守ると言うことは


白昼夢
子供たちの...
親子の...









卒業文集、一回目、教師による変更指示前(抜粋)


何も変わらなかった。一生懸命やったのに、あの人はどっか行ってしまったし、海は臭いし、

僕もテレビで喋りたかった。これでいいの、海をきれいにしないの









放課後の教室での会話(一部)


あの人自殺したらしいよ、結局、海はきれいにならなくてさ。

外国行ったって聞いたけど、

何それ

ボランティア活動してるって、お母さんが言ってたよ!









ある母親の日記(抜粋)


X月X日
今後の方針を話し合い、最終的に埋め立てることに決定する。 外海との隔離状態を解除するとの話もあったが、あまりに水が汚れているために周辺の海まで汚染される可能性があるために、 この決断にいたった。
ただ、最初の予定通り、廃棄物を処理あいた後に、埋め立てられることが確認された。 また、確認作業を地元住民が行うことを決定した。


X月X日
初めて、埋め立て区域に足を下ろす。
あまりの異臭にその場を早く離れたかった。 あの青年は、この状況を見て、姿を消したのだろうか。 最近のワイドショーを見ていると、腹立たしい気持ちでいっぱいになる。
もう、この海は戻しようが無いことを再確認した。 青年がTVで言ったことは正しかったようだ。









そして


体を有していたときでも心を合わせることをできた二人は、

真に心を重ねた

何も無い空間で




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