マーラー:交響曲第6番 イ短調
Herbert von Karajan & ベルリンフィル 1977 Live
(FKM FKM-CDR193)
(SARDANA SACD228/9) |
1977年8月27日のザルツブルグ音楽祭でのライヴ録音。
FKM盤(図5)とSARDANA盤(図6)の2種のCD-Rが発売されている。
音質については、両盤の差は、ほとんど感じられない。
ライブ特有の熱気と勢いがある演奏。
第1楽章の冒頭でトランペットが裏返るなどのミスもあるが、全般にわたってオケの技術の高さが感じられる。
特にアンサンブルの美しさは特筆もの。
しかし、「耳に心地よい」域を出ず、なぜか心の奥底まで響いて来ない。
これは、演奏に溜めや粘りが少ないために情感が伝わって来ないことにもよるが、根本的な原因としては、目指しているのが「演奏の美しさ」にあるためではないだろうか。
指揮者の独自のスタイルは、「作曲者の意図の理解・共感」→「楽譜の分析・解釈」→「演奏の組み立て・表現」のステップを踏み、かつ、これを繰り返して、練り上げられるものだと思われる。このマラ6でのカラヤンについては、「作曲者の意図の理解・共感」への関心が薄く、演奏の美しさに力点を置いているように思えてならない。
演奏時間(FKM盤)は、つぎの通り。
| 1楽章 |
2楽章 |
3楽章 |
4楽章 |
合計 |
| 16:34 |
12:38 |
16:07 |
29:31 |
74:50 |
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| 図5 |
| (FKM FKM-CDR193) |
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| 図6 |
| (SARDANA SACD228/9) |
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