈公式パーティー〉
 酒の入ったダムナムが、戦場での話をします。
「エステルランド神聖騎士団に何度も斬られ、もう駄目だ、と幾度思ったことか。だが、そのたびに、聖母様が目前に現れ、私に新なる教えを世に広めよ、と蘇らせてくださった」
「一度、王の作戦を無謀と思ったことがあった。だが、戦力比で劣っている我が軍が戦場に着いてみると、敵軍はなぜか壊滅寸前だった。敵の鎧は熔け落ち、体は焼けただれていた。これは聖母が神竜を差し向けてくださったのだ、と我が軍の戦意はあがったのである。もちろん、王の作戦は予想以上の戦果を挙げ、私も戦功を得ることができたのだ」

 このさいに、〈知覚〉判定に成功すると、イルマが女祭の中に混じっているのに気づきます。彼女は、ヴィフィーナのほうをじっと見ています。

〈私的パーティー〉
 釣り天井にヴィフィーナが∵絶対攻撃∵+∵死神の手∵を組み合わせます。

【対決ステージ】

 [宴]には、親衛隊として、アダマスのトループ10人、アルドールのトループ10人、マーテルのトループ10人が参加します。トループ連中がヴィフィーナを囲んで戦います。
 ダムナムは、前線で斬り結びます。《剣圧》でエンゲージ全体に叩きかかります。
「俺の権威、腐敗した真教の再生のために、小僧、おまえの記憶が邪魔なのだ。悪く思うな。のぞき見をしたおまえがいかんのだ!!」
 ヴィフィーナはダムナムが敗れるか、PCのだれかか死亡した場合、聖痕を吸収して、∵神移∵で逃亡します。それまでは、戦いますが、ダムナムの支援がほとんどです。トループが全滅した場合も、∵神移∵で去ります。
「ダムナム様、あなた様の命運も終わったようです。所詮、あなたはそこまでの器だったのですわ」
「私の過去にまつわることなど、金と権威でねじ伏せれば、その男一人のいうところなど誰も聞かなくなるというのに」

 ですが、舞台裏にいたイルマが∵天真∵∵神移∵を打ち消します。
「父の敵、覚悟!」(∵絶対攻撃∵
 物陰からレイピアを構えたイルマが飛び込んでいきます。それでも∵神移∵が残っていれば、ヴィフィーナは去っていこうとします。
「あのホウマー殿のご息女ね。ごめんなさいね、今日はあなたに闇の話をしてあげる時間はないの」
 逃げ出せないと、闇へ彼女を誘おうとします。
「ホウマー殿が亡くなられたのは、テオといっしょにいた、今ここにいるあの方々のせいではありませんか?(こう言いつつ、PCのほうを指します) 私はあの場に居合わせただけにすぎません。テオがしっかりと主人であるホウマーを守れなかったから、暗殺者にお父様は殺された。そして、オクチャスク殿の力で蘇られたお父様は、再び今度こそ、テオ殿とあの方々の手で殺されたのです」
「このように戦いとはむなしいもの……。これからも戦いで苦痛を残す肉親たちは生まれるのでしょう。かれらの数を減らすためにもともに、戦いを減らしませんか? あなたもともに道に加わってくれれば、悲しい肉親は減るのです」

【データ編】
ヴィフィーナ=バーゴ (オクタール族/女/28歳/外見19歳/瞳:黒/髪:黒/肌:肌/殺戮者)
クレアータ=マーテル=フィニス(血/左手←出してます/胸)
共振:耳なりな音を発する
異形:美しい女性の形のレイピアの鞘

因縁
〇ダムナム=ミナタム/主人
◎オクチャスク/保護者 創り手です。
 彼女は、十年ほど前に、エロイーズを通したダムナムの依頼により、オクチャスクの創りあげたクレアータです。現在では、教会に力を持っているダムナムの働きかけにより、ブレダ国教会内で「聖女」の称号を得、民衆に愛されています。
 現在では、特に命令を受けていない時には、国教会の視察と称して、ブレダ王国中を馬車で移動しつつ、殺戮者狩りに同席して、聖痕を集めています。
 彼女の体の背骨から聖剣ペナンスが見つかります。この聖剣を抑えつけるためにも、ヴィフィーナは聖痕を吸収し続けなければならなかったのです。

体格:14 反射:15 共感:13 知性:14 希望:2 AP:15 HP:28
〈交渉〉●●●(共) 〈記念〉●●●(共) 〈格闘〉●●●(体) 〈回避〉●●●(反) 〈自我〉●●●(知)
《神の恩恵》(交CL+5、異性相手) 《財力》2LV 《殺意感知》(知覚-4)《牙突針》(格-4 I+7) 《悟り》(回-4 +1D) 《攻性化》(自我-4 AP+4、ダメ+D10)《増腕》(白兵-4、2nd可能) 他、マーテルすべて
武器:特になし(《牙突針》を使用して接近戦を行う)
防具:ガードローブ(回-1/S3/I2/C1)

奇跡
∵戦鬼∵ ∵再生∵ ∵不死∵ ∵紋章∵ ∵神移∵*2 ∵真名∵ ∵天真∵ ∵模造∵ ∵魔器∵
(テオから)∵無敵防御∵ ∵神移∵ ∵死神の手∵
(ヴィガードから)∵絶対攻撃∵ ∵再生∵ ∵戦鬼∵
(ホウマーから)∵絶対攻撃∵ ∵無敵防御∵*2 ∵不死∵ ∵因果応報∵ ∵死神の手∵∵拡大∵

“不死身の"ダムナム=ミナタム (オクタール族/男/48歳/瞳:黒/髪:銀/肌:浅黒/殺戮者)
アダマス=マーテル=アルドール
体格:21/反射:15/共感:11/知性:8/希望:13 HP:54 AP:11
〈重武器〉●●●● 〈馬術〉●● 〈祈念〉●● 〈交渉〉●●
《苦痛耐性》3LV 《金剛》 《偏向》 《剣圧》 《重撃》 《憤怒》 《警報》
武器:ウォーハンマー
防具:フルプレート+革マント
共振:耳鳴り
異形:地面から生えた十字架に赤い鎖で縛られた男。
奇跡
∵無敵防御∵*2 ∵再生∵ ∵絶対攻撃∵ ∵不死∵*2

因縁
〇ガイリング2世/主人
◎ヴィフィーナ/同志
 ブレダ王国国教会の祭司長です。国教会の代表として、従軍祭司、祭司戦士団を指揮し、戦場によく姿を現します。もともとは旧派の熱心な信者だったのですが、腐敗した司祭に何の力もなく、救いを求めてきた村人をむざむざと死なせたのを見て、新派にくら替えしました。というわけで、ガイリング2世と一緒に教会の腐敗を打破しようとしています 。
 戦場では、倒れても倒れてもよみがえるそのさまが畏怖されています。3代前のフローラ=ミナタムがオロールの街で、水不足に苦しむ村人のために泉を神からいただいた、という話があり、今回の大聖堂設置のゆえんとなっています。
 腐敗した教会を打破するためにさまざまな勢力と手を結んでいます。ですが、そのことがばれていい時期ではまだありません。ですので、ヴィフィーナ=バーゴの正体を知っている(と思う)アイン抹殺に躍起になっています。
※ 初版ルールブックのブレダ国教会組織図内に名前だけ記載されたキャラクターの設定をふくらませたNPCです。

ケニス=シデル(マテラ族/男/29歳/瞳:茶/髪:褐色/肌:浅黒/ゲスト)
ウェントス=デクストラ=アクア
体格:11/反射:14/共感:11/知性:14/希望:12
〈錬金術〉●●● 〈隠密〉●● 〈格闘〉●●● 〈回避〉●●
《芸術/陶芸》《活劇》《陶器製作》《精緻なる業》《炎の舌》《眠りの花》《鉄拳》
武器:ヘラ(〈格闘〉/S+3/AP-1/防御1)
防具:ガードローブ
HP:22 AP:12

因縁
〇ディザィア/慕情 婚約関係
◎ハインリヒ/貸し 陶器を売っている
◎オクチャスク/貸し 陶器を売っている
 ここ数年名声を獲得しつつある、陶芸家です。

イルマ=ヴィーケ(ヴァルター族/女/15歳/瞳:茶/髪:赤茶/肌:白/聖痕持ち)
アングルス=アルドール=アダマス
 ホウマー=ヴィーケの忘れ形見です。ヴィフィーナに父の死の原因の一つがあると考え 、彼女の配下のシスターに紛れ込んでいます。

ルイス=オトーニ(ワイト族/男/38歳/瞳:うぐいす色/髪:薄茶/肌:白/エキストラ)
 マンフリート商会陶器専門バイヤー

リアン=スコール(ヴァルター族/男/18歳/ゲスト/アダマス=ステラ=ステラ)
 普通の騎士並みの力量を持つ男ですが、自分に自信がないせいで大した結果を出せていません。今回は、右翼隊長に自信をつける機会として、単独調査を命じられています。 〈朱紅旗〉騎士団所属。(ルールブックより)

本記事が良かったらクリックしてください→

【関連リンク】



[最初の頁] [運営者] [お問い合せ] [掲示板]
[サイトマップ] [この頁の1行目] [本コーナーの最初]

検索

Google
 
Web tamasuna.stbbs.net(たまねぎ須永の部屋内)
www.scn-net.ne.jp(TRPG蛇行道!内)
 Google のデータベース更新のタイミングにより、実際の情報と検索結果が一致しないことがございます。ズレは約1ヶ月程度といわれております。